201975(金)

釧路湿原へ


釧路湿原へ

今年一発目の遠征は釧路湿原。

色々と調べたら、どうやら近くの展望台から

列車が見えるとの事で。


まずは地図の左の二本松展望台へ。

ネットで調べると2本の松だけが目印らしい。

橋の手前のようだが、そんな所は見当たらない。


・・・橋を通り過ぎる・・そして、戻る・・・。


え、これ・・・?状態。



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写真じゃ丘のように見えますが・・・。

伝わらないけれど、もう崖・・・なんです。

これ登るの?・・・ウソでしょ?


登ったよね。

鹿ファミリーに3回も会ったよね。

2本松なんてどこにもないよね。



とりあえず、奥に進んで右方向らしいので行く。


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これも涼しげな林の中にみえるけれど、

完全に熊がいる森にしか見えなかった・・・。


「以前にも書きましたが、私は熊に関して異常に警戒中。
ずい分前にテレビで九州の山岳部の大学生が
北海道の山に登って熊に殺された再現VTRを見た。
それがすっげー怖いVTRでそれ以来、
更に熊が恐ろしい存在になってしまったのだ。」



ここまで来たのだから、進むしかない。

足がすくむけれど、行くのだ。

熊ベルを思いっきり鳴らして進んだ。

どこ見ても展望台はない。

行き止まりまで進む。

でもない。



諦めて帰ろうとした時、列車の音が聞こえた。

えええー、どこどこどこ??

音は後の方向からする。

走って戻ると、視界に線路が見えた!!


え・・・展望台ってか、崖じゃん・・・。

下の木を伐採して少しだけ視界は見えるけれど、

サルルン沼なんてまともに見えやしない・・・。



予定で撮るはずの列車は行ってしまった。

次は約2時間後・・・。


待つしかないでしょう。

その間、大粒の通り雨が降ってくるし、

どこからか動物の威嚇の声が聞こえるし、

木の切り株が全部、熊に見えるし・・・。


仕事で過ごす2時間も長いけれど、

森の中で怯えて過ごす2時間ももっと長かった。



そういえば、熊がいると獣の臭いがするって、

あの恐ろしい再現VTRで言ってた。

あいにく、私は鼻炎でなんも感じない。

最悪の2時間だった。




そのうちやっと列車の音が聞こえて連写。



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それがこれです。

右にサルルン湖がちょっと見えるけれど、

湖を入れると線路が隠れてどう頑張っても

これが限界の画角・・・。


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下り。

青い列車だった。(トリミングしてます)



これだけ頑張ったのに今一つ。


とぼとぼ帰ると、急斜面の登った所に車が!!

その横で小さいテーブルを出して何かやっている男の人がいた。


えー、車って入れるの?

登った意味ない・・・。


よく見ると逆に別の入口があった。

車の轍があったけれど、割となだらかな坂だった。

彼のはジムニーだったけれど、

私のウィリアムズでは無理っぽい。

でも歩きでもこっちから登ればよかった。


私は熊が出ると怯えていたのに、

この人はテーブルで呑気に何かしている。

・・・食われるぞ。






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次は右の2つの展望台。


このサルボとサルルン展望台は去年、近くを通った時に

展望台の駐車場まで寄ってみました。

ところが「車上荒らし注意」と看板の数に

行く気がなくなりました。



今回行って見ると5台も止まっていたので

これだけ止まっていれば、大丈夫だろうと。


展望台てか山登り。

20分くらい登ったかな、サルボ展望台は線路が見えない。


更に進んでサルルンまで行く。


塘路駅でトロッコが走っているポスターを見た。

ポスターの時刻表をざっと見ると12時くらいに

通る・・・ハズだった。



サルルン展望台到着。

汗びっしょり。

足、筋肉痛。

膝、ドラゴンスクリューくらったみたいに痛い。


階段や手すりが災害か何かで破壊されていた。


でも景色の素晴らしさには感動した。

もう少し天気がよかったらなー。


それでもトロッコを撮るために、またまた崖に三脚設置。

1時間ほど待つ。


トロッコが塘路駅に到着したのが見えた。

あと5分もすれば出発するはずが、動かない。

そのうち、動いたが逆方向へ戻って行ってしまった・・・。


崖に放置され、ポカーン状態・・・。

何が起こった?

