20091217(木)

交通事故①~部位別支給~


いろいろな保険会社に広く対応するのは医療機関であり、各損保会社の性格をよく知るのも医療機関です。
今回は、当整骨院に事故で来院する患者様の実際の声の中から質問が多かった内容についてご紹介します。

被害者や加害者は一生に一度か何度か、あるであろう事故に備えて強制加入の自賠責以外に、任意保険への加入をしています。

相手は、そのスジのプロ。
こちらは、はじめてなんです・・・・の素人である場合が多く、何かあった場合は、保険担当者に任せっぱなしではないですか?

本来、保険とは何かあった場合の安心に対する備えでなければなりません。

しかし、いざ支払いを受ける立場になった時、よく耳にするのが、この部分はお支払できません。
又は減額です。期間限定です。

など、契約の時とは、違う態度に変貌する保険会社(担当者)も多く、保険会社とのトラブルも目立ちます。

特に傷害保険(自動車事故保険など)の場合、任意保険では部位別支払いに変更になったお知らせは、受けているものの担当者による内容の説明不足により、トラブルも増えています。

従来の支払いは、通院給付であったため、通院回数に応じて、一日一通院****円の支払いを通院開始から、180日間のうち90回までの補償でした。
なので、通院給付を受けるには、約半年後になってしまいます。

しかし、部位別の支払いは受傷後、負傷病名が確定した後にスピーディーに支払いを受けれるため、患者さんにとっては、ありがたいシステムだと説明を受けます。

しかし・・・いいのか、悪いのかの判断は、加入者の考え次第であることの前提に保険会社の説明が不十分であることが、トラブルの最大の原因です。

とりあえず、短期間の治療であれば、部位別支給でもOKかと思いますが、通院治療が長期化した場合は、部位別支払いよりも従来通りの通院補償のほうが、患者さんの負担は軽減できるものと考えます。

また部位別支給で注意していただきたいのは、多部位のケガの場合は、(だいたい3か所以上)全身症状として、部位別支給の枠から外れる保険もあります。

5か所ケガをしたら、5か所分の支給が受けられると思いきや、3か所以上のケガは、全身として一括されてしまうケースもありますので、契約書をしっかりチェックしましょう。

また、車の修理が必要な場合は、レッカー代金や修理中の代車代金なども、別枠で契約しなければ、出ささないとする保険会社もあります。

通常であれば、修理に出せば、別枠ではなく代車代は修理が終わるまでは付きものではあります。(仕事や生活の交通手段を自家用車に頼らなければならない場合)

それを別枠の特約契約をしていないと、代車代金を出さないとする保険会社の対応は、最終的には被害者から加害者へ直接の損害賠償請求になってしまいます。

このあたりのチェックは、事前に契約をする本人が確認しなければなりません。

しかし、事故に関するトラブルは、保険会社の対応のまずさに大きな問題があることは、確かなことです。(説明義務)


保険会社のおもな業務
①支払や補償業務
②示談交渉業務

これらの業務を被害者と加害者から委託を受けて業務を遂行します。

最近、一部の保険会社では、調査業務を独自に行い、余計なトラブルを招くケースは、今も昔も変りありません。
仮に、調査業務を優先することにより本来の業務がどんどん後回しになります。調査が終了しないと、話が前に進まないのです。
パターンとしては、自賠責の保険以内であれば、話もスムーズに進みますが、任意の保険にくい込み始めるころより話がなかなか進まない特徴があります。
任意保険からの支払いは、各社の対応を基本として支払い業務が行われるからです。

これからの季節、交通事故が多発します。
交通ルールを守り、安全に快適な冬をお過ごしください。



2009129(水)

子供のスポーツ障害 ①オスグット


子供のスポーツ障害 ①オスグット

使い過ぎによる子供のスポーツ障害について、成長期に起こりやすいオスグット病について。

オスグットは、おもに連続した下半身の運動やジャンプなどによる衝撃波が続く運動により膝の下(脛骨粗面)でおこる炎症をいいます。
重症化すると、歩行困難になりレントゲン検査により骨端核の様々な乱れや遊離骨片の発生などが認められる場合もある。とにかく重症化する前に、適切な治療と処置やケアが必要です。

子供が、膝の痛みを訴えたら、休めて患部を冷やすことが大切です。アイシングは、時と場合により継続的に冷やす場合と、短時間でもよい場合とがあります。(痛みや腫れの程度による。)

■運動を休めば痛みは半減します。■
そこで、ただ休むだけではなく、なぜこの痛みが出たかを検証することが一番大切です。
もちろんオーバートレーニングが原因ですが、必ず痛くなる前から下半身に対しての過激なトレーニングが続いた事をチーム全体で反省をしなければなりません。
同じ症状を訴えるお子様がチーム内に数人、必ずいます。

また痛みを訴えるのは本人一人のみの場合は、このお子様の歩き癖や、運動中の足の使い方などを観察します。
過去に左右どちらかに足首の捻挫を負ったことはないか、股関節の柔軟性、可動域は大丈夫かなど。

