2010年3月6日(土)
児童会選挙。
小学校で児童会選挙がありました。
この時期の選挙は 次年度前期の役員決めなので 立候補するのは 4年生と5年生
その中から 会長 1名 副会長 2名 書記 2名が選ばれます
4年生の長男のクラスからも 副会長 書記 各1名ずつの候補者と その責任者が1名ずつ選出されました
我が家の長男 ビックリ 書記の立候補者の責任者になったそうで(◎o◎)
うちの子に 責任者なんて出来るの??
って思いましたが 何事も経験 上手く出来なくても経験 とりあえずやってみよう!!
と 長男にやらせてくれたようです(先生が そうしてくれたみたい)
参観日に行くと 校内を走り回ってポスターを貼っていました
責任者は 児童会選挙で推薦演説をしなければなりません
その為には 立候補者の良いところが分からないといけません
私 「〇〇くんのいいところは??」
長男「…」
私 「書記って事は 字とか上手いの??」
長男「あんまり」
私 「書記に立候補するって事は積極的なんじゃない??」
長男「積極的って何??」
私 「みんなはやらなくても 頑張ってやる事だョ」
長男「ぅ~ん 分かんない」
そんなやりとりで いまいち いいところは聞き出せず
まぁ やればなんとかなるべ
その後 クラスで話し合いが行われたりして 演説内容が決まったようです
そして 児童会選挙当日
学校に許可を得て見学に行きました
ホントは 大勢の前での初めての演説で ちょっと心配だったので 影でこっそり見るつもりだったのですが
先生が「これからに向けて 少しプレッシャーがあった方がいいので 見えるところで見て下さい」と言われました
行ってみると みんな集中して選挙に参加していました
とても 見えるところに行く雰囲気ではなく隅っこへ
ビデオの許可も得ていたので 低めに三脚立てて こっそりと撮影しました
長男は 落ち着いた様子で 自分の出番を待っていました
5年生の女の子の演説
知ってる子です
ことばの教室で見た事ある子でした
副会長への立候補
あ~ こぅぃぅ場面でも しっかり活躍出来る子になったんだ☆ 成長したなぁ~
なんて思って見てると
「それでは〇〇さんお願いします」
という 選挙管理委員会のアナウンス
マイクの前に立ち 深呼吸
「………」
またさらに深呼吸
「………」
深呼吸を繰り返し 落ち着こうとしています
見てる子ども達が
「どうしたの??」 「何やってんの??」
小声でザワザワしだす
深呼吸を繰り返し 息が荒くなってるのが良く分かる。
体全体で 短く息を吐き 過呼吸になるんじゃないかとハラハラした
だけど 先生達は見守っている
長い沈黙のあと
高い声が数回出て 深呼吸を繰り返し やっと出た言葉
「こ、こ、こ、こ、この度」
そして また深呼吸
「ふ、ふ、ふ、副会長に立候補した〇〇です」
どうやら、初めの文字が出てくれば、その行は ずらずらっと続くみたい
時々つまづく事もありながらも 先頭の文字を一生懸命 息を整えながら 極度の緊張と闘いながら 演説していました
いじめのない学校づくが公約でした
初め ざわついた子ども達も 1言めが出てからは 真剣に聞いていました
一心に彼女に向けられる視線は どれ程のプレッシャーかと思ったが 子ども達と先生達に見守られ
「き、き、き、清き一票お願いします!!」
と 最後まで言いきりました
そのとたん 大きな拍手が!!
席に戻る彼女の顔は やりきった満足感でいっぱいの ステキな笑顔だった
ヤバいヤバい 涙腺ゆるむ
そして 長男達の番
名前を呼ばれ 勢い良く飛び出す長男
マイクをスタンドから取り ヤル気まんまん
慌てて 選挙管理委員会の人が来て
マイクはスタンドにさして使って下さいと言われたらしく
“あ、すみません”
と戻したようです
そして マイクに口がつきそうな勢いで
「〇〇君は 字が上手です」と始まり
忘れ物をした人に 色々貸してくれるから優しいとか
勉強中も たくさん発表するとか
最大限 立候補者の良さをアピールしていました
最後に 耳が痛くなるような大きな声で
「ぜひ一票をお願いします!!」
…ぅん つかみはOK…かもしれない
帰って来た長男を たくさん褒めてあげました
学校でも たくさん褒められたみたいで 一回り大きくなったようでした
良い経験が出来たようです☆
この学校は 色々な事を 子ども達の意見で決めてさせてくれます
ムリな時だけ 先生が入りますが 基本的には 子ども主体
5年生の子が どういう経緯で立候補したのかは分からないけど
こういう事を経験するチャンスはみんなにあるわけではなく
やりたい人 やりたくない人
やりたくても出来ない人 やりたくないのにやらされる人
その中から 選ばれた人のみが経験する事が出来ます
やりたくて出来る人はいいけど
やりたくてもさせてもらえない人もいます
この子は やりたくてやったか
みんなに やってみなよ
と言われてやったと思うんです
大きなプレッシャーがかかる事でつぶれちゃう子もいると思います
そこで 頭から『ムリだ』と決めつけるのではなく 頑張れるかもしれないから。失敗するのも経験だし やる事で何かしら得るモノがあるだろう
という可能性に期待してくれるんだと思います。
その為のサポートも充実してるからこその あの笑顔だと思いました その自信に満ちあふれた表情から きっと得るものがあったと思います
出来るかどうか
じゃなくて
やってみよう
そんな校風 ずっと大事にして欲しいなぁ~って思います☆彡
この時期の選挙は 次年度前期の役員決めなので 立候補するのは 4年生と5年生
その中から 会長 1名 副会長 2名 書記 2名が選ばれます
4年生の長男のクラスからも 副会長 書記 各1名ずつの候補者と その責任者が1名ずつ選出されました
我が家の長男 ビックリ 書記の立候補者の責任者になったそうで(◎o◎)
うちの子に 責任者なんて出来るの??
