201199(金)

痛みの治療にスーパーライザー(東京医研製)


痛みの治療にスーパーライザー(東京医研製)

低出力レーザー治療器開発の中で誕生した『スーパーライザー』は、光の中で最も深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射することを可能にした初めての光線治療器です。
直線偏光近赤外線を全身の痛むところに照射することで血流を増加させ、暖かみを感じさせながら痛みを和らげる・皮膚などの組織の活性を助けるなど適用は広範囲にわたり効果も多くあります。

 低出力レベルレーザーとの違いは、スーパーライザーの方が多波長で、出力が高く、しかも生体深達度の高い波長帯で中等度の線量になるため、表皮・真皮を透過して皮下脂肪に達します。

 医科領域では国内外合わせて1万を越える施設で利用され、全国の大学病院を中心に麻酔科 (ペインクリニック)、整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、整骨院、鍼灸院などで幅広く利用され、いま医療現場で大きな注目を集めています。

【スーパーライザーの主な各科での適応症】

●炎症性の痛み、外傷(急性期を過ぎたもの)
捻挫、骨折、腱鞘炎、深部の靭帯の損傷からくる痛みや筋のスパスムの鎮静、慢性疼痛

●関節炎およびリウマチ
リウマチ性関節炎、肩関節周囲炎、関節水腫

●皮膚疾患
慢性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、湿疹、蓐瘡、皮膚潰瘍、帯状疱疹

●口腔外科領域
顎関節症、咀嚼筋症候群

●その他
レイノー病、脳卒中後肩手症候群、頚肩腕症候群、ムチウチ、筋緊張性頭痛、肩凝り、膝関節症、円形脱毛症、突発性難聴、顔面麻痺、帯状疱疹後神経痛、自律神経疾患など


 片平整骨院では、2010年より導入。
捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼の治療に役立ててます



2011820(土)

ミネラル補給は「吸収」がカギ


ミネラル補給は「吸収」がカギ

栄養バランスは日々の食事からが基本ですが、どうしても不足気味になるのはミネラルです。
ミネラル補給が思ったより簡単にいかないのは、ミネラル自体が身体に吸収されにくいことも大きな原因のひとつでしょう。
例えば、カルシウムの場合、吸収率は牛乳で約50%、小魚で約30%、ほうれん草で約10%、鉄分も吸収が良いとされるレバーでさえ約20%ほどです。

加工食品が多い現代食では摂っているようで意外と摂れていないミネラル。
そんな現代の食事情の中で効率よくミネラルを摂り入れる方法は吸収率アップがカギを握ると思います。

市販される健康食品を上手に利用することも賢い選択です。
健康食品の中には予め数種類のミネラルがバランスよく入っているものやミネラルの吸収率をアップする製法のものが数多く市販されていますが、ご紹介するミネラル溶液「岩の力」は吸収のよさとミネラルバランスの両方を兼ね備えた健康食品です。

含有ミネラルが優れていると言われる福島県阿武隈山系の花崗岩(花こう斑岩)を特殊な技術で溶解して水に溶けにくいとされる数多くの微量ミネラル(鉄、銅、バナジウム、など)をそのまま抽出しています。

どんなに有効な成分を含んでいても人体に吸収されなければ無駄になってしまいます。
イオン化されたものは口腔内に含まれた直後から舌下による吸収がはじまります。
カプセルなどのように、飲み込んで胃袋で溶かすステップが不要なので吸収も早いと言えます。
また、通常食物は飲み込んだ後、胃酸と酵素、そして物理的な蠕動運動を受けて液体となり、腸へ送られ吸収工程へと進みますが、イオン化されたものは、早く高いと言えます。

このミネラル溶液「岩の力」を、日々の食事と一緒に効率よく摂り入れてみませんか?
お問い合わせは、当整骨院へ。

*イオン化
イオン化とは、元素が分子状態(これいじょう小さくできない状態)で水に溶けて電荷を持ち活性化した状態



2011814(日)

ケガをした時の練習は?どんな事をしたらいいのでしょうか


他からもよく受ける質問です。

ケガの程度の問題もありますが、ガイドラインとして説明させていただきます。

基本的に練習は続けてください。

ただし、練習内容やメニューに大幅な変更はあります。

ケガをすると、安静にしなければならない期間があります。
特に急性症状の場合は運動を禁止される事も多いのですが、そもそもこの安静とは、どんな状態なのでしょうか。

イメージとしては、動くな、寝てなさい、静かにしていなさい・・・などですが、極論過ぎて間違いです。

ケガに関する安静とは、ケガをした部分に日常生活以上の刺激や負荷をかけないことであり、残る90%以上の健康体についも安静を求めている訳ではありません。

身体、数%部分のケガに対し、90%以上の健康な運動機能を衰えさせてしまう事は、競技への復帰やケガの回復をも遅くします。

*練習の方法やトレーニングの実践には、ケガに関する専門知識(整骨院・整形外科)が必要です。

★復帰への豆知識★

①受診先とよく話をして目標を立てること。
その目標に向けて治療とリハビリを行う。
この目標が曖昧だと、焦りと不安が強くなり心理的葛藤の末、早すぎる復帰により、再度ケガを負うことになります。

