201893(月)

釧網線リベンジ


釧網線リベンジ

昨日から連休の為、また斜里-網走へ行った。

これは一番まともに撮れたもの。

斜里岳をバックに菜の花と絡めて。

もうちょい、ひきでも良かったかな。



以前行った時に希望である「海沿いを走る列車」が撮れなかった。



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それで地図上のここらへんがどういう地形なのか知りたかった。



私の一番好きな鉄道写真家のY氏の本で、

ここら辺を撮った写真が載っており、行き方も載っていた。


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ここの駅からかなり歩く、とあるが私は車で行ってみたが

見事に「立ち入り禁止」の看板があり入る事が出来なかった。



別のルートで走っても、ここの線路へ行く脇道が全くない。



だったら海沿いを歩くしかないと斜里駅から徒歩で行く事にした。



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地図上ではあたかも海沿いに線路があり、

いい感じで列車が走っている・・・と想像できる。



でもこのペーパー上の地図がくせ者で、

実際、行って見ると木が生い茂って線路まで行けない、とか

丘の上に線路があり見えない、とか

防風林が線路脇にあり見えない、とか

車をとめる脇道がない、とか

本当に色々あるんです、今までどれだけ騙されてきたか・・。




今回も同じだった。

海岸沿いには歩いても歩いても線路はない。


海岸に沿って急な丘があり、そこへ登って見る事にした。

はなましのトゲが刺さり、笹をかき分けて登って見るが

線路らしきものはなし。



岸辺へ一旦降りて30分ほど歩く。


釣りをしている軍団に会う。

車が砂浜に入っているので、どこかに道があるはず。


と、遠くに電線が見えた。

線路には必ず電線がある。

そこでまた丘を登った。


誰かが歩いたのか、はたまた恐ろしい獣が歩いた後なのか、

本当のけもの道がうっすらあった。

腰までの笹をかき分けて歩く。


そしたら、出た所は、なんと砂利道の道路だった・・・。

地図にはこんな道路、載ってないよ。。。



線路が全くない。

まいったな、と出た砂利道を戻る格好で歩く。



完全にどこを歩いているのか分からず迷った。

30分以上、炎天下歩く。


絶対、どこかから熊が見ていると思った。


すると車が向こうからきた。

という事はどこかの道路へ続いている事になる。


思わず走る。

するとやっと来た場所へ戻る事が出来た。



でも私は負けない。

だってここを調査する為にはるばる来たのだから。



さっきの砂利道を車で進む事にした。

何分かかっただろう、

またパンクすんじゃねーの、と思うような道だった。


鉄道写真家のY氏は「いい写真は楽して撮れない」と言う。

本当にそう思う。


すると線路が出て来た!

おおっ来たぜ来たぜと土埃を上げて進む。

どこかで海岸の近くまで伸びていたら、という期待感で一杯だ。




ところが。


砂利道は行き止まり。


線路はずっと先まで続いていた。



本にあった踏切も見当たらない。

きっともっと先にあるんだろう、と思った。


そして。

また戻る・・・笑。


線路はあるのだから、別に撮れない訳じゃない。

でもここで撮っても、網走で撮った、という風景じゃない。

だから撮らない。




戻った所になんという事でしょう、洗車場があった。

車を洗う。笑。


私は斜里に来ても洗車するんだ、と思った。笑。



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もう時間はかなりたっていた。




調査の結果、

「海岸線の線路まで行く事は出来ない」

で解決した。




車中泊する清里へ行く。

道の駅に温泉があるので、前回と同じここにしている。

車中泊も慣れたものでさっさと設置。

コンビニで晩ごはんを買ってきて、

さっさと食べて

さっさと温泉に入った。

この日は爆睡。


翌日。

朝、4時起きで出発。



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網走近くの原生花園の駅。

花は時期が終わっていたが、青空で清々しかった。



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昨日から北浜駅周辺を撮ろうと思っていた。

ここが一番、海に近い線路だからだ。



でも昨日とはなんとなく雰囲気が違っており、

逆方向から撮る事にした。

天気が良くて海を照らす光とバックの山がとてもキレイに見えたからだ。




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始発がやってきた。

逆光で撮ろうと思っていた。

人が待つような駅内は三脚は使わない事にしている。

太陽が影ってしまったけれど、これが限界。

海の光も消えて、船の黒い煙?が目立つ・・・。


全くダメダメ写真で腹が立つ。笑。




そして午後には帯広へ帰る。



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途中、川湯駅で足湯に入った。


標茶でとってもキレイな湖があった。

多分、湿原列車とかいうヤツがここを走るのかな。


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このずっと向こうの道路沿いに線路もあった。


もしかしたら、走っている所が見えるかも、

と時刻表を確認したら、次が2時間後。


待ってられません・・・と帰宅。


網走もそうですが、本当に列車の本数が少ないので

ピンポイントであらかじめ決めて移動しなきゃならない、

と今回しみじみ思いました。



標茶から釧路へは行かず、鶴居村へ行った。

道の駅で「釧路産パプリカ カレー」なるものを食べた。

衝撃的な味で驚く。


午後からこのカレーの味がずっと付きまとって

とても嫌な気分だった・・笑。




阿寒から無料区間の高速に入ってみた。

無料とはいえ、高速道路は初。

本別で下りる予定が浦幌で下りた。


あまりにも眠くなってしまい、危険を感じたからだ。



夕方、無事に帰宅。

サリィちゃんが私の姿を見て、走って逃げて行った・・笑。

このやろぅ。

あとでサリィが大っ嫌いな「だっこの刑」だな・・。



828キロの旅は終了。






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