2011年5月30日(月)
フルーツポット
フェルトのケーキ×51
おひさしぶりです。
ちょっと忙しかったり、悲しかったり、
新しい作品を考えていたりで、ご無沙汰していました。
今回作ったのは、フェルトのポットです。
まず型紙本を利用して、このようなものを作りました。
ふたも取れます。
でも・・・これ中をのぞくと、
こんな感じ。
厚紙を芯にしてフェルトで一部をくるんでいるだけなので、中に綿をつめたりして目隠しが必要です。
ちょっとこれはいただけない・・・。
なので、型紙を自分で引いて同じ形にしつつ仕様を変えました。
それがこれ。
いちごをイメージしたものです。
だからいちごの花をつけてみましたよ。
中は、
こんな感じ。
芯を色違いのフェルトで完全にくるんで、中をのぞいてもまあ妥協できるようにしました。
おままごと、としてならこれで十分ではないかと思います。
でも、作っている途中でちょっと取り付けを間違ってしまって、ゆがみが出たり、色のバランスなどが気に入らない。
まあこの色の加減はそのときに調整できますから、それはいいでしょう。
しかし、作成しながら考え込んでしまうほどわかりにくいのと、入り口の縁のあたりがきりっぱなしなのがすごく気になる。
なので、また型紙を引きなおし、それを基に作ったのがこれ。
いちごポットを作っているうちになんだかノリノリになってきて・・・気づいたら・・・えーと何に見えますでしょうか?
入り口の縁の切りっぱなしもなくなってキレイ!
といいつつも、ちょっと気にいらない部分があるので、型紙を引き直すつもりです。
つぼ型や、急須も作れたらいいなあって思っています。
なお、3つのポットのふたをとるとこんな感じ~!
ちなみに、ノリノリになってつくったポットのイメージはパイナップルでした!
ちょっと忙しかったり、悲しかったり、
新しい作品を考えていたりで、ご無沙汰していました。
今回作ったのは、フェルトのポットです。
まず型紙本を利用して、このようなものを作りました。
ふたも取れます。
でも・・・これ中をのぞくと、
こんな感じ。
厚紙を芯にしてフェルトで一部をくるんでいるだけなので、中に綿をつめたりして目隠しが必要です。
ちょっとこれはいただけない・・・。
なので、型紙を自分で引いて同じ形にしつつ仕様を変えました。
それがこれ。
いちごをイメージしたものです。
だからいちごの花をつけてみましたよ。
中は、
こんな感じ。
芯を色違いのフェルトで完全にくるんで、中をのぞいてもまあ妥協できるようにしました。
おままごと、としてならこれで十分ではないかと思います。
でも、作っている途中でちょっと取り付けを間違ってしまって、ゆがみが出たり、色のバランスなどが気に入らない。
まあこの色の加減はそのときに調整できますから、それはいいでしょう。
しかし、作成しながら考え込んでしまうほどわかりにくいのと、入り口の縁のあたりがきりっぱなしなのがすごく気になる。
なので、また型紙を引きなおし、それを基に作ったのがこれ。
いちごポットを作っているうちになんだかノリノリになってきて・・・気づいたら・・・えーと何に見えますでしょうか?
入り口の縁の切りっぱなしもなくなってキレイ!
といいつつも、ちょっと気にいらない部分があるので、型紙を引き直すつもりです。
つぼ型や、急須も作れたらいいなあって思っています。
なお、3つのポットのふたをとるとこんな感じ~!
ちなみに、ノリノリになってつくったポットのイメージはパイナップルでした!
