2012年3月30日(金)
運動不足と毛細血管との関係~健康運動についての一案~
春です。
北海道の長い寒い冬が、ようやく、やっと、やっと終わりました。
寒冷地では、冬の運動不足を抱えたまま春をスタートさせなければならない状態が毎年繰り返すこの時期は、体に急に大きな負担をかけず、徐々に運動をはじめることが大切です。
今回のキーワードは、毛細血管を育てましょう!です。
??な感じでしょうが、健康運動について、ちょっと違う目線から書かせていただきます。
人体には三つ、血液の通り道があります。
大動脈血管、静脈血管、そして毛細血管です。
大動脈と静脈の数は極端に増えたり減ったりはしません。
しかし毛細血管は、増えたり減ったりもします。
例えば骨折などでギプスを巻いて放置すると、関節や筋肉の活動が制限されますので、血流量が減り数週間で筋肉量とともに毛細血管も激減します。
ギプス除去後のリハビリは、単純に機能面を回復させるだけではなく、温めたりマッサージを加え刺激を与えて、血流を促進して激減した筋肉量や毛細血管を育てる意味も含まれます。
また、スポーツ選手と運動をしない方とを比較しても、動脈や静脈に大きな差はないものの、毛細血管の量は、スポーツ選手のほうが数倍多いのです。
筋肉を使い動かす事により毛細血管も発達、同時に動脈や静脈への血液循環量も増える結果は筋繊維の肥大、そして大きなパワーを発揮するのです。
ここで注意したいのは、筋トレは、筋肉内の血流量を増加させてから、行うことです。
日々運動をする人は短時間の準備体操の後、トレーニングを開始できますが、運動習慣のない方は、中長期間的に前準備をコツコツと行ってから、筋トレをしましょう。
近年の研究では、血管系を良好に保つための栄養血管が毛細血管から出ている事が判明。大切な動脈や静脈に大きな負担をかけてしまわないように、毛細血管を育て、増やすことが、重要です。
毛細血管は、そのままの形では血球が通過しづらいほど細く、筋肉運動などの刺激により、やっと通過できるほどです。
その発想からなのか、日本では古くから様々な健康体操が発案されてきました。
中でも有名なのが、西式体操方法です。
一昔前、金魚運動でブームにもなりましたが、西式体操方法の代表するもう一つの運動が細管運動です。
毛細血管の目詰まりを取り除き、血流を改善する方法です。ご自宅でも簡単に実践できる方法ですので、是非お試しください。(方法をお知りになりたい方は当整骨院、院長に聞いてみてください。)
他に、毛細血管を育てる方法としては、軽度な運動や、ストレッチなどの体操でも効果はあります。筋収縮を与えれれば、大きな負荷をかけなくても可能です。
その他、最近では保健施設でも導入され、当整骨院にも評価のために設置しています、毛細血管の血流量を測定して血管年齢を示す加速度脈波計があります。
とりあえず春は、無理をせず、体調管理をして初夏には最大限の活動ができるように今から備えましょう。
北海道の長い寒い冬が、ようやく、やっと、やっと終わりました。
寒冷地では、冬の運動不足を抱えたまま春をスタートさせなければならない状態が毎年繰り返すこの時期は、体に急に大きな負担をかけず、徐々に運動をはじめることが大切です。
今回のキーワードは、毛細血管を育てましょう!です。
??な感じでしょうが、健康運動について、ちょっと違う目線から書かせていただきます。
人体には三つ、血液の通り道があります。
大動脈血管、静脈血管、そして毛細血管です。
大動脈と静脈の数は極端に増えたり減ったりはしません。
しかし毛細血管は、増えたり減ったりもします。
例えば骨折などでギプスを巻いて放置すると、関節や筋肉の活動が制限されますので、血流量が減り数週間で筋肉量とともに毛細血管も激減します。
ギプス除去後のリハビリは、単純に機能面を回復させるだけではなく、温めたりマッサージを加え刺激を与えて、血流を促進して激減した筋肉量や毛細血管を育てる意味も含まれます。
また、スポーツ選手と運動をしない方とを比較しても、動脈や静脈に大きな差はないものの、毛細血管の量は、スポーツ選手のほうが数倍多いのです。
筋肉を使い動かす事により毛細血管も発達、同時に動脈や静脈への血液循環量も増える結果は筋繊維の肥大、そして大きなパワーを発揮するのです。
ここで注意したいのは、筋トレは、筋肉内の血流量を増加させてから、行うことです。
日々運動をする人は短時間の準備体操の後、トレーニングを開始できますが、運動習慣のない方は、中長期間的に前準備をコツコツと行ってから、筋トレをしましょう。
近年の研究では、血管系を良好に保つための栄養血管が毛細血管から出ている事が判明。大切な動脈や静脈に大きな負担をかけてしまわないように、毛細血管を育て、増やすことが、重要です。
毛細血管は、そのままの形では血球が通過しづらいほど細く、筋肉運動などの刺激により、やっと通過できるほどです。
その発想からなのか、日本では古くから様々な健康体操が発案されてきました。
中でも有名なのが、西式体操方法です。
一昔前、金魚運動でブームにもなりましたが、西式体操方法の代表するもう一つの運動が細管運動です。
毛細血管の目詰まりを取り除き、血流を改善する方法です。ご自宅でも簡単に実践できる方法ですので、是非お試しください。(方法をお知りになりたい方は当整骨院、院長に聞いてみてください。)
他に、毛細血管を育てる方法としては、軽度な運動や、ストレッチなどの体操でも効果はあります。筋収縮を与えれれば、大きな負荷をかけなくても可能です。
その他、最近では保健施設でも導入され、当整骨院にも評価のために設置しています、毛細血管の血流量を測定して血管年齢を示す加速度脈波計があります。
とりあえず春は、無理をせず、体調管理をして初夏には最大限の活動ができるように今から備えましょう。
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