2011年12月1日(木)
生まれかわって帰って来たね。
ネコ×90
こんにちは。
早速ですがトップの写真の黒猫はカリンではありません。
2年前に亡くした先代猫カンナ(通称カンカン)なんです。
写真はすべてフィルム写真をデジカメで写したものです。見づらくてすみません。
まん丸の目が可愛いカギシッポの女の子でした。
溯ることさらに2年前のある朝、
カンカンが今までに聞いたことのない険しい鳴き方で寝室に来ました。
早朝4時ごろだったと思います。
そのため眠くてカンカンを布団の中に入れて寝なおしました。
しかし起床してある光景に凍りつきました。
カンカンのベッドが血尿でピンクに染まっていたのです。
カンカンはこの事を知らせたかったんだ…。
ちゃんと知らせに来てくれたのにごめんね。
とりあえずすぐに病院に走りました。
その頃、25年ぶりに運転を始めたばかりの私は
カンカンが重病ではという不安と緊張でガチガチでした。
信号が変わっても気が付かない程…。
診断は腎不全。
早期発見の急性なら完治できますが、
カンカンは慢性腎不全のため投薬と処方食で見守る以外ないとの
医師の話に愕然としました。
どうしてもっと早く気が付いてやれなかったのか。
母親失格だ…。ごめんね、カンカン…。
ふがいない自分を激しく責めました。
がんばって薬も飲んでくれました。
それから病状は一進一退。
血液検査の結果が良ければ嬉し泣きし、少しでも悪いと、
どうしたらいいの・・・と言って泣きました。
大晦日の夜、激しく嘔吐して病院にかけ込んだこともありました。
そんな日々が1年半ほど続いたある日、お腹を見せてコロ~ンと
寝そべっていたカンカンをなでていた主人が叫びました。
「お母さん、大変だ!カンカンのおっぱいに固いものがある!!」
乳ガンでした・・・。
猫の乳ガンはほぼ100%が悪性で手術以外に治療はありません。
しかしカンカンは高齢の上、腎不全のため体力が落ちているので
麻酔から覚めないかもしれないと言われました。
この頃、血液検査の結果が良好で、
もしかしたらこのまま治るかも…と喜んでいた矢先の乳ガン発見でした。
生後6ヵ月頃のカンカン
とりあえず手術は見送り、
免疫力を高めるサプリメントで様子を見ることにしました。
老齢なのでガンの進行も遅いと思われたのですが、
2ヵ月後にはガンが巨大化して
皮膚をつき破って出てきたため緊急手術となりました。
手術の朝、看護婦さんに渡すと両手を広げて大きな声で鳴きながら
私を求めたカンカンの顔が今も忘れられません。
ペロンとピンクの舌を出したポーズが可愛かったカンカン
幸い手術は成功。麻酔からも無事に覚めました。
わずか2日の入院で退院したカンカンは驚くほど元気になり、
食欲もグンと増え私たちを大いに喜ばせました。
しかし、今思えば亡くなる前の最後の灯だったのかもしれません。
1ヵ月後には再発、
肺への転移と病状は目まぐるしく悪化していきました。
肺に転移してからはレンタルした酸素室の中での生活となったため、
なでてやることさえできませんでした。
そして、ガン発見から4ヵ月、
これまで勇敢に病気と闘ってきたカンカンでしたが
ついに虹の橋を渡りました。
「カンカン!」と呼ぶと1度目を開けましたが苦しそうな様子に
「ごめんね。もう虹の橋を渡っていいからね。」と言うと
静かに目を閉じました。
最期は私の胸に抱いて送ってあげることができました。
2年たってカリンとルナもやって来て
再び幸せな暮らしが戻ってきましたが、
カンカンを失った悲しみは心の奥にずっと抱えたまま…。
ふしぎのくにのものづくり工房さんにお会いしたのは
カンカンの2度目の命日を迎えたすぐ後でした。
思い切ってカンカンの毛を使って2号ちゃんを作って頂けないかと
お願いしたところ、快くお引き受け下さいました。
そして出来上がったのがこちらです↓
写真にパウチをかけたので光って見づらくてすみません。
とっても似ていますね!
