2013年11月10日(日)
頑張れ!白石君!世界目指して!
プライベート×20
十勝毎日新聞 平成25年11月6日記事より
全日本モトクロス選手権(日本モーターサイクルスポーツ協会主催)の上から2番目の「IA2」クラスに参戦する帯広市出身の白石翔也(21)=白樺学園高卒、Y’sレーシング、ヤマハYZ250F=が帰帯し、けがで不本意な結果に終わったシーズンを振り返るとともに、来季の活躍を誓った。
白石は2007年の帯一中3年時にIB(国際B級)に昇格。同年7月に全日本で最年少ポイント獲得者となった。11年にIA(同A級)に昇格、高校卒業と同時に同選手権に本格参戦している。
11年シーズンは国内トップライダーの成田亮(あきら)が率いるチームに所属。「日本で一番速い人から教わることは多かった」という。ただ、シーズン途中で、チームが白石の慣れ親しんだヤマハのマシンからホンダに切り替えるのを機にチームを離れた。
12年シーズンは個人で参戦し、シリーズ30位に入った。個人としては善戦したものの、「メカニックはいたが、バイクのセッティングなど大変なことが多かった」と限界も感じた。
今年は宮城県石巻市にある現チームに入り、「今シーズンこそは」と思っていた矢先の1月、練習中に転倒し、大腿(だいたい)骨や手首、鎖骨、肩甲骨を骨折した。過去に経験したことのない大けがだった。
懸命のリハビリで5月からバイクに乗れるようになり、6月の第5戦から復帰。最終戦(第9戦)まで出場したが、結果は予選通過が第6戦のみ、決勝でもスタート直後に転倒リタイアと惨たんたる内容だった。「最後までけがの影響が残り、恐怖心も拭いきれなかった」と振り返る。
チーム内でトップのクラスで参戦する白石は、「来シーズンは結果を残すしかない」と自覚。「オフのうちにトレーニングを積み、バイクに乗り込んでいきたい」と話し、「本場の米国で活躍したいという夢は今もまったく変わっていない」と力強く語る。
白石が帰帯した理由の一つが、片平整骨院(帯広市東2南16、片平信彦院長)が10月に道内で初めて導入した高圧酸素療養装置。
高圧酸素セラピーは、気圧を高めて酸素を体の隅々まで行き渡らせることで、疲労回復やリラックス効果などが期待できるという。国内外で多くの有名スポーツ選手が利用している。
同院では2006年に導入した1人用のカプセル型に替え、同時に4人まで入れるルーム型を設置した。呼吸で出る二酸化炭素を効率よく装置外に排出することができ、より高い効果が期待できるという。
問い合わせは同院(0155・21・0717)へ。
全日本モトクロス選手権(日本モーターサイクルスポーツ協会主催)の上から2番目の「IA2」クラスに参戦する帯広市出身の白石翔也(21)=白樺学園高卒、Y’sレーシング、ヤマハYZ250F=が帰帯し、けがで不本意な結果に終わったシーズンを振り返るとともに、来季の活躍を誓った。
白石は2007年の帯一中3年時にIB(国際B級)に昇格。同年7月に全日本で最年少ポイント獲得者となった。11年にIA(同A級)に昇格、高校卒業と同時に同選手権に本格参戦している。
11年シーズンは国内トップライダーの成田亮(あきら)が率いるチームに所属。「日本で一番速い人から教わることは多かった」という。ただ、シーズン途中で、チームが白石の慣れ親しんだヤマハのマシンからホンダに切り替えるのを機にチームを離れた。
12年シーズンは個人で参戦し、シリーズ30位に入った。個人としては善戦したものの、「メカニックはいたが、バイクのセッティングなど大変なことが多かった」と限界も感じた。
今年は宮城県石巻市にある現チームに入り、「今シーズンこそは」と思っていた矢先の1月、練習中に転倒し、大腿(だいたい)骨や手首、鎖骨、肩甲骨を骨折した。過去に経験したことのない大けがだった。
懸命のリハビリで5月からバイクに乗れるようになり、6月の第5戦から復帰。最終戦(第9戦)まで出場したが、結果は予選通過が第6戦のみ、決勝でもスタート直後に転倒リタイアと惨たんたる内容だった。「最後までけがの影響が残り、恐怖心も拭いきれなかった」と振り返る。
チーム内でトップのクラスで参戦する白石は、「来シーズンは結果を残すしかない」と自覚。「オフのうちにトレーニングを積み、バイクに乗り込んでいきたい」と話し、「本場の米国で活躍したいという夢は今もまったく変わっていない」と力強く語る。
白石が帰帯した理由の一つが、片平整骨院(帯広市東2南16、片平信彦院長)が10月に道内で初めて導入した高圧酸素療養装置。
高圧酸素セラピーは、気圧を高めて酸素を体の隅々まで行き渡らせることで、疲労回復やリラックス効果などが期待できるという。国内外で多くの有名スポーツ選手が利用している。
同院では2006年に導入した1人用のカプセル型に替え、同時に4人まで入れるルーム型を設置した。呼吸で出る二酸化炭素を効率よく装置外に排出することができ、より高い効果が期待できるという。
問い合わせは同院(0155・21・0717)へ。
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