酒（ささ）や記(227)

　今年もクール便で、しゃっこい(冷たい)のが届きました。




　これで、この夏も乗り切れそうです。(笑)

　ありがとうございま～す!

　飲みに出るとき、「あの店に行こう」と思って行く店と「勝手に足が向いてしまう」タイプの店があると思いませんか。

　このお店は、後者のタイプです。

　いつもは2次会以降での利用が多いのですが、この日は飲み始めからです。

　まずは生ビールで喉を潤し、各臓器のアイドリング…



　適当におでんなどを出してもらい…



　刺身が出てきたりすると…日本酒に切り替え、ギアチェ～ンジ!



　一気にトップスピードに持っていきます。(笑)

　…

　そして…


　そして、そして…


　そろそろ記憶があやしくなってきて…

　…

　この店どこだっけ?

　先日、本屋さんから「取り置きの本が入荷しました」との連絡があり、さっそく買ってきました。

　酒のほそ道・39巻です。

　主人公の岩間宗達は、美味しい酒を飲むためなら、どんな努力も厭わないという飲兵衛。
　仕事よりも酒が大事、恋よりも酒とうまい肴がもっと大事と考え、今日も明日も明後日も、美味しい酒を飲み歩く～という何ともうらやましい男です。



　BS朝日で、月1回毎月第4木曜日の夜11時30分から放映もされています。

　正しい飲兵衛、必見です!　(笑)

　「鳴門鯛　純国産　無添加純米」～最近ではめっきりのぞくことのなくなった大型スーパーの日本酒の陳列棚に、こんなお酒を見つけてしまいました。
　まるでワインの瓶のようだなと思ったら…「ワイングラスでおいしい日本酒・金賞受賞」のタグがぶら下がっているではないですか。

　そんなコンテストがあったなんて全く知りませんでした。

　単に品質の良し悪しを競うのではなく、日本酒の新しい楽しみ方の可能性をも追究することをコンセプトにしているようです。


　鳴門鯛は、かつて日本酒に目覚め始めた頃に、よ～くお世話になったお酒です。
　しばらく顔(?)を見ないうちに、こんなお酒も出すようになっていたんですね。

　何かビビッとくるものを感じたので、棚に並べられていた3本すべてを買い占め(!)てきました。


　さっそく味見をしたところ…すっきりしたやさしい味わいで、食中酒に向いていると感じました。直観は間違っていなかったようです。

　今度飲む時は、ワイングラスにしようと思います。(笑)


・鳴門鯛　純国産　無添加純米…㈱本家松浦酒造場(徳島県鳴門市)

　ハマチとツブの激安品があったので、つい反射的に買ってしまいました。



　本日の日本酒は、これ　↓



　金松は山田錦100%使用の特別純米酒。生酛造りで仕込んだ灘酒の本格派ですが、肩の凝らないタイプなので普段酒にはもってこいです。
　酒質は、やや辛口ですがやわらかい飲み口です。


・金松白鷹…白鷹㈱(兵庫県西宮市浜町)