2009年11月24日(火)
農家と結婚したわけじゃないよ。
『娘を農家に嫁がせられるか。否か。』のブログ たくさんの方に見て頂けて、すごく嬉しかったです☆有難うございます。
あれだけ書いておいて まだ続きがあるんです。私話し長くて…ごめんなさいm(_ _)m
『JA十勝地区女性協議会フレッシュミズ部会』は 農家の若い奥様達の集まりである 十勝の各地区にある“フレッシュミセス(昔は若妻会と言ってました)”の集まりです。
地元地区の若い人(ホントに若い人から 自称若い人まで(笑)が集まって お茶を飲みながら 雑談したり 忘年会や新年会 何かお料理や 手芸品をみんなで作ったりするのが一番小さな集まりです。
その次が農協所属の若妻が入れる 各地区のフレッシュミセス
各支部から支部長を選出し 支部長と農協の企画課とが連携して色々な研修 視察旅行(日帰りや1泊)等を行います
その十勝の各地区フレッシュミセスの集まりが十勝フレッシュミズ部会(=略してフレミズ)
各地区フレッシュミセス代表が 4月の会議に出席し 毎年持ち回りで “平成〇年は この地区とこの地区から役員に上がる”と決められていて 4地区から 1名ずつ選出され 会長+副会長 3名+十勝フレミズの事務局で運営されます。
その上が道のフレミズ協議会
そして全国~だったハズ(たしか)
全道とかは 十勝のフレミズ部会の役員さんの出席がほとんどで 弁論大会や研修会の案内が来ますが ほとんどが札幌開催なので 参加出来ません(>_<)
全国にいたっては 良く分かりません。。。
その他に フレッシュミセスは 女性部(昔は婦人部って言ってました)の中のフレッシュミセス部なので 女性部が企画してくれる 文化祭やミニ運動会 サークル活動等も参加出来ます。
私も子どもが小さい時はこういう行事には参加出来ず 全て欠席でした。
ちょっと大きくなってからも 搾乳があって みんな牛舎に入ってしまうので預けられず
自分が支部長の時に
「託児がないと参加しずらい」と提案して以来 託児つき行事が増えて来て 参加出来るようになりました。
ダンナさんがが経営者になってて 一緒に主体となって働いていたり 親が経営者で親のスケジュールで仕事するから出られないとか 色々厳しいお家で 出させてもらえない人 もともと興味のない人は参加出来ないorしません。
なので、フレミズ研修の参加者も色々な事情をクリアした人だけが参加出来てるワケです。
今回の『自分の娘が農家に嫁ぐことに 賛成?反対?』をテーマにしたディベート
もし 参加したくても 色んな事情があって参加出来ない人の意見を聞けたとしたら
また違った議論になったんじゃないかと思うんです。
というのも 帰宅後 夫と『こんな議論をしたョ』
と話していて
実家が農家で 結婚で一度は 町にお勤めしたものの 子どもが風邪で熱があっても仕事は休めず、自分の子どもを誰かに預けて 自分は病院にお勤めしている事に疑問を感じ
農家なら 少しは融通が利く等 外に出て初めて農家のありがたさが分かった方の話しをしたら
本当に忙しい時は 病気の子どもを置いてでも仕事しなきゃならない。
そういうのは裕福な農家の話し
と言われました。。。
ぇぇと 遠回しに 私が遊んでばかりなのを否定しましたか??
