2010年2月3日(水)
我が家の息子(完)。
うちの子は自閉症です。
知的に遅れのない 人と関わるのが苦手なタイプの自閉症
子育て大変でした
今も大変です
だけど 大変なのは 障害児も健常児も同じなんじゃないかって思います。
ママ友と話していても みんなそれぞれ悩みを抱えていて みんなそれぞれ心配事があって…
長男はひどく乱暴者で 何度も友達に痛い事しました
それは 話しかけられるのがイヤで振り払った手がお友達に当たってしまった時や 言葉より先に手が出てしまい痛くさせちゃったり
だけど みんな温かいんです。
蹴られた子も 叩かれた子も“今なら大丈夫かなぁ~”って
“これくらいの距離なら大丈夫かなぁ~”って
また長男の元に来てくれるんです
子どものパワーは すごいです
そして 長男の笑顔は何故か人を惹き付けます
どんなに痛くしても 『あの子なら仕方ない』って また来てくれるんです
不思議な子です
私 子どもの事 可愛くない時期がありました
触られるだけで 体が拒否するんです
可愛いって思わなきゃって思う程 自分にも 子どもにも腹が立って
ママ友に 軽くそのこと話したら
「自分の子ども可愛いって思えないのは 母親として失格」みたく言われた事もあって
本当に辛かった
でも 今は 長男がいないと仕事出来ないし
牛博士の長男には助けられる事ばかり
自閉症の子って こだわりが強い分 こだわったところはぐんぐん伸びます
こだわりって 困ったこだわりは大変だけど
興味の幅が広がるこだわりの力は 本当にすごい!!
吸収力が半端なくすごいんです
長男の夏休みの工作がコンクールで入賞しましたが、それは こだわりの一つである『牛』がテーマ
こだわりが深いからこその マニアックすぎる『牛の本』でした(タイトルもストレートです)
作品コンクールでの入賞作品見に行きましたが やっぱり入賞する作品は すごくマニアック
マニアックなくらい 何かに興味を持って調べた時に 素晴らしい作品が生まれる
マニアックなくらい 良く観察した工作は細部までしっかり作られてます
それは自閉症だけじゃなく こだわるのは悪い事じゃないんだな
って思いました
子どもといい関係になれたのは 子どもと私が一緒にいる時間が少なくなってから
長男が牛に興味を持って 外に行くようになってから
今でも 外に行く時間が少ないと エネルギーを発散しきれず ちょっとの事で暴れてしまい 私も応戦し…なんて事もありますが…
日々変わる牛の仕事は 脳ミソが固い私じゃ覚えられないのに 長男はサクサク覚えちゃいます
だから 分からない事は みんな長男に頼ります
頼られた長男は 自信につながります
こうなるまでに 長男もたくさんの経験をして 表情も豊かになり お友達とも関われるようになりました
お友達と抱き合ったり(男同士) なんだかイチャイチャやってます(笑)
それまでには たくさんの人達の助けがありました
神様は その人が背負えるだけの荷物を その人の人生に試練(荷物)を与えるって聞いた事がありますが それはウソだなって思いました。
私1人じゃ背負いきれない荷物でした
周りのたくさんの人達が ちょっとずつ持ってくれて 軽くしてくれました
この 重いテーマのブログの間にも 温かい励ましのコメント メッセージに助けられました
初めは 自閉症の我が子について 詳しく書くのには ちょっと抵抗はありました
どこまで書いたらいいのか
どこまで書いてもいいのか
どこまで書くべきか…
自閉症と一口に言ってもそれぞれ弱い部分も 強い部分も違います
こだわる部分も こだわりの深さも こだわりの種類も
10年分の葛藤を 文章化するのは難しかったし 間違ってる部分 抜け落ちてる部分 重複してる部分あったと思いますが そこらへんのフツーの母ちゃんが書いてるブログですのでご了承下さい
これはあくまでも 我が家の場合で『自閉症だからこう』ではありません
ぜひ、その子自身を見てあげて下さい
その子らしさを見つけてあげて下さい
このブログを書くことで 今ツラい方が1人でも楽になってくれたら 大変嬉しく思います
自分の失敗して来た マイナスの部分も書くことで 今ツラい人が楽になってくれたとしたら 過去のツラかった その時の私が救われる気がします
子育てでツラい事は 先が見えない事です
この困った事は いつ治るのか
今ツラい気持ちは どれだけ我慢したら終わるのか
『来年の3月までで終わります』
とかゴールがあったらいいのにね
だけど ゴールは見えないし
ゴールにたどり着く前に 違う問題が起きるかもしれない
時には 新しい問題に振り回されて 過去の問題はとっくにゴールしてる事に気づかないかもしれない
一度ゴールしたはずなのに 知らぬ間に折り返してるかもしれない
だけど いつかは前に進めます
それはいつかは分かりません
頑張っても ゴールが早くならないかもしれません
だけど 頑張りは必ず報われます
失敗しても経験です
間違って初めて 間違いに気づきます
何もしなければ成長しません
疲れた時は休みましょう
疲れてる人を見かけたら 話しを聞いてあげて下さい
解決なんてしなくていい
ただ肯定してあげて下さい
心が折れそうになったら 頼って下さい
話したくなければ話さなくてもいい
だけど 何かしら発散して下さい
子どもは成長します
お母さんも成長します
お父さんも 一緒に成長しましょう
子育てはお母さんだけじゃないよ
お父さんのちょっとの助けで支えられます
ちょっとの助けで 信頼につながります
みんなが幸せなら それでいい
FROM:マシュマロン
最後まで 長文に付き合ってくれた方 ありがとうございましたm(_ _)m
知的に遅れのない 人と関わるのが苦手なタイプの自閉症
子育て大変でした
今も大変です
だけど 大変なのは 障害児も健常児も同じなんじゃないかって思います。
ママ友と話していても みんなそれぞれ悩みを抱えていて みんなそれぞれ心配事があって…
長男はひどく乱暴者で 何度も友達に痛い事しました
それは 話しかけられるのがイヤで振り払った手がお友達に当たってしまった時や 言葉より先に手が出てしまい痛くさせちゃったり
だけど みんな温かいんです。
蹴られた子も 叩かれた子も“今なら大丈夫かなぁ~”って
“これくらいの距離なら大丈夫かなぁ~”って
また長男の元に来てくれるんです
子どものパワーは すごいです
そして 長男の笑顔は何故か人を惹き付けます
どんなに痛くしても 『あの子なら仕方ない』って また来てくれるんです
不思議な子です
私 子どもの事 可愛くない時期がありました
触られるだけで 体が拒否するんです
可愛いって思わなきゃって思う程 自分にも 子どもにも腹が立って
ママ友に 軽くそのこと話したら
「自分の子ども可愛いって思えないのは 母親として失格」みたく言われた事もあって
本当に辛かった
でも 今は 長男がいないと仕事出来ないし
牛博士の長男には助けられる事ばかり
自閉症の子って こだわりが強い分 こだわったところはぐんぐん伸びます
こだわりって 困ったこだわりは大変だけど
興味の幅が広がるこだわりの力は 本当にすごい!!
