久しぶりにちゃんとした本を読みました。
(普段は“旅”関係の雑誌が多い)


『インパラの朝』中村安希さん
２６歳の時に、４７ヵ国を２年かけて旅した本です。

～・・・・・そして、ジムで鍛えた両腕に四本の予防注射を打ち、体重を三キロ増やして日本を離れた。～


とにかく、グッときました。
なんとなく手にとり、“旅”がテーマということと、帯に書かれていた紹介文で選んで借りた本でしたが、予想を裏切られました。
ただの“旅しました本”ではなかった。

刺激を受けました。
私の中に、ザクザクとした刺激やギューっとした刺激や色んな刺激が…

彼女本人に会って、もっともっと聞きたくなりました。

“借りた”本でしたが、今日、“買った”本にしようと思います。


たくさん心に残った文や場面がありました。
例えば、イランやパキスタンで出会った人とのやりとり、そして彼女が感じたこと。
そして、

～アフリカは教える場所ではなくて、教えてくれる場所だった。助けてあげる対象ではなく、助けてくれる人々だった。アフリカは貧しい大陸ではなく、圧倒的な豊かさを秘めた、愛されるべき大陸だった。～



興味を持った人がいたら、是非読んでみて下さい。
そして、もしよかったら感じたことを教えて下さい。