でもね、今回 申し込みFAXが11月初旬〆切で ホントは11月20日はまだ忙しいから 行っちゃダメって言われたんです。
だけど 今回フレミズの役員に 地元から出ていて その方が頑張ってるからって言ったら
「役員が出てるなら 参加人数少ないと可哀想だから 役員の顔立てるのに行って来い」
って言ってくれたんです。
農家の人は 地域の絆がすごく深いんです。
ここ数年 秋になると 地域の人誰かかれかケガをしたり 病気で入院しているのですが その度に 地域みんなでお手伝いに行くんです。
今年は特に 仕事が遅れていて ビート掘りが間に合わない家が続出(>_<)
なので 自分の仕事を急いで終わらせて 時間を作った地域の人から 間に合わない家にみんなで出動
1つの畑にビートハーベスターが4台も 5台も走っていたり ビート拾いの人がたくさんいたり。
うちもダンナさんが 何軒かお手伝いに入りました。
そうやって 困った時はお互い様な文化の中にいると もしも自分の家に何かあっても 助けてくれる仲間がいるっていう安心感
これは すごく有難い事です。
地域のウワサは やっぱり立ちやすいと思います。
地域の結束が固い分 みんな良く知ってます。
でも、裏を返せば 知ってるからこそ 触れて欲しくない部分には 気を遣ってもらえるし 困ってると思えば助けてくれたり 励ましてくれたり。
地域には すごく特徴があって 個性的なとこ 社交的なとこ 内向的なとこ 飲んべえの集まりみたいなとこ(笑)
私の地域は すごく安心感のある地域です。
あんまり派手じゃないのですが なんとなくほっとする人達の集まりで
私が結婚した時は 同じ位の若い人がいなかったのですが、少し上の世代の方達が温かく迎えてくれ 今でも 呑みに誘ってくれたり 名字ではなく 下の名前で呼んでくれます。
そんな地域ですから 同居も苦にならない
私 若いうちに結婚したので“嫁”というより“娘が増えた”ってカンジで 迎えてもらったんです。
私も何も出来ないバカちんでしたから 仕事はもちろん 味噌汁の作り方から 何でも聞いて 何でも教えてもらっていたんです。
ばぁちゃんは 忙しいのに 手のかかる子供が増えて大変だったと思いますが 優しくしてくれました。
洗濯やお風呂も別々だとお金かかるし、ご飯支度も 私が出来なければ ばぁちゃんがやってくれるし、子ども達も 私がイライラしててもばぁちゃんとかの逃げ道がある。
意見もぶつかるけど そんな考え方もあるんだなって勉強になる。
腹立つ事もたくさんあるけど、都合の悪い事は聞こえない便利な耳に進化したので『聞き流す』『諦める』『シカトする』という技を身につけてからは 全然平気になりました。
昔は、イライラした事もあったけど、もぐらままさんも言ってた通り SMAPのセロリを聞いて以来「育って来た環境が違うから~」のように考え方が違うのは当たり前。
私が我慢してる分 向こうも我慢してると思えるようになってから 言いたい事は言って 言わなくても良いことは忘れるってカンジであんまりイライラしなくなりました。
そんなカンジで上手くやってます。
結婚に関しても 若かったから あんまり 農家だなんだって考えませんでした。
「農家に嫁いでえらいね」とか「同居なんてすごい」とか言われますが、私は農家だから結婚したとかしないとかじゃなくて、ダンナが好きだったから 一緒に居たいから結婚しただけだし、同居も 他の方法を考えなかったし、そういうもんなんだと思って結婚したから、なんも疑問に思わなかったし。
もちろん 農家に嫁ぐ事の心配はされました。
私のばぁちゃんが農家出身で 昔の大変なイメージもあり 『大丈夫か??』って
大変とか あんまり考えてなくて なんとかなるしょ~みたいなカンジでした。
実家も心配はしてましたが 夫の人柄で許可してくれました。
父に言われた「このコバカだけど大丈夫??うちは返品不可だけど」がね…ダンナも ちょっと悩んだと思います。
でも、その一言で 何かあっても出戻りは出来ないな…って思って頑張れました。
あれは父の愛情だったのか…いや あの目は 純粋に夫の身を案じていました
ちゃんと考えないとダメな事あると思います。
結婚は 人生の大きな分岐点ですから
あんまり考えないで 失敗してる人も見てるけど
