2012129(日)

砕氷艦『しらせ』パネル展(百年記念館)


砕氷艦『しらせ』パネル展(百年記念館)

本日まで開催されている『氷まつり』。
南極からやってきた氷も展示されていますね。

その会場の一角の百年記念館では、それを持ち帰った、砕氷艦『しらせ』の写真を展示したパネル展が開催されています。

今年は、この砕氷艦『しらせ』の船名の由来となった、白瀬  矗(しらせ のぶ)中尉が率いた『白瀬隊』が初めて南極に到達して100年にあたる年でもあり、今年の南極観測は大きな節目とも言えます。そんな中でのパネル展の開催です。

画像

砕氷艦『しらせ』の特徴や、今期の南極航海の寄港スケジュールなどのデータをはじめ、南極はじめとした、航海中の写真が多く展示されています。

画像

「暴風圏内を航行するしらせ」

南極圏に入るには、年間通して低気圧が発生する海域を通過しなければなりません。いわば避けて通れない『暴風圏』、ここを抜けなければ南極にたどり着く事ができないわけです。

その真っ只中を航行する『しらせ』の船首を写した写真、青い波をかぶり、まさに荒海の航海。
『しらせ』といえどさぞ揺れた事でしょう。
船に弱い観測隊員は大変だったでしょうね。

画像

「昇らない太陽」

南極圏ならではの昇らない太陽と、そこにたたずむ『しらせ』のシルエット、とても幻想的な写真でした。

画像

「氷海を進むしらせ」

氷を割りながら進むしらせ・・
現在活躍中の2代目『しらせ』からは、新たに散水装置が船首に装備され、氷を砕く際、海水をまくことで氷との摩擦を減らし、容易に前に進むことができるそうです。

画像

「昭和基地としらせ」

今年も南極に到着した『しらせ』ですが、南極の氷が厚く南極接岸を18年ぶりに断念、物資や隊員の輸送は昭和基地に出来るだけ近い位置からヘリコプターと雪上車で行うそうです。これだけの新鋭船をもってしてもたどり着けない場所があるとは、やはり自然のもとで人間は小さな存在なのですね。この写真は接岸できた年の『しらせ』と昭和基地が写っています。

このパネル展は写真をメインとした展示で、普段見られない『南極』と『しらせ』の姿を見ることが出来ます。
オーロラと『しらせ』が写る芸術的なショットもありましたよ。


砕氷艦『しらせ』パネル展は、百年記念館1Fで開催されています。『氷まつり』にお出かけの方は、是非こちらにも足を運んでみてください。


そして当店では・・
模型の企画展『1:1250モデルシップの世界』を店内企画展示室で開催中!入場は無料です。

企画展『1:1250モデルシップの世界』は、2月12日(日)まで開催。開催期間中に是非一度ご覧下さい。



船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク






 コメント(0件)コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます 
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています

ユーザー登録すると?
  • ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
  • 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。






 ABOUT
STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

年齢40代
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
STAR SHIP MODELS
住所帯広市東3条南14丁目4
TEL0155-23-3103
営業10:00 - 17:30
定休不定休
 カウンター
2009-02-02から
576,882hit
今日:224
昨日:329


戻る