2011年5月2日(月)
ねことねずみと、にじのはし
生き物を守りたい×7
4月の連休前、仕事帰りに家路を急ぐと、近くの休耕田の道端で、散歩中の大きな犬が何かを覗き込みました。
そして飼い主は、犬をむりやり引っ張って去っていきました。
犬の来た方に向かって帰るので、何があったのかとそのそばを通ると、みいみいと声が聞こえます。
仔猫だ、とすぐに思いました。
猫は好きです。
だから道端から泣き声のするところを覗き込むと、4匹の仔猫が草が深く生い茂ったところで鳴いていました。
あたりに親らしい猫のすがたは見えません。
すぐに、捨てられたのだろうと思いました。
休耕田や、家庭菜園用に貸し出す畑があちこちにあるこの地域には、たまに猫を捨てていく人がいるのです。
その時は、スルーしました。
私は猫アレルギーを。
子供たちは喘息を持っているからです。
夕方の5時半。大分暖かくなって、日も長くなりました。
もしかして母猫が迎えにくるかも。
もしかして飼い主が迎えにくるかも。
だからスルーしました。
家に帰って食事の支度をしました。
その間、仔猫のことは気にしていました。
支度が終わると、ちょうど上の子が学校から帰ってきました。
仔猫の話をしたら、見に行きたいというので、
「もう居ないかもしれないよ」。
と断りをいれ、下の子も一緒に三人で見に行きました。
仔猫はいました。
最初に見たときの場所からもっと奥まったところに落ち込んだようにうずくまっていて、みいみい鳴いていましたが、子供たちを見たとたん、3匹がいっせいによたよたとこどもたちに向かって歩いてきて、一番歩みのおそいからだの小さい子さえもが、子供の方に向かって歩いてきました。
4匹の仔猫をいったん保護することにして家に連れ帰りました。
家につれて返って庭にそっと降ろしたら、畑仕事をしていた義父は、
「なんで拾ってくるの、あのあたりには猫にえさやってる人がいるのに」
と困惑したような表情で言いました。
おいておいでとも言われましたが、もう真っ暗になっていたせいか、ダンボールをくれました。
仔猫たちをダンボールに入れたら、落ち着いたのか居眠りを始めました。
庭の隅において、これからどうしようと猫を飼っている友人に尋ねました。
「まず病院」
といってももう病院は終了しています。
仔猫たちは、衰弱している様子もなく、急を要する感じでもなかったので、それは次の日にしようと思いました。
友人は電話もくれました。
体の大きさ、様子などを尋ねてくれて、どんなものを与えたらいいのかも教えてくれました。
猫は一度も飼ったことはありませんから、何も準備はありません。
とりあえず、すぐに仔猫の食べるものを買いに行きました。
教えてもらったとおりに子猫にあてがうと、仔猫たちは、ほんのちょっとではありましたが食べました。床に置いた皿から食べるのがあまり上手でなかったので、スプーンで口のそばに持っていくと、スプーンをなめながらもぐもぐと食べました。
その間に上の子の友達が仔猫を見にやってきました。
里親を探そうと友達にメールを送ったら見にきてくれたのです。
可愛い可愛いとなでたり、抱っこしている間に仔猫がうとうと眠ったりとして、1時間ほど仔猫の様子を見ながらそばにいました。
おしっこやうんちも見てあげました。
夜も9時を回ったので、友達を帰すように促し、仔猫たちは箱に入れ、塀と門に囲まれた母屋に隣接している物置の軒下に置きました。
玄関に入れたいとも思いましたが、家に猫を連れ帰ってきたことはまず同居の義両親は好みませんでしたし、私たちもアレルギーや喘息が起きたら大変なので、もうずいぶん暖かい日だったので、風も雨もあたらないような場所においたつもりでした。
家に入ってからは、インターネットで飼い方や必要なものを調べました。
自分では飼いたくても飼えませんから、これから飼い主になってくれる人を探そうと思って、それまでなんとかしようと思いました。
でも。
でも仔猫たちは、皆死にました。
正確には、何かの野生の生き物に殺されてしまったのです。
朝、様子を見に行った下の子の知らせを受けて身体を調べたら、向かって左側の首筋だけに穴をうがったような傷がありました。