私はあんまり計算とかしなかったけど、失敗ではなかったって思ってますョ
農家の場合 ケンカしても一緒に仕事しなきゃいけないし
うちは 牛と畑で 違う仕事をしていたりしますが 伝えなきゃいけない用件とか お願いしなきゃ出来ない仕事とかあるので そのうち仲直りしなきゃいけないんです。
だから 農家の人は 仲良し夫婦が多い気がします。
仲が悪いのは 奥さんが自立出来るところかも
本当に好きな人とだったら 農家だろうと サラリーマンだろうと 自営業だろうと なんとか頑張れるんじゃないかって思うんです。
確かに 専業主婦は羨ましい。
でも、頑張ってるからこそ得られるモノ あるんじゃないかな。
はぁ~また長いですね。
いつもまとまりのない文章でごめんなさい
結論としては
信頼出来て 尊敬出来る相手であれば 農家だろうとなんだろうと なんとかなるって事
隣の芝生は青い
けど、自分チの芝生も 良く見たら青いかもって事
ヒマさえあれば呑みに行けば 出会いがあるんじゃないかって事
カラオケが上手いのは かなりポイント高いョって事
呑んだ後 盛り上げといて バラード歌い上げたら すぐ落ちるって事
あれ??話しがもっと逸れました…
最後まで読んでくれた方 有難うございました。
あれだけ書いておいて まだ続きがあるんです。私話し長くて…ごめんなさいm(_ _)m
『JA十勝地区女性協議会フレッシュミズ部会』は 農家の若い奥様達の集まりである 十勝の各地区にある“フレッシュミセス(昔は若妻会と言ってました)”の集まりです。
地元地区の若い人(ホントに若い人から 自称若い人まで(笑)が集まって お茶を飲みながら 雑談したり 忘年会や新年会 何かお料理や 手芸品をみんなで作ったりするのが一番小さな集まりです。
その次が農協所属の若妻が入れる 各地区のフレッシュミセス
各支部から支部長を選出し 支部長と農協の企画課とが連携して色々な研修 視察旅行(日帰りや1泊)等を行います
その十勝の各地区フレッシュミセスの集まりが十勝フレッシュミズ部会(=略してフレミズ)
各地区フレッシュミセス代表が 4月の会議に出席し 毎年持ち回りで “平成〇年は この地区とこの地区から役員に上がる”と決められていて 4地区から 1名ずつ選出され 会長+副会長 3名+十勝フレミズの事務局で運営されます。
その上が道のフレミズ協議会
そして全国~だったハズ(たしか)
全道とかは 十勝のフレミズ部会の役員さんの出席がほとんどで 弁論大会や研修会の案内が来ますが ほとんどが札幌開催なので 参加出来ません(>_<)
全国にいたっては 良く分かりません。。。
その他に フレッシュミセスは 女性部(昔は婦人部って言ってました)の中のフレッシュミセス部なので 女性部が企画してくれる 文化祭やミニ運動会 サークル活動等も参加出来ます。
私も子どもが小さい時はこういう行事には参加出来ず 全て欠席でした。
ちょっと大きくなってからも 搾乳があって みんな牛舎に入ってしまうので預けられず
自分が支部長の時に
「託児がないと参加しずらい」と提案して以来 託児つき行事が増えて来て 参加出来るようになりました。
ダンナさんがが経営者になってて 一緒に主体となって働いていたり 親が経営者で親のスケジュールで仕事するから出られないとか 色々厳しいお家で 出させてもらえない人 もともと興味のない人は参加出来ないorしません。
なので、フレミズ研修の参加者も色々な事情をクリアした人だけが参加出来てるワケです。
今回の『自分の娘が農家に嫁ぐことに 賛成?反対?』をテーマにしたディベート
もし 参加したくても 色んな事情があって参加出来ない人の意見を聞けたとしたら
また違った議論になったんじゃないかと思うんです。
というのも 帰宅後 夫と『こんな議論をしたョ』
と話していて
実家が農家で 結婚で一度は 町にお勤めしたものの 子どもが風邪で熱があっても仕事は休めず、自分の子どもを誰かに預けて 自分は病院にお勤めしている事に疑問を感じ
農家なら 少しは融通が利く等 外に出て初めて農家のありがたさが分かった方の話しをしたら
本当に忙しい時は 病気の子どもを置いてでも仕事しなきゃならない。
そういうのは裕福な農家の話し
と言われました。。。
ぇぇと 遠回しに 私が遊んでばかりなのを否定しましたか??
