2009520(水)

青い符丁

身内×11

私の職場は、医学分野のある疾患の研究に従事しているところにあるのですが、研究に実際に携わっている人は医学分野に完全に従事しているわけではありません。

そのことを踏まえてしばし会話にお付き合いください。
半自動ドアがいつものようにゆっくり開き、廊下からあわただしい様子を抱えて彼女は飛び込むように入ってきました。



私立修士過程修了者「聞いてくださいよ!今アナウンスがあって、お医者さんがわらわらわら~と廊下を走っていったんですよ!えーとコードブルーとか何とか」

専門学校卒「ええっ?それなんですか???聞いたことはあるけど・・・。」

国立大学博士課程修了者「もしかしてドクターヘリかもしれない??」

専門学校卒「ああ!そうか!急を要する患者さんなんですね!」

そこにうちの研究室のボス、医学博士修了者登場。

私立修士過程修了者「先生、コードブルーってドクターヘリの到着なんですか?」

ボス、あごが開く。

私立修士過程修了者「今廊下でコードブルーってアナウンスがあって、お医者さんたちが走って外来のほうに走っていったんですよ。」

ボス「それ心停止だよ、本来は暗号だったんだけど今はドラマ化とかされちゃって知らない人いないんだけどね。」


・・・。


7帝大卒業者「ええっそうなんですか!私知りませんでした!」

てっきり空から患者がやってくるイメージだった私たち・・・ラピュタみたいに空から・・・・。

最先端にいるのと、世間のことはまったく別物だということですね(笑


というわけでコードブルーは空から患者さんがやってくる緊急性より、もっと緊急度のが高い患者さんの発生した符丁だと初めて知りましたです。

皆さんも健康には気をつけてね。








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