吸収力が半端なくすごいんです
長男の夏休みの工作がコンクールで入賞しましたが、それは こだわりの一つである『牛』がテーマ
こだわりが深いからこその マニアックすぎる『牛の本』でした(タイトルもストレートです)
作品コンクールでの入賞作品見に行きましたが やっぱり入賞する作品は すごくマニアック
マニアックなくらい 何かに興味を持って調べた時に 素晴らしい作品が生まれる
マニアックなくらい 良く観察した工作は細部までしっかり作られてます
それは自閉症だけじゃなく こだわるのは悪い事じゃないんだな
って思いました
子どもといい関係になれたのは 子どもと私が一緒にいる時間が少なくなってから
長男が牛に興味を持って 外に行くようになってから
今でも 外に行く時間が少ないと エネルギーを発散しきれず ちょっとの事で暴れてしまい 私も応戦し…なんて事もありますが…
日々変わる牛の仕事は 脳ミソが固い私じゃ覚えられないのに 長男はサクサク覚えちゃいます
だから 分からない事は みんな長男に頼ります
頼られた長男は 自信につながります
こうなるまでに 長男もたくさんの経験をして 表情も豊かになり お友達とも関われるようになりました
お友達と抱き合ったり(男同士) なんだかイチャイチャやってます(笑)
それまでには たくさんの人達の助けがありました
神様は その人が背負えるだけの荷物を その人の人生に試練(荷物)を与えるって聞いた事がありますが それはウソだなって思いました。
私1人じゃ背負いきれない荷物でした
周りのたくさんの人達が ちょっとずつ持ってくれて 軽くしてくれました
この 重いテーマのブログの間にも 温かい励ましのコメント メッセージに助けられました
初めは 自閉症の我が子について 詳しく書くのには ちょっと抵抗はありました
どこまで書いたらいいのか
どこまで書いてもいいのか
どこまで書くべきか…
自閉症と一口に言ってもそれぞれ弱い部分も 強い部分も違います
こだわる部分も こだわりの深さも こだわりの種類も
10年分の葛藤を 文章化するのは難しかったし 間違ってる部分 抜け落ちてる部分 重複してる部分あったと思いますが そこらへんのフツーの母ちゃんが書いてるブログですのでご了承下さい
これはあくまでも 我が家の場合で『自閉症だからこう』ではありません
ぜひ、その子自身を見てあげて下さい
その子らしさを見つけてあげて下さい
このブログを書くことで 今ツラい方が1人でも楽になってくれたら 大変嬉しく思います
自分の失敗して来た マイナスの部分も書くことで 今ツラい人が楽になってくれたとしたら 過去のツラかった その時の私が救われる気がします
子育てでツラい事は 先が見えない事です
この困った事は いつ治るのか
今ツラい気持ちは どれだけ我慢したら終わるのか
『来年の3月までで終わります』
とかゴールがあったらいいのにね
だけど ゴールは見えないし
ゴールにたどり着く前に 違う問題が起きるかもしれない
時には 新しい問題に振り回されて 過去の問題はとっくにゴールしてる事に気づかないかもしれない
一度ゴールしたはずなのに 知らぬ間に折り返してるかもしれない
だけど いつかは前に進めます
それはいつかは分かりません
頑張っても ゴールが早くならないかもしれません
だけど 頑張りは必ず報われます
失敗しても経験です
間違って初めて 間違いに気づきます
何もしなければ成長しません
疲れた時は休みましょう
疲れてる人を見かけたら 話しを聞いてあげて下さい
解決なんてしなくていい
ただ肯定してあげて下さい
心が折れそうになったら 頼って下さい
話したくなければ話さなくてもいい
だけど 何かしら発散して下さい
子どもは成長します
お母さんも成長します
お父さんも 一緒に成長しましょう
子育てはお母さんだけじゃないよ
お父さんのちょっとの助けで支えられます
ちょっとの助けで 信頼につながります
みんなが幸せなら それでいい
FROM:マシュマロン
最後まで 長文に付き合ってくれた方 ありがとうございましたm(_ _)m
コメント(35件) | コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます |
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています
ユーザー登録すると?
- ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
- 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。