そして、オスグットを発症するお子様、ほぼ全員の方は柔軟性が乏しく、特に下半身の柔軟性が悪いです。

筋肉の動きにより関節が動かされます。
筋肉の動きが悪いと、その動きを正確に関節に伝えることができないため、負担が増した関節は、壊れます。
このオスグットは、成長期のお子様が、発症する病気ですが、発症させてしまわない、運動指導が指導者にも求められます。

■治療をしたら、オスグットは、治るか?■
いいえ、治療だけでは、なかなか困難です。
完治させるためには、以下の条件をクリアしなければなりません。

①今日は下半身のトレーニング、明日は上半身のトレーニングと、トレーニングの方法を考える(監督の理解が必要)

②正しいストレッチの理解と方法の見直し(柔軟性)

③適切な処置と治療(スポーツの現場では、本人と現場スタッフの適切な処置が重要です。アイシングの方法、など)

■当整骨院の治療について■

患部に関しては、アイシングが中心となります。
足関節や膝関節、股関節の動きは正しいか。
筋肉の柔軟性など確認をしながら時として、全身の動きを診る場合もあります。

子供のスポーツ障害についての治療とご相談はお気軽に片平整骨院へ。









2009124(金)

6~ミネラルまとめ


6~ミネラルまとめ

■野菜■
野菜に含まれるミネラルとは、野菜自体が最初から持っているものではありません。植物も土からミネラルを吸収して、水溶性のミネラルとして、蓄えられたものであり、その実や葉を人間が食べて身体の栄養とします。
*植物は鉱物由来のミネラルを根の先から、根酸を出して土を溶かして(イオン化)、その中に含まれるミネラルを吸い上げて葉に送り光合成が可能になります。

また、鉱物由来のミネラルは、必ずイオン化されていることで、体内にうまく吸収できます。野菜のミネラルは先にイオン化され水溶性に変換されているので身体に吸収されやすくなっています。

だからこそ野菜や果物をいっぱい食べましょう!といわれるのですが・・・現実的にはミネラルの不足した野菜ばかりだそうです。

■魚介類■
元々、海水には、イオン化されたミネラルは豊富であり、そのプランクトンや小魚、海藻を主食とする魚介類もミネラルが豊富である。
しかし養殖で育つ魚介類に関しては、養殖方法や餌(抗生物質、化学合成の餌等々)の問題もあり、魚介類の水揚げ場所等々を考慮するべきである。

■肉■
飼育中の環境や餌の問題を考慮すべきで何を食べて飼育されているかにより、ミネラル成分が決まるので餌の問題が重要。通常は、健康な土壌に育つ草や穀物類を主食とする動物のほうが、ミネラルは豊富であると考える。

■ミネラルが生命を維持する代謝の中心に位置している■
どのミネラルがどんな働きをしているかは、今のところ、それが欠乏したときにおこる症状によって、判断することができるそうです。
ミネラル自体にはカロリーはありませんが、タンパク質やビタミンなどと反応しながら身体の発育、生理作用のコントロールなど人体の健康的な発育を促し生命を維持していく代謝の中心に位置します。

またミネラルは自然界あらゆるところに存在しています。
鉱物にも土にも水中にも空中にも、存在します。
私たちは、それらの農作物を食べ、草原の草や穀物を食べて育った家畜の肉を食べることによって体内にミネラルを吸収してきました。

化学肥料や農薬による無機農法以前のミネラルが豊富に含まれていた土で育つ作物を食べていた時代には、私たちはミネラルの存在を知らなくても何の問題もなかった。
現在売られる無機野菜に微量元素が劇減的に少なくなってきたことから、問題にせざる得なくなってきました。

■ミネラルを消費する原因をできる限り排除することも大切かと考えます■
アルコールは、分解する際に肝臓で多量のミネラルを消費します。
ストレスもミネラルの消費を多くします。
逆にストレスが溜まりやすい場合は、ミネラル不足も考えられます。
■ミネラルバランス■
ミネラルは、不足しているからといって、むやみに採取すればいいというものではありません。一つのミネラルが過剰になると他のミネラルの吸収を妨げ、新たなミネラルの不足を生ずる拮抗作用を起こすからです。
そのような拮抗作用が起きるとミネラルバランスが崩れ健康を維持する働きをしなくなるので注意が必要です。
最近話題の深層海水についても、カルシウムとマグネシウムの比率が問題視されるのも、この拮抗作用を考えるからです。

またさまざまな健康食品についても、含まれるミネラルや成分の一部に健康効果が認められていても、ミネラルバランスから考えると問題がある商品もあります。
また、元を辿れば健康食品もまた、健康な土や海のミネラルを吸収して育つ物から出来上がるものであり、ミネラルの恩恵を受けたものである。




20091127(金)

