十勝毎日新聞　平成25年11月6日記事より

全日本モトクロス選手権（日本モーターサイクルスポーツ協会主催）の上から２番目の「ＩＡ２」クラスに参戦する帯広市出身の白石翔也（２１）＝白樺学園高卒、Ｙ’ｓレーシング、ヤマハＹＺ２５０Ｆ＝が帰帯し、けがで不本意な結果に終わったシーズンを振り返るとともに、来季の活躍を誓った。

　白石は２００７年の帯一中３年時にＩＢ（国際Ｂ級）に昇格。同年７月に全日本で最年少ポイント獲得者となった。１１年にＩＡ（同Ａ級）に昇格、高校卒業と同時に同選手権に本格参戦している。

　１１年シーズンは国内トップライダーの成田亮（あきら）が率いるチームに所属。「日本で一番速い人から教わることは多かった」という。ただ、シーズン途中で、チームが白石の慣れ親しんだヤマハのマシンからホンダに切り替えるのを機にチームを離れた。

　１２年シーズンは個人で参戦し、シリーズ３０位に入った。個人としては善戦したものの、「メカニックはいたが、バイクのセッティングなど大変なことが多かった」と限界も感じた。

　今年は宮城県石巻市にある現チームに入り、「今シーズンこそは」と思っていた矢先の１月、練習中に転倒し、大腿（だいたい）骨や手首、鎖骨、肩甲骨を骨折した。過去に経験したことのない大けがだった。

　懸命のリハビリで５月からバイクに乗れるようになり、６月の第５戦から復帰。最終戦（第９戦）まで出場したが、結果は予選通過が第６戦のみ、決勝でもスタート直後に転倒リタイアと惨たんたる内容だった。「最後までけがの影響が残り、恐怖心も拭いきれなかった」と振り返る。

　チーム内でトップのクラスで参戦する白石は、「来シーズンは結果を残すしかない」と自覚。「オフのうちにトレーニングを積み、バイクに乗り込んでいきたい」と話し、「本場の米国で活躍したいという夢は今もまったく変わっていない」と力強く語る。

　白石が帰帯した理由の一つが、片平整骨院（帯広市東２南１６、片平信彦院長）が１０月に道内で初めて導入した高圧酸素療養装置。

　高圧酸素セラピーは、気圧を高めて酸素を体の隅々まで行き渡らせることで、疲労回復やリラックス効果などが期待できるという。国内外で多くの有名スポーツ選手が利用している。

　同院では２００６年に導入した１人用のカプセル型に替え、同時に４人まで入れるルーム型を設置した。呼吸で出る二酸化炭素を効率よく装置外に排出することができ、より高い効果が期待できるという。

　問い合わせは同院（０１５５・２１・０７１７）へ。

人体が取り込む酸素には二種類二通りがあります。

一つ目は基本的な呼吸によって得られる酸素の結合型酸素で全体の約96%～99%を補います。結合型酸素は赤血球のヘモグロビンと結合して全身を巡りますので、ヘモグロビン数を超えた酸素は供給できません(ヘモ1個に酸素が最大4個結合)。

意識不明の重体や呼吸器系の疾患などにより入院した場合、よく指先に画像のような機器を装着しますが、これで結合型酸素の量を測定して観察します。万が一、通常の数値より3～5%又は90%を下回る場合は、高濃度濃縮酸素(酸素ボンベ)による救急処置が施されます。

数年前に流行り一般販売された酸素缶や酸素バーでの酸素濃縮器による吸引は、どちらも呼吸から酸素を得てヘモグロビンと結びつく酸素であるため健常者にとっては、あまり必要としない物でありながらも気分や頭がスッキリするなどでブームになりました。
二つ目の酸素は溶解型酸素です。溶解型は全体の約4%前後～を補いますが通常の生活ではなかなか体内に取り込めません。高気圧酸素内の高気圧環境下では圧縮することによりヘンリーの法則によって酸素がガス化されて全身に溶け込みやすくなるため、毛細血管や細胞の隅々まで酸素が行き届きます。

カプセル型の高気圧酸素やO2-ROOMは、この溶解型酸素を増やすことが目的です。

高気圧酸素O2-ROOMの特徴

①健常者にとって完全に副作用を否定できない高濃度の酸素吸入、そのため高濃度濃縮機器による酸素供給は行いません。

②従来のカプセル型では不完全だった呼気による二酸化炭素の処理が万全になりました。

③従来のカプセル型の狭い暑いなどリラクゼーションの要素を半減させる欠点を完全にカバーしました。

④一人から四人まで同時に利用できます。

⑤圧力による耳の痛みを大幅に軽減しました。

20日と21日、2日間かけて設置完了しました。
本日より高気圧酸素Ｏ２ＲＯＯＭ予約を開始します。

基本60分一部屋2800円。

お得な回数券あり。
1名～4名様が同時に使う事ができます。

冷暖房完備、テレビ、ＤＶＤプレヤー設置

北海道初上陸の大型高気圧酸素ＲＯＯＭを是非体験ください。

◆～時代は、ソフト・ハードカプセル型から、未来はルーム型に進化、そのまた未来は自宅の一室や施設へと進化を遂げる！？～

数多く種類のある高気圧酸素機器の中から国内技術を結集した最高水準を誇る機器、その機器を製造する会社は静岡県内にあります。静岡県は古くからの国内屈指の貿易港であり、造船業も盛んな地域です。
その造船溶接技術と、貿易が発達した地域の特質性から、輸入製品の加工技術も発達。その中で現在も多くの輸入にたよる高級羽毛。