って思いましたが 何事も経験 上手く出来なくても経験 とりあえずやってみよう!!
と 長男にやらせてくれたようです(先生が そうしてくれたみたい)
参観日に行くと 校内を走り回ってポスターを貼っていました
責任者は 児童会選挙で推薦演説をしなければなりません
その為には 立候補者の良いところが分からないといけません
私 「〇〇くんのいいところは??」
長男「…」
私 「書記って事は 字とか上手いの??」
長男「あんまり」
私 「書記に立候補するって事は積極的なんじゃない??」
長男「積極的って何??」
私 「みんなはやらなくても 頑張ってやる事だョ」
長男「ぅ~ん 分かんない」
そんなやりとりで いまいち いいところは聞き出せず
まぁ やればなんとかなるべ
その後 クラスで話し合いが行われたりして 演説内容が決まったようです
そして 児童会選挙当日
学校に許可を得て見学に行きました
ホントは 大勢の前での初めての演説で ちょっと心配だったので 影でこっそり見るつもりだったのですが
先生が「これからに向けて 少しプレッシャーがあった方がいいので 見えるところで見て下さい」と言われました
行ってみると みんな集中して選挙に参加していました
とても 見えるところに行く雰囲気ではなく隅っこへ
ビデオの許可も得ていたので 低めに三脚立てて こっそりと撮影しました
長男は 落ち着いた様子で 自分の出番を待っていました
5年生の女の子の演説
知ってる子です
ことばの教室で見た事ある子でした
副会長への立候補
あ~ こぅぃぅ場面でも しっかり活躍出来る子になったんだ☆ 成長したなぁ~
なんて思って見てると
「それでは〇〇さんお願いします」
という 選挙管理委員会のアナウンス
マイクの前に立ち 深呼吸
「………」
またさらに深呼吸
「………」
深呼吸を繰り返し 落ち着こうとしています
見てる子ども達が
「どうしたの??」 「何やってんの??」
小声でザワザワしだす
深呼吸を繰り返し 息が荒くなってるのが良く分かる。
体全体で 短く息を吐き 過呼吸になるんじゃないかとハラハラした
だけど 先生達は見守っている
長い沈黙のあと
高い声が数回出て 深呼吸を繰り返し やっと出た言葉
「こ、こ、こ、こ、この度」
そして また深呼吸
「ふ、ふ、ふ、副会長に立候補した〇〇です」
どうやら、初めの文字が出てくれば、その行は ずらずらっと続くみたい
時々つまづく事もありながらも 先頭の文字を一生懸命 息を整えながら 極度の緊張と闘いながら 演説していました
いじめのない学校づくが公約でした
初め ざわついた子ども達も 1言めが出てからは 真剣に聞いていました
一心に彼女に向けられる視線は どれ程のプレッシャーかと思ったが 子ども達と先生達に見守られ
「き、き、き、清き一票お願いします!!」
と 最後まで言いきりました
そのとたん 大きな拍手が!!
席に戻る彼女の顔は やりきった満足感でいっぱいの ステキな笑顔だった
ヤバいヤバい 涙腺ゆるむ
そして 長男達の番
名前を呼ばれ 勢い良く飛び出す長男
マイクをスタンドから取り ヤル気まんまん
慌てて 選挙管理委員会の人が来て
マイクはスタンドにさして使って下さいと言われたらしく
“あ、すみません”
と戻したようです
そして マイクに口がつきそうな勢いで
「〇〇君は 字が上手です」と始まり
忘れ物をした人に 色々貸してくれるから優しいとか
勉強中も たくさん発表するとか
最大限 立候補者の良さをアピールしていました
最後に 耳が痛くなるような大きな声で
「ぜひ一票をお願いします!!」
…ぅん つかみはOK…かもしれない
帰って来た長男を たくさん褒めてあげました
学校でも たくさん褒められたみたいで 一回り大きくなったようでした
良い経験が出来たようです☆
この学校は 色々な事を 子ども達の意見で決めてさせてくれます
ムリな時だけ 先生が入りますが 基本的には 子ども主体
5年生の子が どういう経緯で立候補したのかは分からないけど
こういう事を経験するチャンスはみんなにあるわけではなく
やりたい人 やりたくない人
やりたくても出来ない人 やりたくないのにやらされる人
その中から 選ばれた人のみが経験する事が出来ます
やりたくて出来る人はいいけど
やりたくてもさせてもらえない人もいます
この子は やりたくてやったか
みんなに やってみなよ
と言われてやったと思うんです
大きなプレッシャーがかかる事でつぶれちゃう子もいると思います
そこで 頭から『ムリだ』と決めつけるのではなく 頑張れるかもしれないから。失敗するのも経験だし やる事で何かしら得るモノがあるだろう
という可能性に期待してくれるんだと思います。
その為のサポートも充実してるからこその あの笑顔だと思いました その自信に満ちあふれた表情から きっと得るものがあったと思います
出来るかどうか
じゃなくて
やってみよう
そんな校風 ずっと大事にして欲しいなぁ~って思います☆彡
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