私の○○歳の夏。会社で長節湖にキャンプに行った時の事。

その日は、飲めや歌えの大宴会。

当然、入社１年目の私は、飲まされます。

そして、一睡もせず朝まで飲み明かし二日酔いどころか、

体内はアルコール漬け。太陽が昇って来て、暑くなると、

１歳年上の先輩が、おい! ついて来い!

向こう岸まで、泳ぐぞ!

いいですよ! じゃ競争しましょう。誰か時間を計って下さいね。と、私。

そして、湖へ突入。

５分位した頃、周りを見渡すと先輩がいません。

先輩は、岸の方に引き返して泳いでいます。

だけど、俺は泳ぎ切ってやろうと思い、

また、向こう岸を目指して泳ぎはじめます。

しかし、遠い・・・。実に遠い。

力を抜くと、ぶくぶくと湖底へ沈みます。

沈むと海面と違い、水が冷たい。非常に冷たい。

また、上へ向かって泳いで、海面に浮上しないと・・・。

海面に浮上する時間も疲れているせいか、とても長い。

もう、そろそろ足が底に着かないかと、

力を抜くと、ブクブクと沈み、また、海面を目指す。その繰り返し。

もう体力の限界と思った時、目の前をカップルのボートが・・・。

でも、ちょっと乗せては言えない。死んでも言えない。

結局、もうだめかなぁ。と、思いつつも必死で、

泳ぎ切る。実に、約４０分間。

泳ぎに自信があった私も、酔って、一睡もせずは辛い。

それからは、酔って泳ぐ事はしていません。

今は、向こう岸まで泳ぐ事は、禁止となっていますので、

絶対、マネをしないで下さいね♪