でもね、今回 申し込みFAXが11月初旬〆切で ホントは11月20日はまだ忙しいから 行っちゃダメって言われたんです。
だけど 今回フレミズの役員に 地元から出ていて その方が頑張ってるからって言ったら
「役員が出てるなら 参加人数少ないと可哀想だから 役員の顔立てるのに行って来い」
って言ってくれたんです。
農家の人は 地域の絆がすごく深いんです。
ここ数年 秋になると 地域の人誰かかれかケガをしたり 病気で入院しているのですが その度に 地域みんなでお手伝いに行くんです。
今年は特に 仕事が遅れていて ビート掘りが間に合わない家が続出(>_<)
なので 自分の仕事を急いで終わらせて 時間を作った地域の人から 間に合わない家にみんなで出動
1つの畑にビートハーベスターが4台も 5台も走っていたり ビート拾いの人がたくさんいたり。
うちもダンナさんが 何軒かお手伝いに入りました。
そうやって 困った時はお互い様な文化の中にいると もしも自分の家に何かあっても 助けてくれる仲間がいるっていう安心感
これは すごく有難い事です。
地域のウワサは やっぱり立ちやすいと思います。
地域の結束が固い分 みんな良く知ってます。
でも、裏を返せば 知ってるからこそ 触れて欲しくない部分には 気を遣ってもらえるし 困ってると思えば助けてくれたり 励ましてくれたり。
地域には すごく特徴があって 個性的なとこ 社交的なとこ 内向的なとこ 飲んべえの集まりみたいなとこ(笑)
私の地域は すごく安心感のある地域です。
あんまり派手じゃないのですが なんとなくほっとする人達の集まりで
私が結婚した時は 同じ位の若い人がいなかったのですが、少し上の世代の方達が温かく迎えてくれ 今でも 呑みに誘ってくれたり 名字ではなく 下の名前で呼んでくれます。
そんな地域ですから 同居も苦にならない
私 若いうちに結婚したので“嫁”というより“娘が増えた”ってカンジで 迎えてもらったんです。
私も何も出来ないバカちんでしたから 仕事はもちろん 味噌汁の作り方から 何でも聞いて 何でも教えてもらっていたんです。
ばぁちゃんは 忙しいのに 手のかかる子供が増えて大変だったと思いますが 優しくしてくれました。
洗濯やお風呂も別々だとお金かかるし、ご飯支度も 私が出来なければ ばぁちゃんがやってくれるし、子ども達も 私がイライラしててもばぁちゃんとかの逃げ道がある。
意見もぶつかるけど そんな考え方もあるんだなって勉強になる。
腹立つ事もたくさんあるけど、都合の悪い事は聞こえない便利な耳に進化したので『聞き流す』『諦める』『シカトする』という技を身につけてからは 全然平気になりました。
昔は、イライラした事もあったけど、もぐらままさんも言ってた通り SMAPのセロリを聞いて以来「育って来た環境が違うから~」のように考え方が違うのは当たり前。
私が我慢してる分 向こうも我慢してると思えるようになってから 言いたい事は言って 言わなくても良いことは忘れるってカンジであんまりイライラしなくなりました。
そんなカンジで上手くやってます。
結婚に関しても 若かったから あんまり 農家だなんだって考えませんでした。
「農家に嫁いでえらいね」とか「同居なんてすごい」とか言われますが、私は農家だから結婚したとかしないとかじゃなくて、ダンナが好きだったから 一緒に居たいから結婚しただけだし、同居も 他の方法を考えなかったし、そういうもんなんだと思って結婚したから、なんも疑問に思わなかったし。
もちろん 農家に嫁ぐ事の心配はされました。
私のばぁちゃんが農家出身で 昔の大変なイメージもあり 『大丈夫か??』って
大変とか あんまり考えてなくて なんとかなるしょ~みたいなカンジでした。
実家も心配はしてましたが 夫の人柄で許可してくれました。
父に言われた「このコバカだけど大丈夫??うちは返品不可だけど」がね…ダンナも ちょっと悩んだと思います。
でも、その一言で 何かあっても出戻りは出来ないな…って思って頑張れました。
あれは父の愛情だったのか…いや あの目は 純粋に夫の身を案じていました
ちゃんと考えないとダメな事あると思います。
結婚は 人生の大きな分岐点ですから
あんまり考えないで 失敗してる人も見てるけど
私はあんまり計算とかしなかったけど、失敗ではなかったって思ってますョ
農家の場合 ケンカしても一緒に仕事しなきゃいけないし
うちは 牛と畑で 違う仕事をしていたりしますが 伝えなきゃいけない用件とか お願いしなきゃ出来ない仕事とかあるので そのうち仲直りしなきゃいけないんです。
だから 農家の人は 仲良し夫婦が多い気がします。
仲が悪いのは 奥さんが自立出来るところかも
本当に好きな人とだったら 農家だろうと サラリーマンだろうと 自営業だろうと なんとか頑張れるんじゃないかって思うんです。
確かに 専業主婦は羨ましい。
でも、頑張ってるからこそ得られるモノ あるんじゃないかな。
はぁ~また長いですね。
いつもまとまりのない文章でごめんなさい
結論としては
信頼出来て 尊敬出来る相手であれば 農家だろうとなんだろうと なんとかなるって事
隣の芝生は青い
けど、自分チの芝生も 良く見たら青いかもって事
ヒマさえあれば呑みに行けば 出会いがあるんじゃないかって事
カラオケが上手いのは かなりポイント高いョって事
呑んだ後 盛り上げといて バラード歌い上げたら すぐ落ちるって事
あれ??話しがもっと逸れました…
最後まで読んでくれた方 有難うございました。
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