2011714(木)

全体像『はるさめ』・・公開近づく!!


全体像『はるさめ』・・公開近づく!!

昨夜からの雨、凄まじかったですね。
屋外でお仕事の方は大変だったでしょう。。

さて、今回から数回にわたって、今月23日(土)、24(日)に、十勝港で一般公開となる護衛艦『はるさめ』の全体像(どんな船か?)について軽~く迫ってみます。

この護衛艦『はるさめ』は、むらさめ型と呼ばれる、同型9隻の護衛艦の2番艦で、その前に建造された、あさぎり型(昨年、十勝港で公開された『あまぎり』もその一隻)の性能向上型として造られた護衛艦です。一口に性能向上型といっても、それまでの自衛隊艦船のそれまでの不都合点を改善しつつ、設計時点での最新技術が盛り込まれるため、船容が大きく変わっています。

それが一番現れているのが、船体の全体的な形状。昨年寄港の『あまぎり』と比べても、かなり未来的な印象を受けるかもしれません。

その理由の一つは、ステルス性能(レーダーなどの探知装置から探知をされにくくする性能)を盛り込んだこと、海面に対して垂直な船体だと水平方向からのレーダー波をそのまま発信源に返してしまいます。横方向からのレーダー波の反射波を同じ方向に返さないため、船体はあらゆる角度に傾斜していて、艦上の構造物等も傾斜があるため私たちの目には、なんとなく未来型の形状に映るようです。

前述の『あまぎり』と共に、昨年、寄港の護衛艦『ひゅうが』も同様の形状を採用しているため、船体側面は垂直面がほとんどありません。

先日、釧路で公開された輸送艦『しもきた』や、ミサイル艇・イージス護衛艦などにも取り入れられていますが、汎用護衛艦に採用されたのは、この、むらさめ型が最初となります。

尚、『はるさめ』のマストは、強度の関係上、旧来の護衛艦同様ラティスタイプ(格子状)のものを採用していますが、レーダー波を反射しにくい素材を表面に使用していて、性能はそれにも勝るとも言われています。

当日は、ステルス形状が盛り込まれた近代的な姿も楽しんでみてください。

今日は、ステルス性能が盛り込まれた『はるさめ』のお話でした。


護衛艦『はるさめ』十勝港寄港日程はここをクリック



☆震災関連・航路情報☆

シルバーフェリー(川崎近海汽船)苫小牧-八戸・航路は、震災後代替航路(苫小牧-青森)で運行されていましたが。 7月10日苫小牧21:15発便より(八戸発は7月11日より)苫小牧-八戸・航路での運行が再開されました。。
それに伴い代替航路(苫小牧-青森)は休航となります。

詳しくは、こちら→シルバーフェリーHP外部リンク



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店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク






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