2011年9月7日(水)
『パイロット』という仕事?
海・船ネタ記事×64
『パイロット』と聞くとすぐに頭に浮かぶのは?と聞かれ、飛行機の操縦士!と答える方が大半でしょう。
その『パイロット』ですが、もともとは特定の港や航路に不案内な外国航路などの船長を補佐する、『水先案内人』のことをさす言葉で、今も海の上で『パイロット』といえば『水先案内人』をさします。
特に世界中の海を不定期で航海する船は、世界の全ての港を完璧に熟知すること自体無理な話で、航路の浅瀬や海象を熟知した水先案内人は安全な出入港に無くてはならない存在なのです。
この『パイロット』日本国内では、ついこの間まで、外国航路の船長経験者であるという事が、その仕事に就く第一条件となっていて、担当する航路に入ると操船に関わる権限を全て握り、どんな大きな船でも、『パイロット』の指示で操船されます。そんな事から、『パイロット(水先案内人)』の称号も、船長と同じ『キャプテン』なのです。
上の写真の小型船、船体横に大きく『PILOT』と書いてありますが、これが『パイロット(水先案内人)』を仕事場となる船へと送り迎えするボートです。
上の写真は荒れ始めた海でタグボートから大型コンテナ船に乗船を試みる水先案内人、ここを上るだけでも命がけです。
この『パイロット』。担当する区間で船を乗り降りするのは、海の上となるわけで、特に時化模様の天気の日は、揺れる船から船へと縄梯子とタラップを乗り継いで大型船なら10M以上はあろうかと言う絶壁を上り下りする、こんな危険なシーンから始まります。(写真中央、タグボート前方に縄梯子とタラップが見えます。)
水先案内人を乗船させる区間は大きく二つに分けられていて。船長判断で必要と判断された際に『パイロット』を乗船させる『水先区』と呼ばれる水域と、特に船舶の往来が激しかったり、特異地形などで『パイロット』の乗船を義務付ける『強制水先区』というものがあり船の大きさなどに準じて『水先案内人』の舵とりなしでは航行出来ない場所も数多くあります。ですから『パイロット』は、船の航海には欠かせない職業といえます。
そんな『パイロット(水先案内人)』も高齢化が進んでいて、次の世代の人材育成が急務となっています。新たな法整備や、育成機関などを早く整備がいそがれます。そんな中、改正法の施行で上に書いた外国航路船長経験者、と言う枠が取り除かれた、新しい制度教育を受けた『水先案内人』も誕生しました。
十勝港にも外国船入港時に活躍する水先人がちゃんといるんですよ。
将来、海での仕事を考えている、と言う方は、こんな職業も視野に入れてみては如何でしょうか?
詳しくはこちら→ 日本水先人会連合会
今日は、『PILOT(水先案内人)』のお話でした。
そして本日も・・
看板犬『ビス』(営業部長)出勤中。
是非、会いに来てくださいね!!
三周年記念企画・第二弾『秋の海雑貨フェア・イルカさんと海の仲間&ハワイアンの小物たち』を開催中!
10月30日(日)まで開催!
9・10月をイルカさん雑貨強化月間としてイルカさんモチーフの雑貨を随時増強!
期間中各ジャンルの商品を入れ替えながら、何度ご来店いただいても楽しめる内容を目指します。
ホビーコーナーでは『1/700プラモデル・復帰応援プロジェクト』を進行中!
