2008年7月29日(火)
高気圧酸素はドーピングか?②
高気圧酸素について×34
先月、話題になった酸素摂取の方法で、これはドーピングになるのか?の問題について。
ドーピングはなぜ問題なのか:以下の3点に要約されると考える
①健康を害する副作用を危惧する
②薬物の作用が成績に直接関与する
③客観的に監視チェックが可能で、客観的規制統一が実施可能
健康用具としてのHBA処置は上記3条件にたいしていかなる位置づけになるかの見解 。副作用としては耳痛と酸化毒性が危惧される。
耳痛は耳抜き指導で回避可能である。
酸化毒性はHBOでは問題であるが、HBAでは逆に軽減される。
HBAによる「酸素供給効率上昇に基因する」という直接効果の科学的実証はない。(現在、研究中である)
ほかの要因(圧効果、ストレス環境からの回避によるリズミカルな疲労回復)による効果も重要
客観的簡易監視チェックの方法論は欠如していて実施不能。
動脈血液中酸素分圧上昇は誤差範囲
現在、圧力による酸素摂取方法は、単純に気圧だけを与える方法(HBA)と高圧で純酸素を供給する方法(HBO)方式と大きくわけて二つの方法があります。
HBA (加圧式装置)使用圧力4psl以下(1.0to1.3)
一般的に普及している機器でオアシスO2が代表的商品
HBO 救急用高圧酸素治療 純酸素を供給する医療機関ではこの種類を使用
2~3気圧 (厚生労働省管轄で一部保険適用)
現在各関係機関より、JOCに対して曖昧な対応を指摘する抗議文を提出しており、今後の対応を求めている最中ですが、北京オリンピックには間に合いそうもないようです。
あと10日ほどでオリンピックは開幕しますが、日本の多くの選手はHBAを使用していました。今回の酸素摂取問題が日本選手の成績に影響しない事を願うばかりです。
ドーピングはなぜ問題なのか:以下の3点に要約されると考える
①健康を害する副作用を危惧する
②薬物の作用が成績に直接関与する
③客観的に監視チェックが可能で、客観的規制統一が実施可能
健康用具としてのHBA処置は上記3条件にたいしていかなる位置づけになるかの見解 。副作用としては耳痛と酸化毒性が危惧される。
耳痛は耳抜き指導で回避可能である。
酸化毒性はHBOでは問題であるが、HBAでは逆に軽減される。
HBAによる「酸素供給効率上昇に基因する」という直接効果の科学的実証はない。(現在、研究中である)
ほかの要因(圧効果、ストレス環境からの回避によるリズミカルな疲労回復)による効果も重要
客観的簡易監視チェックの方法論は欠如していて実施不能。
動脈血液中酸素分圧上昇は誤差範囲
現在、圧力による酸素摂取方法は、単純に気圧だけを与える方法(HBA)と高圧で純酸素を供給する方法(HBO)方式と大きくわけて二つの方法があります。
HBA (加圧式装置)使用圧力4psl以下(1.0to1.3)
一般的に普及している機器でオアシスO2が代表的商品
HBO 救急用高圧酸素治療 純酸素を供給する医療機関ではこの種類を使用
2~3気圧 (厚生労働省管轄で一部保険適用)
現在各関係機関より、JOCに対して曖昧な対応を指摘する抗議文を提出しており、今後の対応を求めている最中ですが、北京オリンピックには間に合いそうもないようです。
あと10日ほどでオリンピックは開幕しますが、日本の多くの選手はHBAを使用していました。今回の酸素摂取問題が日本選手の成績に影響しない事を願うばかりです。
コメント(0件) | コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます |
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています
ユーザー登録すると?
- ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
- 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。