2016年5月28日(土)
夕刻のころ
カメラ訓練×157
夕陽を撮りに車を走らせた先は私の生まれ育った場所。
数年ぶりに行ってみる。
通いなれた道は何も変わっていなかった。
離農した父が手放した所。
以前の姿で残っていたが回りにあった納屋や車庫は取り壊され
畑の真ん中にポツンと実家があった。
南側には大きな山があった。
巨大な山に見えたけれど、今見るとそうでもない。
用水路も絶対溺れるほどの水の勢いと大きさに圧倒されていたが
ここも今見るとこれで?と思う大きさに変わっていた。
ここに恐る恐る倒れた木をかけて山へ渡り、よく散策した。
冬はジャンプ台を作ってボブスレーで一回転させる
危険な少女だった。
その山から真正面に実家が見える。
2階の左側が私の部屋。
ベランダに物干竿が片方だけひっかかっていた。
高校生の時、よくそこでタバコをすった。
バレているはずなのに両親からは一言も言われなかった。
農家である事が嫌でたまらなかった。
一番大変な職業である事を理解出来た頃には
両親はもういなかった。
最低な娘。
遠くの山は霞んでいた。
もうすぐ夕暮れ。
別の場所へと移動する。
ここはどこだろう?と夕陽の見える所へ来た。
刻々と沈んでいく太陽をずっと見ていた。
きっと昔から変わらない景色なのに今気が付くのは
どうしてなのだろう、と思う。
田んぼに沈んだ夕日の空が映っていた。
まだやってる農家さんっているんだ。
そろそろ、カエルの声が聞こえ始めていた。
数年ぶりに行ってみる。
通いなれた道は何も変わっていなかった。
離農した父が手放した所。
以前の姿で残っていたが回りにあった納屋や車庫は取り壊され
畑の真ん中にポツンと実家があった。
南側には大きな山があった。
巨大な山に見えたけれど、今見るとそうでもない。
用水路も絶対溺れるほどの水の勢いと大きさに圧倒されていたが
ここも今見るとこれで?と思う大きさに変わっていた。
ここに恐る恐る倒れた木をかけて山へ渡り、よく散策した。
冬はジャンプ台を作ってボブスレーで一回転させる
危険な少女だった。
その山から真正面に実家が見える。
2階の左側が私の部屋。
ベランダに物干竿が片方だけひっかかっていた。
高校生の時、よくそこでタバコをすった。
バレているはずなのに両親からは一言も言われなかった。
農家である事が嫌でたまらなかった。
一番大変な職業である事を理解出来た頃には
両親はもういなかった。
最低な娘。
遠くの山は霞んでいた。
もうすぐ夕暮れ。
別の場所へと移動する。
ここはどこだろう?と夕陽の見える所へ来た。
刻々と沈んでいく太陽をずっと見ていた。
きっと昔から変わらない景色なのに今気が付くのは
どうしてなのだろう、と思う。
田んぼに沈んだ夕日の空が映っていた。
まだやってる農家さんっているんだ。
そろそろ、カエルの声が聞こえ始めていた。
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