子供の頃に1/700ウォーターラインの軍艦を作った、と言うお父さんも多いかと思いますが、そんな懐かしい記憶をお持ちの方々の模型作りへの復帰をお手伝いしよう、というプロジェクトです。
ウォータラインの新しい世界の紹介や作り方ラインナップまでを知っていただき、少年の頃の夢だった、より完成度の高い作品作りお手伝いをさせて頂きます。
作品を仕上げたなら、当店で年に一度開催する >『艦船模型発表会』にも是非エントリーしてみてください。
今、1/700プラモデルの世界は一つの新時代を迎えています、手軽に組めるキットから、精密さにこだわると際限がない新金型の高精度モデルまで、進化した1/700プラモデルがどんなものか、新商品のラインナップを、是非一度、お確かめ下さい。
本日もご来店お待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
その『パイロット』ですが、もともとは特定の港や航路に不案内な外国航路などの船長を補佐する、『水先案内人』のことをさす言葉で、今も海の上で『パイロット』といえば『水先案内人』をさします。
特に世界中の海を不定期で航海する船は、世界の全ての港を完璧に熟知すること自体無理な話で、航路の浅瀬や海象を熟知した水先案内人は安全な出入港に無くてはならない存在なのです。
この『パイロット』日本国内では、ついこの間まで、外国航路の船長経験者であるという事が、その仕事に就く第一条件となっていて、担当する航路に入ると操船に関わる権限を全て握り、どんな大きな船でも、『パイロット』の指示で操船されます。そんな事から、『パイロット(水先案内人)』の称号も、船長と同じ『キャプテン』なのです。
上の写真の小型船、船体横に大きく『PILOT』と書いてありますが、これが『パイロット(水先案内人)』を仕事場となる船へと送り迎えするボートです。
上の写真は荒れ始めた海でタグボートから大型コンテナ船に乗船を試みる水先案内人、ここを上るだけでも命がけです。
この『パイロット』。担当する区間で船を乗り降りするのは、海の上となるわけで、特に時化模様の天気の日は、揺れる船から船へと縄梯子とタラップを乗り継いで大型船なら10M以上はあろうかと言う絶壁を上り下りする、こんな危険なシーンから始まります。(写真中央、タグボート前方に縄梯子とタラップが見えます。)
水先案内人を乗船させる区間は大きく二つに分けられていて。船長判断で必要と判断された際に『パイロット』を乗船させる『水先区』と呼ばれる水域と、特に船舶の往来が激しかったり、特異地形などで『パイロット』の乗船を義務付ける『強制水先区』というものがあり船の大きさなどに準じて『水先案内人』の舵とりなしでは航行出来ない場所も数多くあります。ですから『パイロット』は、船の航海には欠かせない職業といえます。
そんな『パイロット(水先案内人)』も高齢化が進んでいて、次の世代の人材育成が急務となっています。新たな法整備や、育成機関などを早く整備がいそがれます。そんな中、改正法の施行で上に書いた外国航路船長経験者、と言う枠が取り除かれた、新しい制度教育を受けた『水先案内人』も誕生しました。
十勝港にも外国船入港時に活躍する水先人がちゃんといるんですよ。
将来、海での仕事を考えている、と言う方は、こんな職業も視野に入れてみては如何でしょうか?
詳しくはこちら→ 日本水先人会連合会
今日は、『PILOT(水先案内人)』のお話でした。
そして本日も・・
看板犬『ビス』(営業部長)出勤中。
是非、会いに来てくださいね!!
三周年記念企画・第二弾『秋の海雑貨フェア・イルカさんと海の仲間&ハワイアンの小物たち』を開催中!
10月30日(日)まで開催!
9・10月をイルカさん雑貨強化月間としてイルカさんモチーフの雑貨を随時増強!
期間中各ジャンルの商品を入れ替えながら、何度ご来店いただいても楽しめる内容を目指します。
ホビーコーナーでは『1/700プラモデル・復帰応援プロジェクト』を進行中!
子供の頃に1/700ウォーターラインの軍艦を作った、と言うお父さんも多いかと思いますが、そんな懐かしい記憶をお持ちの方々の模型作りへの復帰をお手伝いしよう、というプロジェクトです。
ウォータラインの新しい世界の紹介や作り方ラインナップまでを知っていただき、少年の頃の夢だった、より完成度の高い作品作りお手伝いをさせて頂きます。
作品を仕上げたなら、当店で年に一度開催する >『艦船模型発表会』にも是非エントリーしてみてください。
今、1/700プラモデルの世界は一つの新時代を迎えています、手軽に組めるキットから、精密さにこだわると際限がない新金型の高精度モデルまで、進化した1/700プラモデルがどんなものか、新商品のラインナップを、是非一度、お確かめ下さい。
本日もご来店お待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
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