2011824(水)

戦艦『三笠』復元50周年


戦艦『三笠』復元50周年

今年、1961年(昭和36年)の復元から50周年を迎えた戦艦『三笠』(記念艦・三笠)。日本の海事遺産として大変価値の高い保存艦で、現在は横須賀に保存されています。

NHKで放送され、第三部が12月より放送される『坂の上の雲』でも度々登場。東郷平八郎、秋山真之、以下を演じる俳優達のやり取りに日本が軍国主義へと向かった時代背景を改めてリアルに感じたものです。

さて、今日は、その『三笠』を、当店のお客様でもある十勝きっての艦船モデラー・大谷氏の作品で紹介したいと思います。

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艦橋から中央部をアップしてみます。この模型は、日露戦争『日本海海戦』時の仕様で作られており、『坂の上の雲』に登場するまさにその時期の三笠を作りこんだものになります。

模型の艦橋上には人影があり、『日本海海戦』で指揮を執った東郷平八郎がこの中にいることは間違いないでしょう。

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凛々しく構える『三笠』の主砲・・40口径30センチ砲を眺める。。

この三笠は、1902年(明治35年)に完成。
日本の軍艦なのですが、当時は自国で戦艦を建造する技術を持ち合わせていなかった日本。『三笠』の建造はイギリスの造船所に依頼、『三笠』は英国製なのです。。

イギリスの技術で作られたこの主砲ですが、これを日本の技術者たちが徹底的に解剖・研究し日本の軍事技術は急速な成長を遂げました。

この主砲は、後の第二次大戦で世界最大にして最高の機能をもつ主砲といわれた戦艦『大和』の46センチ砲を作り上げる原点ともなりました。

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機関部、煙突まわり石炭を燃やし、最高18ノットの速力を出したといわれています。

模型では入り組んだ部分や、煙突の細かな再現を可能な限り施してあり、見るものを圧倒します。『三笠』の船体解剖図などと照らし合わせるとその仕組みが立体的に見えてきます。

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今日は、大谷氏の作品で戦艦『三笠』を紹介しました。
秋の夜長は、模型作りに専念、完成した模型を前に、グラスを傾け、至福のときを過ごすのもよいものですよ。

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戦艦『三笠』各プラモデルキット

☆ハセガワ1/350・日本海軍戦艦『三笠』日本海海戦 ¥7000(上) ※記事内の大谷氏製作のキット。

☆シールズモデル1/700・日本海軍戦艦『三笠』 ¥3885(下)

ボリュームある模型製作に、是非、挑戦してみてください!!

来年5月に開催予定の、『艦船模型発表会』への参加・お問い合わせもお待ちしております。(募集はH24年4月1日より)


船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク






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STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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