2019年12月20日(金)
2019
わたし×301
もう12月。
しかも20日です。
今年はあと1回の休みしかありません。
年末年始は7勤・・死ぬと思います。
ついこの間、久々に図書館で本を借りてきた。
高山なおみさんという方で料理や文章を書く方。
その中に
「人間はもちろん、どの生きものも立派な感受性をそなえている。
・・・感じるから、その分だけ動くのです。
・・・「感じて」は、「動く」。
この二つが生き物の基本動作です。
・・・生き物は感じないと動けないのです。」
この本に高山さんの旦那さんが登場するのですが、
その方の言葉です。
よく考えたら当たり前なんですが、
私はもの凄く心を打たれました。
例えば、の話。
毎年恒例の年末募金を会社で行っているとする。
私は一度も募金した事がない。
というのは、会社で、です。
というのも、募金って色々あって自分が感じた事にしか
募金したくないから、です。
どれだけの人が会社で募金をしている事柄に関して
詳しく知っているのでしょうか。
知らなくても大体の事は知っていて、
それが少しでも役に立つのなら、というのが悪いんじゃなく
もっと興味をもってほしいと思うから。
本当に「感じて」「動いた」のですか?と思うんです。
「何も感じなくて動かされた」のでは?と思うんです。
しかも「うちの会社では社員からこれだけの募金をしてますよ」
というのがチラチラ見えて、気に入らない。
更に「この職場はこれだけしか募金してない」
と上から言われた日には、卑しさしかみえません。
これは全部、例えばの、話です。
2019年は私にとってとても意味のある年だった。
相変わらずな仕事ぶりで、(というのはヤル気のない、という意味)
ある日、ある事件が起きた。
ここ2年程の私の仕事の集大成と言っていいほどの事件だった。
そんなことがあって、また色々と考えた。
何故、こうなったのかを考えないと解決しない。
手っ取り早い解決方法は分かっているけれど、
それはしない。
何故なら会社を辞める事になるから。
私は何があっても会社を辞めるつもりはない。
でも分からなかった。
だから色々と試してみる事にした。
髪をバッサリ切って、度つきのメガネを作ってもらった。
ウルトラマンみたいに、メガネをかけたら変われたらいいなと、
そんな考えしか浮かばなかった。
でも初日から大失敗をした(笑)。
慣れてないメガネのせいだと思われた(笑)。
それからまた考えた。
外見を変えても数日たてば結局はまた元に戻ってしまう。
色んなその系統の本を読んでも何も変わらない。
人って中々変わる事は出来ないものだと、改めて思った。
今年一番後悔した事は髪を切った事。
驚くほど似合っていない。
例えばの話。
新しい人が職場に来る。
当然、指導する人がいて数日は丁寧に教える。
でも何日たっても全然覚えてくれない。
自分の作業もその分、滞ってしまいイライラする。
人の個性と個性のぶつかり合い。
イライラしている人はイライラの原因を広める。
それが知らない所で関係のない人にまで広まる。
大抵は素直に聞いてくれる。
結果、単純に新しい人はとても悪い人となる。
何度もイライラ指導を横目で見てきた。
あまりにも酷いので、ありゃ可愛そうだとある時もらした。
するともらした相手も、実は・・と色んな事を話し始めた。
同調され私はますます、なんとかしてあげたいと思った。
でも私は直接関わっている訳じゃない。
言った所で「あんた、かんけーないじゃん」と言われれば
それまでだ。
でもかわいそすぎる。
あんなにイライラ指導しているのを、
そこにいる全員が毎日見てるじゃない、
ヒドイと思わない?なんとかしてあげたいと思わないの?
何も出来ないまま数か月。
ついに新しい人は別の新しい所へ行く事になってしまった。
私はその人に自分のそれまでの思いを告げる事が出来ず、
「よかったね」としか言えなかった。
・・・最後の仕事帰りの時だった。
そしたらずっと無表情だった人が、
今までに見た事のない笑顔が返ってきた。
嬉しくて帰ったあとにこっそり泣いた(笑)。
感じても動けなかった。
正直に動いた所で丸く収まったのか。
そうならない気がするから動けなかった。
しかも後日。
私がもらした事を同調した人は、
その場限りの同調でイライラ人とも同調していた事が
分かった事。
・・・例えば、の話ですから・・。
私が2019年、気づいた事。
要するに「周りは何事もそんなに重要に思っていない」ってこと。
別の本にこんな事が書かれていた。
「他者の感情を誤解した時、周囲と噛みあわなくなる事がある。
自分の思いがどっしりとして揺らがないために、
ほかの人がそれほど感情に厚みがない、
ということに気づきにくい。
仕事への情熱や誰かとの信頼関係など、
自分が「これは揺るがない部分だ」と信じたことについて
ほかの人はそう思っていない場合がある。」
じゃどうすればいいのさ、とまた考える。
距離をおく。
もうコレしかないと思った。
続けて数か月。
ずっと楽になった。
トラブルも何も起こらなくなった。
・・・いまのところ。
2019年手帳を見返すと、
なんとかしようと頑張れば頑張るほど
逆の方向へ流れて行った気がする。
前も言った気がするけれど、
必要のない経験はいらない、と思う。
私はオタクな性格なので、
興味のない事は全く触れません。
ちょっとでも興味のある事は何が何でも
自分の思い通りにしようとする・・・。
だから疲れる。
少しは知らぬ存ぜぬ、でいいんだという事。
来年はどんな年にしようか・・・。
決めるのは自分だ。
しかも20日です。