身体はもう固くなっていました。
手を合わせながら、彼らのために敷いてあげたバスタオルに兄弟をくるんで、すぐにしかるべきところに持ち込んで処理してもらいました。
時間がたった今から思えば、赤ん坊のような仔猫たちを家の敷地とはいえ、戸外においておいたのは間違っていたと気づいたのですが…。
もしあのまま捨てられていたところに放っとけば、一匹くらいは生き残ったのでしょうか。
もしかして飼い主は迎えに来てくれたのでしょうか。
連れてこなければよかった、
そしたら死ななくてもすんだかも、
と思いもします。
なきがらを預けたら、がっくりして居眠りし、そして夢を見ました。
先日ジャンガリアンハムスターが死んだ話を書いた時、「虹の橋を渡ったのですね」というコメントを頂き、そのイメージが頭に作り出されて、虹の橋をハムスターがチョコチョコ渡っていく夢を見たりしていたのですが、そのときの夢に、4匹の仔猫がハムスターについていく姿が映ったのです。
多分、妄想。
多分、思い込み。
多分、欺瞞。
それでも、ハムスターは仔猫をうまく誘導するにはとても効果があることでしょう。
上手に連れて行ってほしいと、そして、みんなで虹の橋を渡って、あの世で―それがあるとするならば―幸せになってくれることを願っています。
・・・なんとかしてあげられなくて、本当にごめんなさい。
そして飼い主は、犬をむりやり引っ張って去っていきました。
犬の来た方に向かって帰るので、何があったのかとそのそばを通ると、みいみいと声が聞こえます。
仔猫だ、とすぐに思いました。
猫は好きです。
だから道端から泣き声のするところを覗き込むと、4匹の仔猫が草が深く生い茂ったところで鳴いていました。
あたりに親らしい猫のすがたは見えません。
すぐに、捨てられたのだろうと思いました。
休耕田や、家庭菜園用に貸し出す畑があちこちにあるこの地域には、たまに猫を捨てていく人がいるのです。
その時は、スルーしました。
私は猫アレルギーを。
子供たちは喘息を持っているからです。
夕方の5時半。大分暖かくなって、日も長くなりました。
もしかして母猫が迎えにくるかも。
もしかして飼い主が迎えにくるかも。
だからスルーしました。
家に帰って食事の支度をしました。
その間、仔猫のことは気にしていました。
支度が終わると、ちょうど上の子が学校から帰ってきました。
仔猫の話をしたら、見に行きたいというので、
「もう居ないかもしれないよ」。
と断りをいれ、下の子も一緒に三人で見に行きました。
仔猫はいました。
最初に見たときの場所からもっと奥まったところに落ち込んだようにうずくまっていて、みいみい鳴いていましたが、子供たちを見たとたん、3匹がいっせいによたよたとこどもたちに向かって歩いてきて、一番歩みのおそいからだの小さい子さえもが、子供の方に向かって歩いてきました。
4匹の仔猫をいったん保護することにして家に連れ帰りました。
家につれて返って庭にそっと降ろしたら、畑仕事をしていた義父は、
「なんで拾ってくるの、あのあたりには猫にえさやってる人がいるのに」
と困惑したような表情で言いました。
おいておいでとも言われましたが、もう真っ暗になっていたせいか、ダンボールをくれました。
仔猫たちをダンボールに入れたら、落ち着いたのか居眠りを始めました。
庭の隅において、これからどうしようと猫を飼っている友人に尋ねました。
「まず病院」
といってももう病院は終了しています。
仔猫たちは、衰弱している様子もなく、急を要する感じでもなかったので、それは次の日にしようと思いました。
友人は電話もくれました。
体の大きさ、様子などを尋ねてくれて、どんなものを与えたらいいのかも教えてくれました。
猫は一度も飼ったことはありませんから、何も準備はありません。
とりあえず、すぐに仔猫の食べるものを買いに行きました。
教えてもらったとおりに子猫にあてがうと、仔猫たちは、ほんのちょっとではありましたが食べました。床に置いた皿から食べるのがあまり上手でなかったので、スプーンで口のそばに持っていくと、スプーンをなめながらもぐもぐと食べました。