羽毛加工は軽量過ぎる素材ゆえに、その取り扱は大変困難を極めました。洗浄した羽毛を乾燥させて、吹けば軽く舞い上がってしまう羽毛を無風状態のタンク内の圧力変化で高圧タンクから低圧タンクへと瞬時に移動させる技術応用は、正に現代の高気圧酸素カプセルの原点でもあります。

何度もくり返す十数ｔからの内圧力に耐える強靭なボディ、安全性と清潔感、そして今までにない広い自由空間を誇る高気圧酸素ルームを製造する㈱スリーピングハウス社は、これらの製造技術を応用して高気圧酸素と低酸素（高地トレーニング）の気圧変化を取り入れた2ＷＡＹ機器の製造を国内で初めて成功。

そして、㈱スリーピングハウスもう一つの特徴として地震や津波と未曾有勇の自然災害が多発する日本国でありながら、簡易非難設備が他国よりも普及が遅れている現状に着目。地震や津波にも耐える簡易避難用シェルターの製造にも力を注いでいます。

今回導入する高気圧酸素は天野社長イチ押しの自信作！その名もＯ2ＲＯＯＭ。

製品の説明や設置準備のために、遠く静岡から何度も帯広を訪ねて頂いた熱意により、北海道の何処よりも早くここ十勝帯広で初導入が決定しました。

本機器の特徴は同時に最大4名様の利用が可能であり、天井までの高さも1900㎝、高気圧酸素室内では自由に過ごすことができることから1～2名で利用される場合は室内でのストレッチや有酸素運動による加圧トレーニングが可能です。

国内において高気圧酸素内の運動効果については、あまり知られてはいない、あらたな分野ですが、運動効果を高め、遅延性の筋疲労も軽減。試合前のスポーツ選手にとっては、コンディショニングを整える調整運動の利用やリハビリに最適だと思われます。

そして従来の横になり寝て過ごすしかなかったカプセル型との大きな違いは、空間が拡がることにより閉塞感、耳が痛い、狭苦しい、暑いなどのリラクゼーションの要素を半減させるストレスが軽減できることです。

冷暖房完備、テレビ設置、ゆっくりくつろぐマイルーム感覚でお使い頂けますので、ご家族やお友達をお誘いの上、高気圧酸素Ｏ2ルームを是非ご利用ください。

10月22日からお使い頂けるように現在急ピッチで準備を進めています。今暫くお待ちください。お願い致します。

※当院が発行する高気圧酸素オアシスＯ２の回数券をお持ちの方は、新機種導入後も引続き回数分をお使い頂けます。

また、ご愛用感謝キャンペーンとして現在オアシスＯ２の回数券（黄色）をお持ちの方があらたに新機種の回数券をご購入される場合は、無料券一枚をプレゼントさせていただきます。（平成25年12月25日まで）

基本料金60分一室1～4名様2800円
その他、回数券、学生割引あり
　　　　　　　　　　　　　　
ウェルネスケア片平整骨院　片平信彦

体調の変化、高気圧と低気圧

台風など低気圧が近づく前後は、古傷が痛む、体調がパッとしない、体が重いなど、逆に天気の日は気持ちも体も軽くなる。健康体であればあるほど、これら些細な自然現象は感じにくいものですが確実に高気圧と低気圧の影響は健康面に現れるのです。
また気圧変動は季節の変化にも大きく関係します。古来より地球上に生きる生物は気候の変化を肌で感じて生きのびてきました。

気圧

水にもぐったときに水圧がかかるように、大気にも大気圧があります。この大気の重さによる地表面にかかる圧力のことを気圧と呼びます。気圧の単位はhPa（ヘクトパスカル）を用いて表します。

日本周辺の1気圧平均は約1013hpaです。今日のような大型台風の時は、中心気圧が930～980hpaになります。たかだが平均気圧を5～10％低下しただけで、様々な体調不良や暴風などの気候変動は皆さんが実感するとおりであり、逆に1気圧の環境から1.3気圧（1317hpa）の空間に身体を置くことは、かなりの変化をもたらす事で理解していただけると思います。また水面は1気圧であり、1Ｍ潜ると0.1気圧上昇、1.3気圧は、水深3Ｍです。

こんな日は、高気圧酸素でリフレッシュするのもいいかもしれません。