今年はあと1回の休みしかありません。
年末年始は7勤・・死ぬと思います。
ついこの間、久々に図書館で本を借りてきた。
高山なおみさんという方で料理や文章を書く方。
その中に
「人間はもちろん、どの生きものも立派な感受性をそなえている。
・・・感じるから、その分だけ動くのです。
・・・「感じて」は、「動く」。
この二つが生き物の基本動作です。
・・・生き物は感じないと動けないのです。」
この本に高山さんの旦那さんが登場するのですが、
その方の言葉です。
よく考えたら当たり前なんですが、
私はもの凄く心を打たれました。
例えば、の話。
毎年恒例の年末募金を会社で行っているとする。
私は一度も募金した事がない。
というのは、会社で、です。
というのも、募金って色々あって自分が感じた事にしか
募金したくないから、です。
どれだけの人が会社で募金をしている事柄に関して
詳しく知っているのでしょうか。
知らなくても大体の事は知っていて、
それが少しでも役に立つのなら、というのが悪いんじゃなく
もっと興味をもってほしいと思うから。
本当に「感じて」「動いた」のですか?と思うんです。
「何も感じなくて動かされた」のでは?と思うんです。
しかも「うちの会社では社員からこれだけの募金をしてますよ」
というのがチラチラ見えて、気に入らない。
更に「この職場はこれだけしか募金してない」
と上から言われた日には、卑しさしかみえません。
これは全部、例えばの、話です。
2019年は私にとってとても意味のある年だった。
相変わらずな仕事ぶりで、(というのはヤル気のない、という意味)
ある日、ある事件が起きた。
ここ2年程の私の仕事の集大成と言っていいほどの事件だった。
そんなことがあって、また色々と考えた。
何故、こうなったのかを考えないと解決しない。
手っ取り早い解決方法は分かっているけれど、
それはしない。
何故なら会社を辞める事になるから。
私は何があっても会社を辞めるつもりはない。
でも分からなかった。
だから色々と試してみる事にした。
髪をバッサリ切って、度つきのメガネを作ってもらった。
ウルトラマンみたいに、メガネをかけたら変われたらいいなと、
そんな考えしか浮かばなかった。
でも初日から大失敗をした(笑)。
慣れてないメガネのせいだと思われた(笑)。
それからまた考えた。
外見を変えても数日たてば結局はまた元に戻ってしまう。
色んなその系統の本を読んでも何も変わらない。
人って中々変わる事は出来ないものだと、改めて思った。
今年一番後悔した事は髪を切った事。
驚くほど似合っていない。
例えばの話。
新しい人が職場に来る。
当然、指導する人がいて数日は丁寧に教える。
でも何日たっても全然覚えてくれない。
自分の作業もその分、滞ってしまいイライラする。
人の個性と個性のぶつかり合い。
イライラしている人はイライラの原因を広める。
それが知らない所で関係のない人にまで広まる。
大抵は素直に聞いてくれる。
結果、単純に新しい人はとても悪い人となる。
何度もイライラ指導を横目で見てきた。
あまりにも酷いので、ありゃ可愛そうだとある時もらした。
するともらした相手も、実は・・と色んな事を話し始めた。
同調され私はますます、なんとかしてあげたいと思った。
でも私は直接関わっている訳じゃない。
言った所で「あんた、かんけーないじゃん」と言われれば
それまでだ。
でもかわいそすぎる。
あんなにイライラ指導しているのを、
そこにいる全員が毎日見てるじゃない、
ヒドイと思わない?なんとかしてあげたいと思わないの?
何も出来ないまま数か月。
ついに新しい人は別の新しい所へ行く事になってしまった。
私はその人に自分のそれまでの思いを告げる事が出来ず、
「よかったね」としか言えなかった。
・・・最後の仕事帰りの時だった。
そしたらずっと無表情だった人が、
今までに見た事のない笑顔が返ってきた。
嬉しくて帰ったあとにこっそり泣いた(笑)。
感じても動けなかった。
正直に動いた所で丸く収まったのか。
そうならない気がするから動けなかった。
しかも後日。
私がもらした事を同調した人は、
その場限りの同調でイライラ人とも同調していた事が
分かった事。
・・・例えば、の話ですから・・。
私が2019年、気づいた事。
要するに「周りは何事もそんなに重要に思っていない」ってこと。
別の本にこんな事が書かれていた。
「他者の感情を誤解した時、周囲と噛みあわなくなる事がある。
自分の思いがどっしりとして揺らがないために、
ほかの人がそれほど感情に厚みがない、
ということに気づきにくい。
仕事への情熱や誰かとの信頼関係など、
自分が「これは揺るがない部分だ」と信じたことについて
ほかの人はそう思っていない場合がある。」
じゃどうすればいいのさ、とまた考える。
距離をおく。
もうコレしかないと思った。
続けて数か月。
ずっと楽になった。
トラブルも何も起こらなくなった。
・・・いまのところ。
2019年手帳を見返すと、
なんとかしようと頑張れば頑張るほど
逆の方向へ流れて行った気がする。
前も言った気がするけれど、
必要のない経験はいらない、と思う。
私はオタクな性格なので、
興味のない事は全く触れません。
ちょっとでも興味のある事は何が何でも
自分の思い通りにしようとする・・・。
だから疲れる。
少しは知らぬ存ぜぬ、でいいんだという事。
来年はどんな年にしようか・・・。
決めるのは自分だ。
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