トロッコの時刻表は私の持っている時刻表に載っていないと

思っていたら、実は別のページに載っていた・・・。

それによると私の撮りたかったカーブは

5月運行だけ?のようだった。

非常にわかりにくい時刻表。

(今見てもよく分からない・・・)




そのまま更に待って普通列車が通る。



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天気が悪く、太陽が隠れてしまった。

列車に光がちょうどあたるはずだったのに残念。




この写真を撮るために、崖に1時間もいたなんて。


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伝わるかなー、こんな所にいたのです(頭おかしい)。

それでこの結果なんて・・・。




ぐったりして、そのまま弟子屈経由で清里町へ。

ここの道の駅には温泉があるので、わざわざ来てます。

ここで車中泊して翌日は網走へリベンジする。


16時ころ到着して、清里町の施設でざるラーメンを食べる。

もう何食かも分からない。


道の駅に戻って、早速、温泉へ。

券売機で券を買うと2枚出て来た。


見ると1枚に「当り」と書いてある。


へっ?当り?

と受付へ「これなんですかね?」って聞くと、

「あっ!出て来ましたか!?」と。


聞くと2.3カ月に1度しか出ない当りが出たようで(笑)。

BOXティッシュ5個パックを頂きました。



清里町は去年フォトコンテストで賞を頂き、

特産物をたくさん送って頂きまして。


そして温泉で滅多に出ない当りが出る・・・。



清里町はどうしてこんなにも

私を歓迎してくれるのでしょうか(笑)。

また来たくなるよね、きっと相性が良いんだろうねぇ。


当たったからいう訳ではないけれど、

ジャガイモ畑が一面。

十勝の畑より1枚の面積が大きいように思う。

とてもキレイな風景が広がっています。

ので是非、清里町に行って見てくださいっ!




そのまま17時30には爆睡。

前日、全然眠れなくて2時間ほどしか寝てなかった。

しかも登山のような展望台を3つも登り・・・。

疲れていたのだなー。




翌日、4時30に出発。

網走は本当に本数がないので、1本もムダに出来ない。


原生花園駅の花を期待して向かう。


しかし。

時期が遅かったようでした。

黄色とオンレジのユリのような花の満開を列車と撮りたかった。



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だんだんと曇りになり、

撮るはずの場所も変更せざるを得なかった。

知床斜里駅から偵察の為に乗るはずだった列車も

時間がなくて乗れず。


また次回の課題となる。




集めているご当地入場券も6駅ゲット。


一番驚いたのが「釧路湿原駅」。

こんな所に駅があるのか?って感じのルート。

トムラウシ温泉のルートに似ている。

車と車がすれ違うのがやっと。

「路肩弱し」看板があり。

頼むから強くしてくださいと言いたくなる。


駐車場から更に歩いて行き止まりまで。



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でもこんなに素敵な駅がありました。


ほぼトロッコ乗車で乗り降りするようです。



近くに「細岡展望台」あり。

また展望台かよと思いながらも、

もしかしたら線路が見えるかも・・・と登ったら

全く見えませんでした。

でも景色は素晴らしかった。

景色は素晴らしくても列車が撮れないなら

二度と来ることはないでしょう・・笑。

写真も撮ってねーし。




画像

今回の旅の曲は前日スカパーでライブを見て感動した

ユニコーンのアルバム。

奥田民生氏が年とっても更にカッコいいのは何故だろう。


おとーこーは はっとりー♩



このアルバムのおかげでノリにノッた

約750キロ走った旅でした。






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