2009630(火)

夏着物の装い


メイン画像は、海島木綿の襦袢と、レースの足袋。

でも夏向けの正当な足袋は麻ですよ~~ん。
夏着物の装い

明日から7月ですね~。

着物の世界では、明日から薄物が解禁です。

薄物とは、絽、紗に代表とされる絹物で、そのほかには麻や浴衣も解禁です。
あっ、あくまでも目安です。
いまどきは結構解禁も早いんじゃないかな。


最近では浴衣もいろいろ友禅染めのような柄付けがありますので、品物によっては襦袢を着て、足袋を履いたり、麻の帯を締めたらおしゃれ着にも使えます。
※麻の帯といいましたが、浴衣の柄行によって、羅とかの目の粗い織物や、紗や絽などの織りものもあわせられると思います。昔ながらの紺や白浴衣にはお勧めしませんが、紅梅なら大丈夫!
私、実践済みです。←日本橋の三越にて


ちなみに私は沖縄を着物で歩いていたとき、3月にもかかわらず暑かったので裸足でいたら、

「お太鼓のときは足袋はいてね」と足袋をいただきました。

ありがとう~~ごぜ~~ぇ~~ますぅ~~~♪

一足増えました!


夏の襦袢は、絽か麻か薄手の木綿、レースの木綿なんか可愛いですよ。

浴衣にもいろいろありまして、通常の綿コーマというものもあれば縮というでこぼこのある生地もありますし、紅梅という太い糸と細い糸が格子の地紋をつくっているものがあります。

紅梅ですと木綿だけでなく、絹物もありますので、こうなってくると品のよい着物になってきます。

履物は下駄で十分ですが、絹物の上等なものを着るときは麻でできた夏物のぞうりがかっこいいです。

下駄も二枚歯もあれば、右近下駄や、小町下駄など、底がいろいろ変わっていますので、雰囲気で選ぶこともできます。

画像
左から2枚歯、右近、舟形



短い季節ですが、夏はおしゃれがいっぱい!

肌を露出させて小麦色になるのもいいですが、しとやかに控えめなやりかたでおしゃれを楽しむのもまた楽しいです。


画像
絽の襦袢の上に、案山子の型染めの絹芭蕉の着物。
麻の帯を締めております。
帯揚げ帯締めともに、オールシーズン用をつかっております。

画像
綿紅梅の伝統的な柄行の浴衣。
上の帯と同じものを使うこともできます。








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