その間に上の子の友達が仔猫を見にやってきました。
里親を探そうと友達にメールを送ったら見にきてくれたのです。
可愛い可愛いとなでたり、抱っこしている間に仔猫がうとうと眠ったりとして、1時間ほど仔猫の様子を見ながらそばにいました。
おしっこやうんちも見てあげました。
夜も9時を回ったので、友達を帰すように促し、仔猫たちは箱に入れ、塀と門に囲まれた母屋に隣接している物置の軒下に置きました。
玄関に入れたいとも思いましたが、家に猫を連れ帰ってきたことはまず同居の義両親は好みませんでしたし、私たちもアレルギーや喘息が起きたら大変なので、もうずいぶん暖かい日だったので、風も雨もあたらないような場所においたつもりでした。
家に入ってからは、インターネットで飼い方や必要なものを調べました。
自分では飼いたくても飼えませんから、これから飼い主になってくれる人を探そうと思って、それまでなんとかしようと思いました。
でも。
でも仔猫たちは、皆死にました。
正確には、何かの野生の生き物に殺されてしまったのです。
朝、様子を見に行った下の子の知らせを受けて身体を調べたら、向かって左側の首筋だけに穴をうがったような傷がありました。
身体はもう固くなっていました。
手を合わせながら、彼らのために敷いてあげたバスタオルに兄弟をくるんで、すぐにしかるべきところに持ち込んで処理してもらいました。
時間がたった今から思えば、赤ん坊のような仔猫たちを家の敷地とはいえ、戸外においておいたのは間違っていたと気づいたのですが…。
もしあのまま捨てられていたところに放っとけば、一匹くらいは生き残ったのでしょうか。
もしかして飼い主は迎えに来てくれたのでしょうか。
連れてこなければよかった、
そしたら死ななくてもすんだかも、
と思いもします。
なきがらを預けたら、がっくりして居眠りし、そして夢を見ました。
先日ジャンガリアンハムスターが死んだ話を書いた時、「虹の橋を渡ったのですね」というコメントを頂き、そのイメージが頭に作り出されて、虹の橋をハムスターがチョコチョコ渡っていく夢を見たりしていたのですが、そのときの夢に、4匹の仔猫がハムスターについていく姿が映ったのです。
多分、妄想。
多分、思い込み。
多分、欺瞞。
それでも、ハムスターは仔猫をうまく誘導するにはとても効果があることでしょう。
上手に連れて行ってほしいと、そして、みんなで虹の橋を渡って、あの世で―それがあるとするならば―幸せになってくれることを願っています。
・・・なんとかしてあげられなくて、本当にごめんなさい。
2011年4月23日(土)
とかち館
フェルトのケーキ×51
明日24日は、とかち館で、
ところで、とかち館って、昔は寿御苑だったところなんですね。
帯広を離れて20年近くなりましたので、住所と地名が一致しないことがあったりします。
帰省で戻るたびに西の方の繁栄ぶりや、市の中心の静けさに、変わらないものはないんだなあとちょっと感慨深くなったりしてたことを思い出したり。
うん。
それは、私の今の事情かもしれないですね(´▽`)
今回もぱおさんのブースに委託で少し出させていただきます。
今回新たに納品したものはこちら・・・。
明日、御用とお急ぎでない方は、どうぞ、とかち館にお出かけください。(^^)ノ
*****近況*****
今、いろいろなものを試作しています。
まず、フレンチクルーラーを作りたいなと思ったので、型紙をおこして、試作しています。
今のところ試作4個目。
これが1号。
2号、V3はすっとばして(画像が乗り切らなさそうなので)(笑
これがX。
型紙の大きさを変えてみたり、ひだの数を調整してみたり、同じような作業を繰り返しながら頭を抱えております。
『雑貨ギャザリング2011』-スプリングフェア-
日時*4月24日(日) 10:30~16:00
場所*とかち館 帯広市西7条南6丁目2番地
(TEL0155-24-1040)
が行われます。日時*4月24日(日) 10:30~16:00
場所*とかち館 帯広市西7条南6丁目2番地
(TEL0155-24-1040)
ところで、とかち館って、昔は寿御苑だったところなんですね。
