2010年10月27日(水)
27日付の米科学誌サイエンスのニュース
生き物を守りたい×7
“ | SCIENCE アメリカ科学振興協会 (AAAS)の発行している学術雑誌。世界で最も権威がある学術雑誌の一つで、査読記事が掲載される雑誌。 「サイエンスジャパン」はリンクを張れないので検索で訪問してください 日系サイエンスとは違うみたいです(こちらのアメリカ版は、「SCIENTIFIC AMERICAN」)←はっきり違うと確証できるほど知らない。 NATUERじゃないのがちょっとびっくり。 |
毎日新聞2010年10月27日の記事
IUCNとは(国際自然保護連合)と名乗る、独特の世界的な協力関係のもと、1948年に設立された国家、政府機関、非政府機関で構成された国際的な自然保護機関。
外務省管轄です。(なぜ??)
ちなみにワシントン条約は経済産業省、里山の構想は、環境省
もしかして、今の日本の対応・・・後手後手じゃないでしょうか??
哺乳類も深刻だけど、鳥類がもっと深刻ですね。
脊椎動物:絶滅の恐れ、年52種
約2万5000種の脊椎(せきつい)動物のうち5分の1に絶滅の危険があるとした最新の分析を、世界の科学者で作る「国際自然保護連合(IUCN)」がまとめ、27日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。このうち哺乳(ほにゅう)類、鳥類、両生類は毎年平均52種の絶滅危険性が高まっている。【大場あい】
保護活動で種の減少速度が抑えられたことも初めて科学的に示され、IUCNは、名古屋市で開催中の国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10=名古屋会議)で、各国に対策強化を呼びかけた。
IUCNは数年ごとに種ごとに絶滅の危険度を8段階で示した「レッドリスト」を公表している。今回は38カ国174人の研究者が哺乳類、鳥類、両生類と一部の魚類など脊椎動物計2万5780種を対象に80年以降の危険度の変化を調べた。
それによると約250種が絶滅し、約5000種に絶滅の恐れがあった。絶滅危険度の変化を計算すると、両生類は80~04年に662種で悪化。哺乳類も156種(96~08年)、鳥類は223種(88~08年)が高まり、平均すると80年以降で毎年52種が絶滅に近づいたという。
一方、保護区設定や狩猟禁止などの対策で、哺乳類で29種(96~07年)、鳥類で39種(88~08年)の絶滅危険度の悪化を防いだと推測した。
条約事務局は5月、「10年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」との目標が達成できなかったと発表。各国は名古屋会議で10年以降の生態系保全の国際目標を交渉している。IUCNは「必要なのは対策強化だ」としている。
IUCNとは(国際自然保護連合)と名乗る、独特の世界的な協力関係のもと、1948年に設立された国家、政府機関、非政府機関で構成された国際的な自然保護機関。
外務省管轄です。(なぜ??)
ちなみにワシントン条約は経済産業省、里山の構想は、環境省
生物多様性条約
生物多様性は人類の生存を支え、人類に様々な恵みをもたらすものです。生物に国境はなく、日本だけで生物多様性を保存しても十分ではありません。世界全体でこの問題に取り組むことが重要です。このため、1992年5月に「生物多様性条約」がつくられました。2008年10月現在、日本を含む190ヶ国とECがこの条約に入り、世界の生物多様性を保全するための具体的な取組が検討されています
もしかして、今の日本の対応・・・後手後手じゃないでしょうか??
哺乳類も深刻だけど、鳥類がもっと深刻ですね。
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