2010年12月26日(日)
焼き芋ほくほく
考察×22
“ | 携帯からアップしようと思いましたが、考察になっちゃったので、メイン画像貼れなかった(笑 |
今日、義父が、焼き芋をしよう!といったので、みんなでその様子を見に行きました。
自前の畑の、砂の多い部分で取った自家製のさつま芋を、庭にある柿の枯れた葉がたくさん落ちたのをとってあったので、調整区域※1であることをいいことにして、はたけのど真ん中で燃やして、焼芋。
すぐに出来るイメージがあったのですが、出来上がるまで結構時間がかかりました。
・・・4時間。
しかしさすがにこれは時間かけすぎで消し炭になっているのもありました。
でも、そのおいしいことにびっくり!
今年我が家のさつま芋は、あまり出来がよくなく、あまり甘くないし、ブランドさつま芋でもないので、ふかし芋だと、鈍い黄色というか、透明感のある、緑がかった黄色という感じですが、焼き芋だと、いわゆる黄金色!
焼きたてのまだ暖かいうちのを指でつまんで口に入れると、しっとりとした、きんとん豆のような甘さ。
(そーいや、きんとんはさつま芋から作るんだったね)
そうかあ・・・だから焼き芋はこれほど愛されていたんだな。
って初めて判りました。
うん、いくぶん焦げ臭いというかいうのはありましたけどね・・・。
昔ながらの調理法をいざ体験してみると、今の調理方法がどれだけ便利でスピーディかっていうことが判るけれど、味わいみたいなものはこそげ取られているのかもしれないなあ・・・なんて思ったりして。
それでも調理法ってのは、あまり進歩がないようにも見えて※2、だから食材はどんどん雑味が入らないように洗練されているのかな。
なんて思ったりして。
原始的な裸の火、炭、ガス、電気、と調理方法もその熱を与える方式が変わり、より安全になってきて、そのうち原子力で・・って思ったけど、放射能浴びちゃうじゃんとか思ったら、とても食えんわと思ったり。
・・・もう人間は食材を生だけで食べることはできないよね。
人の生活にはいろいろなものが、密接でもないけど関わりあっていて、エネルギーの開発は、食べることにも関わっているんだな、と。
関係ないと思っていた、そのことが、実は関係あるのかもしれない。もちろん時代の流れともにそれは密接につながったり、緩やかにあるいは突然離れていったりするだろうけれど。
何気なく使っているそれが、実は、とても大切なファクターであるかもしれない。それを知ろうとすることは大切なんじゃないかなと思った出来事でした。
※1 当地域の場合、市街化区域ではそもそも焚き火は禁止です。調整区域はかろうじて認められています。童謡「落ち葉炊き」はその経緯で教科書などから落とされた名曲です。
※2 冷凍技術や、真空調理だとかあるのは多少知ってますよ~。でもそれらはやはりキワモノ。いわゆるおいしく頂くという意味合いでのことです。
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