帯広を離れて20年近くなりましたので、住所と地名が一致しないことがあったりします。
帰省で戻るたびに西の方の繁栄ぶりや、市の中心の静けさに、変わらないものはないんだなあとちょっと感慨深くなったりしてたことを思い出したり。
うん。
それは、私の今の事情かもしれないですね(´▽`)
今回もぱおさんのブースに委託で少し出させていただきます。
今回新たに納品したものはこちら・・・。
明日、御用とお急ぎでない方は、どうぞ、とかち館にお出かけください。(^^)ノ
*****近況*****
今、いろいろなものを試作しています。
まず、フレンチクルーラーを作りたいなと思ったので、型紙をおこして、試作しています。
今のところ試作4個目。
これが1号。
2号、V3はすっとばして(画像が乗り切らなさそうなので)(笑
これがX。
型紙の大きさを変えてみたり、ひだの数を調整してみたり、同じような作業を繰り返しながら頭を抱えております。
2011年4月20日(水)
アルジャーノンに花束を、
身内×11
“ | アメリカ合衆国の作家ダニエル・キイスによるSF小説。1959年に中篇小説として発表し、1966年に長篇小説として改作。 32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、大学の偉い先生が頭をよくしてくれるという夢のような話が持ち込まれた。その申し出にとびついた彼は、先に手術を施されてずば抜けた知能を持った、ネズミのアルジャーノンと同じように、天才に変貌していくが…… |
原題に句読点はついていない。
日本でもドラマ化がされたのでご存知の方も多いと思う。
私はドラマ化される数年前図書館で、花束の書かれた表紙を不思議に思って、その時読んだ。
今朝、我が家で飼っていた、ハムスター(ジャンガリアンハムスター)が死んだ。
ハムスターもネズミなので、ネズミつながりでアルジャーノンを思い出した。
ただそれだけ。
2歳と1ヶ月。
人間の年齢に換算すると80歳を超えたところらしい。
それが長生きだったのか、もうすこし生きられたのか微妙なところ。
最後の思い出に少し書いておきたいと思ったので、記事にしてみることにした。
先週の火曜日には、間違いなく標準体型だったはずなのに、きゅうにおなか周りが太くなった。元気に見えたので、肥満かと思ったが、インターネットを検索していたらどことなくおかしいと思い始めた。
観察してみると、おしっこの量もかなり少なく、うんちの様子も違う。
月曜日の夜、「病院に行こうね」といっていた時は、まだ食欲もあり、元気だった。
でも次の日にはもういつもがりがりとケージをかじることさえしなかった。
朝一番で、片足を切除した病院にケージごと持って行って診察を受けたらば、彼女を診せるために割った寝床の天上を
「なんで部屋を壊すんだょ~」
といわんばかりに片手をせわしなく動かして直そうとしていた。動きはのろかったが、大きくなったおなかを支えていることが出来た。
先生は歳を聞いたり、様子を聞いたりすると、ちょっと待つように言った。
しばらくして戻ってきた時には、手に飲み薬を持っていた。
「老齢による、腎臓の病気からくる腹水でしょう。エコー検査をしないとはっきりわかりませんが、検査のストレスで死んでしまうことも考えられるので、対症療法でしかないですが…」
利尿剤と、抗生物質と、ステロイドの混合シロップ。
「食事制限はしなくていいんですよね?好きなものをあげても大丈夫ですよね?」という質問に、先生は、大丈夫ですと答えた。
家に帰ってから、彼女の一番の好物、ヨーグルトをあげた。
スプーンにのせて、口元に近づけると、ぺろぺろとすごい勢いでなめ始め、目を細めて食べていた。
そのあとに大好きなパンも入れてみた。
薬も嫌がらないで飲んだ。
その日一日、歯をけずるがりがりという音は聞こえなかった。
けれど、夜の11時前に一度彼女は寝床から出てきて、パンにかじりついていた。
私はそれを間違いなく見た。朝夜に2滴与える薬も飲ませた。
それから人も就寝。
朝6時40分起床。
