2017年10月8日(日)
腰痛と肩こり・体がゆがんでる?
お寄せいただいたご相談を掲載します。
※尚、掲載についてご相談者様の了解を得ています。
Q 20代・男性・十勝
仕事柄パソコンを使う日々が続き慢性的な腰痛と肩こりがあります。
その合間で社会人サッカーにも参加していますが最近練習時の首と腰の痛みが激しく、思い通りの動きができません。
病院に行きレントゲンをとると腰の骨の隙間が狭くなってきているから痛むとの事で痛み止めと湿布を出してもらいました。
しかし痛みは出ます。
カイロと整体にも行きましたが、歪みを調整?するとの事で、何度か通院しました。でも、痛いです。どうしたらいいか困ってます。
A ご相談有難うございます。
まず、お体の状態を確認しなければ詳細は語れませんが、お話を聞く限り
痛む原因や要素を私は次のようなストーリーを考えます。
サッカーは学生のころから続けている事と思います。
学生の頃は、多少の無理を重ねても難なく続けきたと思いますが、問題は社会人になって生活環境が変化し、運動量も減少してきたこと、その状態をもってトレーニングを積み重ねてきた事で、筋疲労から筋肉系と関節系の損傷を発症。
現在のその痛みの発生原因はサッカーの練習にあると考えますが、学生のころから日々運動をして調子を整えてきたお体を社会人になりパソコン業務等で極端に運動時間を奪われ、良好であった筋肉も硬くなり、慢性的な肩こりに加え、背中も丸くなり伸びなくなってきているのではないでしょうか?その上で、腰痛も発症してしまったのでしょうと推測します。
また痛む所は、レントゲン画像で指摘されたポイントが、痛いのであれば、診断通りと思われますが、おそらく背骨の左右広範囲、又は片側の筋肉に痛みが大きいのではないのでしょうか。
また関節の間が狭くなっているとの事ですが、器質的変化(物体の形が変化して元に戻らない状態)がなければ、周囲の筋肉の硬さにより関節が圧迫されているかもしれませんので、関節に対してのアプローチではなく、周囲の筋肉を緩めるアプローチが自然かと考えます。
また歪みの問題は、我々脊椎動物であるいじょうは必ず歪ませながら体をうまく動かしています。カイロや整体で指摘する歪みの問題は、許容範囲を超えた歪みを指摘しているのかが不明ですが、私はこう考えます。
歪みは、他力では治りません。整っても一時的です。歪みはその人の動きの癖に習って定着します。例えば長年膝が痛くてかばいながら歩いた結果、歪みがあるとしたら、歪みを考えるよりも膝の治療が先になります。
また、お仕事の長時間パソコン業務を考えると、右利きであれば、右前方変異(右にねじれる)になり、歪みます。
しかしこれは、その習慣で歪むものですので、それを理解した上、日々のストレッチなどを適切に行えば改善できます。他力は必要ないと考えます。
場合によっては治療行為を含む腰痛、肩こりなどの症状は医療機関以外で行う調整や矯正などでと安易に考えず、治療を受けなければならない部分は治療をして回復させることが先決です。
※尚、掲載についてご相談者様の了解を得ています。
Q 20代・男性・十勝
仕事柄パソコンを使う日々が続き慢性的な腰痛と肩こりがあります。
その合間で社会人サッカーにも参加していますが最近練習時の首と腰の痛みが激しく、思い通りの動きができません。
病院に行きレントゲンをとると腰の骨の隙間が狭くなってきているから痛むとの事で痛み止めと湿布を出してもらいました。
しかし痛みは出ます。
カイロと整体にも行きましたが、歪みを調整?するとの事で、何度か通院しました。でも、痛いです。どうしたらいいか困ってます。
A ご相談有難うございます。
まず、お体の状態を確認しなければ詳細は語れませんが、お話を聞く限り
痛む原因や要素を私は次のようなストーリーを考えます。
サッカーは学生のころから続けている事と思います。
学生の頃は、多少の無理を重ねても難なく続けきたと思いますが、問題は社会人になって生活環境が変化し、運動量も減少してきたこと、その状態をもってトレーニングを積み重ねてきた事で、筋疲労から筋肉系と関節系の損傷を発症。
現在のその痛みの発生原因はサッカーの練習にあると考えますが、学生のころから日々運動をして調子を整えてきたお体を社会人になりパソコン業務等で極端に運動時間を奪われ、良好であった筋肉も硬くなり、慢性的な肩こりに加え、背中も丸くなり伸びなくなってきているのではないでしょうか?その上で、腰痛も発症してしまったのでしょうと推測します。
また痛む所は、レントゲン画像で指摘されたポイントが、痛いのであれば、診断通りと思われますが、おそらく背骨の左右広範囲、又は片側の筋肉に痛みが大きいのではないのでしょうか。
また関節の間が狭くなっているとの事ですが、器質的変化(物体の形が変化して元に戻らない状態)がなければ、周囲の筋肉の硬さにより関節が圧迫されているかもしれませんので、関節に対してのアプローチではなく、周囲の筋肉を緩めるアプローチが自然かと考えます。
また歪みの問題は、我々脊椎動物であるいじょうは必ず歪ませながら体をうまく動かしています。カイロや整体で指摘する歪みの問題は、許容範囲を超えた歪みを指摘しているのかが不明ですが、私はこう考えます。
歪みは、他力では治りません。整っても一時的です。歪みはその人の動きの癖に習って定着します。例えば長年膝が痛くてかばいながら歩いた結果、歪みがあるとしたら、歪みを考えるよりも膝の治療が先になります。
また、お仕事の長時間パソコン業務を考えると、右利きであれば、右前方変異(右にねじれる)になり、歪みます。
しかしこれは、その習慣で歪むものですので、それを理解した上、日々のストレッチなどを適切に行えば改善できます。他力は必要ないと考えます。
場合によっては治療行為を含む腰痛、肩こりなどの症状は医療機関以外で行う調整や矯正などでと安易に考えず、治療を受けなければならない部分は治療をして回復させることが先決です。
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