②監督と受診先、選手との三角関係を密にすること。
とかく治療とは患者と治療者、双方の関係になりがちですが、スポーツ選手への治療には指導者の理解も重要です。

③ストレッチの強化
ケガをして練習に参加できなくても、動ける身体を保つためにはストレッチは重要です。
1年365日365回の練習をしても、ストレッチはその二倍、三倍を行います。(スポーツ実践における黄金比率)



2011812(金)

柔道整復師(整骨・接骨。ほねつぎ)の歴史②年表


柔道整復師(整骨・接骨。ほねつぎ)の歴史②年表

柔道整復師は、接骨、整骨、ほねつぎと呼ばれ筋、骨に至る捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼などの施術者として永い歴史を持って今日に至る。
接骨の歴史は、中世末期戦乱時代の武道にある。
武道には殺法と活法があり、その両道を極めた者が名人・達人と言われる人であった。
殺法は、武道戦術等の技となり現代スポーツにおいても攻撃の手段として残る。
一方、活法は、仮死者に施す救急法や骨折、脱臼などの手当て治療などが含まれて現代医療の柔道整復術として残る。

江戸時代
1720年
八代将軍吉宗の洋書禁制の緩和より東洋医学との交流も深まり、整骨術にあらたな流派が出現、独自の歩みをはじめた。

明治
明治7年(1874)
医制改革が行われ、接骨業・入歯口中療治(現:歯科医療)が規制の対象となる。
明治18年(1885)
入歯口中療治も同じく廃止されるが、全国の有志を集め、学校制度を設立し立法化によって専門医、歯科医師としての確立をみた。
明治27年(1894)
太政官令により従来の接骨業は廃止となる。
明治45年(1912)
有志による接骨術復活のための公認運動が始まる。

大正
大正3(1914)
柔道整復術公認に関する請願書を議会に提出。あん摩術営業取締規制を改正する内務省令により、柔道整復術として公認される。
大正9(1920)
内務省令の按摩術営業取締規制の改正で柔道整復術としての身分が確定。
大正9(1920)10月
第一回柔道整復師試験が東京警視庁で開催される。

昭和
昭和13年(1938)
従来の按摩術営業取締規制から分離独立するための単行法制定運動が始まる

昭和22年(1947)
戦争終結後、新憲法発布で、それまでの各省令は失効することになり、独立した柔道整復師営業取締規則も廃止となる。

昭和22年(1947)12月
一松厚生大臣、小野厚生委員長両者の特別な協力を仰ぎGHQの了解を得たものが、あん摩、はり、きゅう、柔道整復師法であり、12月20日制定公布された。

昭和42年(1967)
柔道整復師永年にわたる宿願であった単行法は定例総会において単行法請願運動により決議された。

昭和43年
小沢辰男氏の趣旨説明によって審議され満場一致で賛成、4月24日自民党総務会において賛成。

昭和45年(1970)3月17日
衆議院を無事通過して3月31日、参議院社会労働委員会を通過、同日夜に本会議に上程され佐野委員長の提出理由説明、全会一致で可決。

昭和45年(1970)7月23日
医発第858号をもって厚生省医務局長名で各都道府県知事に通知を発した
柔道整復師法施行令

昭和63年(1988)6月
法の一部改正が行われた。その主たる内容は、修学三年制度、国家試験、大臣免許、の三点。試験実施に関する事務登録を行う柔道整復研修試験財団が設立され現在に至る。



2011723(土)

夏冷えにご用心


夏冷えにご用心

冷房、扇風機などの清涼機器、そして半袖、タンクトップなど服装も薄着をする季節です。

そんな夏にも冷えによる関節痛があります。

関節には血管組織や脂肪、筋肉が少ないため保温力も弱く平均体温36度5分よりも低くなっています。

身体は暑くても関節は冷えている状態です。

また筋肉も冷え過ぎて緊張した状態が長時間続けば、動く際にスジが違えた痛みや筋肉痛のような痛みが出る場合があります。

暑い夏こそ、冷え過ぎに注意が必要です。

また首筋は、体内の熱が逃げやすい部分です。
発汗作用により蒸発する汗とともに体温も奪われやすく冷えやすいために、肩コリに関係する側頭部から後頭部の頭痛もおこりやすいです。

暖房を使うには難しい季節ですので、特に朝晩には蒸タオルやホッカイロなど簡易温熱法をお試しください。



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