少しはよくなっているといいなと、元気になっているといいなと願いながら、薬を上げようとケージを開けて寝床を割ると、いつも黒曜石のようなきらきらした目は、何も見ていないような感じではあったが、開いていた。
もう、だめだと思った。
名前を呼んで、撫でた。
反応は何もなかった。
あまりにも穏やかな表情で、じっとうずくまっている姿を見て、そっとそっと声をかけて撫でた。
反応はやっぱりなかった。
子供たちが登校するので、準備のために一度寝床を直して、そっとしておいた。
ある程度支度が済んで、上の子供が、「もう一度見たい」というので、覗くと。
今度は目を閉じていた。
夕方まで待った。
目がまた開くかもしれないことを。
でも開かなかった。
元気だった頃の寝顔と何も変わらないのに。
ビニールの袋をがさがささせたら、目を開けて、むくりと頭をあげて、何かちょうだいとねだられそうな、いつもの姿、なのに。
仕事から帰ってきた夕方、子供たちと一緒に庭の花を摘んで彼女の回りに並べた。
花の真ん中で眠る彼女は、穏やかな顔で、いつ目覚めるともしれないようないつもの顔で永遠の眠りについている。
まだ、目が覚めるかもしれない
と、思わせるくらい、あまりにもいつもの可愛い顔で。
日本でもドラマ化がされたのでご存知の方も多いと思う。
私はドラマ化される数年前図書館で、花束の書かれた表紙を不思議に思って、その時読んだ。
今朝、我が家で飼っていた、ハムスター(ジャンガリアンハムスター)が死んだ。
ハムスターもネズミなので、ネズミつながりでアルジャーノンを思い出した。
ただそれだけ。
2歳と1ヶ月。
人間の年齢に換算すると80歳を超えたところらしい。
それが長生きだったのか、もうすこし生きられたのか微妙なところ。
最後の思い出に少し書いておきたいと思ったので、記事にしてみることにした。
先週の火曜日には、間違いなく標準体型だったはずなのに、きゅうにおなか周りが太くなった。元気に見えたので、肥満かと思ったが、インターネットを検索していたらどことなくおかしいと思い始めた。
観察してみると、おしっこの量もかなり少なく、うんちの様子も違う。
月曜日の夜、「病院に行こうね」といっていた時は、まだ食欲もあり、元気だった。
でも次の日にはもういつもがりがりとケージをかじることさえしなかった。
朝一番で、片足を切除した病院にケージごと持って行って診察を受けたらば、彼女を診せるために割った寝床の天上を
「なんで部屋を壊すんだょ~」
といわんばかりに片手をせわしなく動かして直そうとしていた。動きはのろかったが、大きくなったおなかを支えていることが出来た。
先生は歳を聞いたり、様子を聞いたりすると、ちょっと待つように言った。
しばらくして戻ってきた時には、手に飲み薬を持っていた。
「老齢による、腎臓の病気からくる腹水でしょう。エコー検査をしないとはっきりわかりませんが、検査のストレスで死んでしまうことも考えられるので、対症療法でしかないですが…」
利尿剤と、抗生物質と、ステロイドの混合シロップ。
「食事制限はしなくていいんですよね?好きなものをあげても大丈夫ですよね?」という質問に、先生は、大丈夫ですと答えた。
家に帰ってから、彼女の一番の好物、ヨーグルトをあげた。
スプーンにのせて、口元に近づけると、ぺろぺろとすごい勢いでなめ始め、目を細めて食べていた。
そのあとに大好きなパンも入れてみた。
薬も嫌がらないで飲んだ。
その日一日、歯をけずるがりがりという音は聞こえなかった。
けれど、夜の11時前に一度彼女は寝床から出てきて、パンにかじりついていた。
私はそれを間違いなく見た。朝夜に2滴与える薬も飲ませた。
それから人も就寝。
朝6時40分起床。
少しはよくなっているといいなと、元気になっているといいなと願いながら、薬を上げようとケージを開けて寝床を割ると、いつも黒曜石のようなきらきらした目は、何も見ていないような感じではあったが、開いていた。
もう、だめだと思った。
名前を呼んで、撫でた。
反応は何もなかった。
あまりにも穏やかな表情で、じっとうずくまっている姿を見て、そっとそっと声をかけて撫でた。
反応はやっぱりなかった。