カリンちゃんも匂いをかいでいます。
「他の猫の匂いがするニャン。誰ニャン?」
おかえり、カンカン。生まれかわって帰って来たね。
ふしぎさんのおかげでまた会えたね。
カンカンが亡くなってからというもの、楽しい思い出が
いっぱいあるにもかかわらず、亡くなった当時のことしか
頭に思い浮かべることができなかった私。
2号ちゃんが来て初めて色んな楽しかった時のことを
思い出すことができるようになりました。
ふしぎさん本当にありがとうございました。
2号ちゃんは幸せな思い出も運んで来てくれましたよ。
やっと新たな一歩を踏み出せた気がする素敵な日となりました。
早速ですがトップの写真の黒猫はカリンではありません。
2年前に亡くした先代猫カンナ(通称カンカン)なんです。
写真はすべてフィルム写真をデジカメで写したものです。見づらくてすみません。
まん丸の目が可愛いカギシッポの女の子でした。
溯ることさらに2年前のある朝、
カンカンが今までに聞いたことのない険しい鳴き方で寝室に来ました。
早朝4時ごろだったと思います。
そのため眠くてカンカンを布団の中に入れて寝なおしました。
しかし起床してある光景に凍りつきました。
カンカンのベッドが血尿でピンクに染まっていたのです。
カンカンはこの事を知らせたかったんだ…。
ちゃんと知らせに来てくれたのにごめんね。
とりあえずすぐに病院に走りました。
その頃、25年ぶりに運転を始めたばかりの私は
カンカンが重病ではという不安と緊張でガチガチでした。
信号が変わっても気が付かない程…。
診断は腎不全。
早期発見の急性なら完治できますが、
カンカンは慢性腎不全のため投薬と処方食で見守る以外ないとの
医師の話に愕然としました。
どうしてもっと早く気が付いてやれなかったのか。
母親失格だ…。ごめんね、カンカン…。
ふがいない自分を激しく責めました。
がんばって薬も飲んでくれました。
それから病状は一進一退。
血液検査の結果が良ければ嬉し泣きし、少しでも悪いと、
どうしたらいいの・・・と言って泣きました。
大晦日の夜、激しく嘔吐して病院にかけ込んだこともありました。
そんな日々が1年半ほど続いたある日、お腹を見せてコロ~ンと
寝そべっていたカンカンをなでていた主人が叫びました。
「お母さん、大変だ!カンカンのおっぱいに固いものがある!!」
乳ガンでした・・・。
猫の乳ガンはほぼ100%が悪性で手術以外に治療はありません。
しかしカンカンは高齢の上、腎不全のため体力が落ちているので
麻酔から覚めないかもしれないと言われました。
この頃、血液検査の結果が良好で、
もしかしたらこのまま治るかも…と喜んでいた矢先の乳ガン発見でした。
生後6ヵ月頃のカンカン
とりあえず手術は見送り、
免疫力を高めるサプリメントで様子を見ることにしました。
老齢なのでガンの進行も遅いと思われたのですが、
2ヵ月後にはガンが巨大化して
皮膚をつき破って出てきたため緊急手術となりました。
手術の朝、看護婦さんに渡すと両手を広げて大きな声で鳴きながら
私を求めたカンカンの顔が今も忘れられません。
ペロンとピンクの舌を出したポーズが可愛かったカンカン
幸い手術は成功。麻酔からも無事に覚めました。
わずか2日の入院で退院したカンカンは驚くほど元気になり、
食欲もグンと増え私たちを大いに喜ばせました。
しかし、今思えば亡くなる前の最後の灯だったのかもしれません。
1ヵ月後には再発、
肺への転移と病状は目まぐるしく悪化していきました。
肺に転移してからはレンタルした酸素室の中での生活となったため、
なでてやることさえできませんでした。
そして、ガン発見から4ヵ月、
これまで勇敢に病気と闘ってきたカンカンでしたが
ついに虹の橋を渡りました。
「カンカン!」と呼ぶと1度目を開けましたが苦しそうな様子に
「ごめんね。もう虹の橋を渡っていいからね。」と言うと
静かに目を閉じました。
最期は私の胸に抱いて送ってあげることができました。
2年たってカリンとルナもやって来て
再び幸せな暮らしが戻ってきましたが、
カンカンを失った悲しみは心の奥にずっと抱えたまま…。
ふしぎのくにのものづくり工房さんにお会いしたのは
カンカンの2度目の命日を迎えたすぐ後でした。
思い切ってカンカンの毛を使って2号ちゃんを作って頂けないかと
お願いしたところ、快くお引き受け下さいました。
そして出来上がったのがこちらです↓
写真にパウチをかけたので光って見づらくてすみません。
とっても似ていますね!
カリンちゃんも匂いをかいでいます。
「他の猫の匂いがするニャン。誰ニャン?」
おかえり、カンカン。生まれかわって帰って来たね。
ふしぎさんのおかげでまた会えたね。
カンカンが亡くなってからというもの、楽しい思い出が
いっぱいあるにもかかわらず、亡くなった当時のことしか
頭に思い浮かべることができなかった私。
2号ちゃんが来て初めて色んな楽しかった時のことを
思い出すことができるようになりました。
ふしぎさん本当にありがとうございました。
2号ちゃんは幸せな思い出も運んで来てくれましたよ。
やっと新たな一歩を踏み出せた気がする素敵な日となりました。
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