201228(水)

極限の世界・・戦艦『三笠』


極限の世界・・戦艦『三笠』

本日、船ネタは、戦艦『三笠』です。

この戦艦『三笠』を1250分の1の模型で紹介してみます。

NHKドラマ『坂の上の雲』司馬遼太郎 作のドラマ化作品が昨年末にかけて放映されましたが、その中で度々登場するのが、この戦艦『三笠』です。

日露戦争を戦い日本海海戦で勝利した事はあまりに有名。

当時、日清戦争以後ロシア帝国の脅威に対抗すべく、鉄製軍艦の建造技術が未熟だった、日本が、イギリスで建造した、鋼鉄艦。この船の建造には、特に資金力に乏しかったこの国の財政のなかで、作り上げた血と汗の結晶ともいえる船。国力の乏しい国が世界と対等な外交を勝ち取った、現代日本をつくるきっかけにもなった軍艦です。

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さて、模型としての『三笠』を紹介していきましょう。
この模型、ドイツはNEPTUNE(ネプチューン)社の作品で、1250分の1の縮尺で製品を製造、主に軍艦メインで製作している工房です。ドイツ海軍・日本海軍の軍艦は勿論のこと世界各国の艦船を、精密な模型でラインナップしています。

この模型の大きさは全長で10CM・・とても小さいです。

ところがその精密さというと・・上の写真のようにまずは、船全体の細かい部品。軍艦旗、や信号旗までがちゃんと掲げられています。このあたりは精密再現のこだわりの中にも、遊び心を感じます。

メイン画像にあるように500円玉を横に置いてみるとその細かさがよく分かると思います。

この画像で写した部分を肉眼で見ての細かい部分のダメ出しはもはや不可能。写真は気分が悪くなるようなピント合わせの接写で、撮影は一苦労でした。

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マスト上の500円玉に納まる範囲を拡大してみました。
細かいワイヤーやロープが細い線で再現されています。
この細いマスト上に一本一本丁寧に取り付けられています。

もはや極限の世界への挑戦を重ねた模型なのです。

これを一点ではなく複数量産して、製品化しているのですから、ドイツ職人のこだわりは、半端なものではありません。
さすがは、マイスターの国ならではの作品ですね。

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戦艦『三笠』は、記念艦として、現在も横須賀市に保存されています。船はイギリス製ですが、戦艦大和の主砲建造に至る研究材料にもなり、現在の日本の工業技術の礎となった船でもあるのです。機会があれば実物を目にしてみると良いかもしれませんね。

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横須賀に保存されている、戦艦『三笠』

記念艦『三笠』ホームページ外部リンク

今回紹介した『三笠』をはじめとした細かな模型100点余を集めて開催中の企画展『1:1250モデルシップの世界』は今週末、2/12(日)までの開催です。
入場無料ですので、是非この職人技の冴える模型の世界を堪能してみてください。



模型の企画展『1:1250モデルシップの世界』を店内企画展示室で開催中!入場は無料です。

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企画展『1:1250モデルシップの世界』は、2月12日(日)まで開催。100点余の精密ミニチュア模型をご覧いただけます。

模型ファンならずとも楽しめる内容です。開催期間中に是非一度ご覧下さい。

プラモデルコーナー新商品入荷!


雑貨コーナーも新装で、新商品入荷中!こちらも是非ご覧下さい。



船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク






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十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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