子供たちが登校するので、準備のために一度寝床を直して、そっとしておいた。
ある程度支度が済んで、上の子供が、「もう一度見たい」というので、覗くと。
今度は目を閉じていた。
夕方まで待った。
目がまた開くかもしれないことを。
でも開かなかった。
元気だった頃の寝顔と何も変わらないのに。
ビニールの袋をがさがささせたら、目を開けて、むくりと頭をあげて、何かちょうだいとねだられそうな、いつもの姿、なのに。
仕事から帰ってきた夕方、子供たちと一緒に庭の花を摘んで彼女の回りに並べた。
花の真ん中で眠る彼女は、穏やかな顔で、いつ目覚めるともしれないようないつもの顔で永遠の眠りについている。
まだ、目が覚めるかもしれない
と、思わせるくらい、あまりにもいつもの可愛い顔で。
2011年4月14日(木)
24日に向けて納品しました。
フェルトのケーキ×51
トップ画像は、フェルトの小花で作ったヘアゴム。
髪の毛をまとめるだけでなく、バッグの持ち手につけてみたり、輪ゴムみたいに留めるものに使ってみたりもできます。
ヘアゴムの後ろは、このような感じになっております。
東日本大震災から1ヶ月が経過していますが、余震はまだ収まる気配をみせず、毎日毎日身体に感じる地震を感じている中、フェルト作品を作っていました。
仮面ライダーオーズベルトを作ってみたり、
大きな花とソフトクリームを作ってみたり。
そのほかにも、ご依頼いただいたものを作っていました。
依頼作品は、残念ながら持ち主が決まっているので私はおみせできませんけど、結構たくさん作ってましたよ(爆
フェルトケーキを作るのも楽しいのですが、なんとなく、ドーナツも作ってみたり。
フレンチク○ーラーも作ってみたかったのですが、あの独特な形状はなかなか難しく、これから型紙を起こして試作をしようと思っています。出来上がりはいつになるやら・・・(笑
というわけで、大きな花とソフトクリームとヘアゴムとドーナツセットと依頼を受けた作品2種を納品しました。
ソフトクリームは同じものをチャリティの方にも出品させていただいています。
これらは、
『雑貨ギャザリング2011』-スプリングフェア-
日時*4月24日(日) 10:30~16:00
場所*とかち館 帯広市西7条南6丁目2番地
(TEL0155-24-1040)
で出展される予定になっております。
私はぱおさんのブースで委託として参加いたします。
詳しくは、ぱおさんのブログ記事、TOKOさんのブログ記事で、判りますよ~~~~♪
どうぞよろしくお願いいたします。
髪の毛をまとめるだけでなく、バッグの持ち手につけてみたり、輪ゴムみたいに留めるものに使ってみたりもできます。
ヘアゴムの後ろは、このような感じになっております。
東日本大震災から1ヶ月が経過していますが、余震はまだ収まる気配をみせず、毎日毎日身体に感じる地震を感じている中、フェルト作品を作っていました。
仮面ライダーオーズベルトを作ってみたり、
大きな花とソフトクリームを作ってみたり。
そのほかにも、ご依頼いただいたものを作っていました。
依頼作品は、残念ながら持ち主が決まっているので私はおみせできませんけど、結構たくさん作ってましたよ(爆
フェルトケーキを作るのも楽しいのですが、なんとなく、ドーナツも作ってみたり。
フレンチク○ーラーも作ってみたかったのですが、あの独特な形状はなかなか難しく、これから型紙を起こして試作をしようと思っています。出来上がりはいつになるやら・・・(笑
というわけで、大きな花とソフトクリームとヘアゴムとドーナツセットと依頼を受けた作品2種を納品しました。
ソフトクリームは同じものをチャリティの方にも出品させていただいています。
これらは、
『雑貨ギャザリング2011』-スプリングフェア-
日時*4月24日(日) 10:30~16:00
場所*とかち館 帯広市西7条南6丁目2番地
(TEL0155-24-1040)
で出展される予定になっております。
私はぱおさんのブースで委託として参加いたします。
詳しくは、ぱおさんのブログ記事、TOKOさんのブログ記事で、判りますよ~~~~♪
どうぞよろしくお願いいたします。