5~ミネラルの秘密


5~ミネラルの秘密

1980年代、小中学校で朝礼中に貧血で倒れる子供たちが続出して、社会問題になりました。
研究者は、朝食を食べない子供が倒れやすいとの結果を出して、朝食を食べよう!と、アピールをした時の事を思い出しました。

今の高齢者は、戦前戦時中の食料不足を過ごしてきた。
また北海道開拓者らは、少ない食料で、これだけの土地を開拓したパワーは今の私たちには真似さえできない事かも知れない。
現代は、食料が豊富であり、お金さえ出せば食べ放題に食べさせてくれる時代。
しかしなぜか現代人には弱いイメージがある。
アトピー、インフルエンザ・・・・特に免疫力が高い若年層に流行。

漬物、雑穀米、大根の葉の味噌汁。
もしかすると、昔の人はこれ以下の食生活だったかも知れない。これらの食事で、しかも人力で機械社会にも勝る成果を上げてきたことに、現代人は、ただ不思議だと考えるだけなのか。

何かが、変わったと考えて、その変化を研究する事で、何かが解決するのだろうと、考えます。
少量の食事で大きな力を生み出すには、食べ物の量ではなく食の質を深く考えることです。
(大量生産の食料には、昔とは違う環境と農法の変化がある)

■私たちの体は、塩分を摂りすぎると余分な塩分を取り除こうと働きます。
塩分は水に溶けて排泄されますが、その量が増えると腎臓には、いつもより大きな負担がかかります。
この時、腎臓におけるミネラルの消費も多くなります。
ミネラルが不足して、腎臓が正常に機能していないと、塩分を含んだ水分の排出が低下するために、下肢がむくみます。
■脂肪をエネルギーに変換する時にもミネラルが必要になります
■ビタミンが体内でうまく働くにはミネラルが必要です








20091120(金)

4~ミネラルの秘密


4~ミネラルの秘密

ミネラルの大切さは古くは100年も昔、ルネ・カントン氏(フランス1866〜1925年)のカントン海洋学により提唱され続け、2003年ノーベル化学賞を受賞したPeter.Agre(USA)によってイオンの通り道となる細胞膜にAQP(アクアポリン)の存在が実証されイオン化ミネラルがどのようにして、細胞を通過するかが明らかにされました。
■ルネ・カントン氏■
ヨーロッパで猛威をふるった感染症の患者らを薬などを一切使わない希釈した海水によって治療を行って多くの人々を助けました。免疫療法の大切さを知る今から100年も前のことです。

ここで、野島医師の言葉を思い出した。
野島医師は、ここ数年、海水のミネラル微量元素が激減しているとのこと。
もちろん海は大きく年々ミネラルの量が激減する訳ありません。実はミネラルを測定する機械が次々に開発されて、段々と正確に測定し始めたからなのですと。

だが野島医師は、微量元素であるミネラルを海水には注目せず、花崗岩にその目を向けたのでした。

なぜ花崗岩なのか。
この地球上で唯一汚染されない物体を考えた時、近年海水にも問題が出てきている。
ならば、汚染されていない地下の深い所に存在する物質を取り出して、・・・・・しかしそれは、無理である。

そこで野島医師は、火山国日本で、地中深い所から、噴き上げるマグマの火山活動で噴出した物体に注目したのです。
それが花崗岩でした。

因みに花崗岩はミネラルの宝庫であることは、間違いのない事であるが、一般的に市販されるミネラルウォーターは、花崗岩によって、ろ過された水溶性のミネラル成分中心である。

ミネラルには、水溶性と、イオン化されないと吸収できない鉱物由来のミネラルもあり、野島医師は農業の方法が変化した頃から、現代病である生活習慣病をはじめとする癌やアトピー、糖尿病が蔓延したのだと語る。

一般的には、癌、アトピー、糖尿病は同じ類の病気だとは認識されてはいません。
しかし、人間本来の防御システムが働いていない代謝、循環障害の結果だと認識する事によっては、同じ類の病気だと考えることができると思います。

私が(片平)ミネラルバランスの重要性を強く考えたのは、野島医師の著書本を読ませていただいた結果でもあり、ミネラルの研究については古くは100年も前から、行われていたにもかかわらず、栄養学の中心にはならず現代まできたことに驚きさえ覚えるのでした。

そこで基本であると考える、人間の生存に必要なミネラルを供給してくれる植物は微量元素ミネラルをどのようにしてイオン化をして吸収して成長するのだろうか。

植物は根の先から、根酸を出して土を溶かして(イオン化)、その中に含まれるミネラルを吸い上げて葉に送り光合成が可能になります。

そして、そのミネラルに満ちた植物を動物や人間が食べて、生命全体のバランスを保ってきました。
もちろん、その排泄物など副産物をまた畑にお返しをしてきた農法が有機栽培による農法です。


私が(片平)この微量元素ミネラルに関して、他の健康食品の類とは全く違い、むしろ医療に近い存在であり、ここで一線を引いて考えるようになったのは、野島医師の理論が一番適切ではないかと、感じたことによりでした。そして医食同源の深い意味を知るのでした。

















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