201251(火)

氷海を行く南極観測船『宗谷』・・・


氷海を行く南極観測船『宗谷』・・・

今日の模型ブログは『第二回・艦船模型発表会』から、その出品作品の紹介です。

艦船モデラー・大谷氏製作の南極観測船『宗谷』(作品タイトル『宗谷』)です。

南極観測船『宗谷』は、昨年末のドラマ『南極大陸』でもおなじみの砕氷船。タロ・ジロとセットで語られる話は有名です。

大谷氏はこれまで軍艦メインで、戦艦・巡洋艦や駆逐艦航空母艦などを手がけてきましたが、今回の『宗谷』は今までとはちょっと勝手の違う作品となったようです。

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近づいて見るほどに細密さが浮き立つ甲板上の構造物。

軍艦には無かった門型のクレーンやそれに絡むように設置されたワイヤー類、オレンジと白の船体で手を抜けない塗装と手すりやレーダー、マストなどの細かい金属パーツと、とことん攻めた作品に仕上がっています。

この作品の『宗谷』は、1/350のスケールで再現できるキットをベースに、フルハル(全船体)のキットを喫水線から切断、ウォーターライン(洋上)モデルに作り変えて、氷海を再現したジオラマにすえつけてあります。

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ヘリコプターの飛行甲板を後方から眺めます。

搭載されたヘリコプターも1/350という縮尺で、非常に小さい物ながら精密に塗装し再現してあります。

この模型は、第三次南極観測の際の仕様で第二次越冬隊の派遣が断念され南極に取り残された犬達の中で生き残ったタロとジロを発見した際の船の姿で再現されています。

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石膏を使い表現された氷の海と氷の大地。
そこには南極を代表する生き物であるペンギンの姿も・・・

ジオラマの中には、なんとあのタロとジロまでもが作りこまれています。

ご来場予定の方は、この作品の中から、タロ・ジロの姿を見つけてみてください。

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作品は昭和基地へと向かう宗谷をまるでその場に行ってきたかのような忠実な再現で作りこんであります。

南極に果敢に挑む『宗谷』の姿、作品はそのワンシーンを切り取った一つの画のような風景で、模型に対する情熱とその歴史を掘り下げて見つけ出した真実をプラスして作り上げた完成された風景とっても良いでしょう。


今日は只今開催中の『第二回・艦船模型発表会』から、大谷氏の作品『宗谷』を紹介しました。


只今、模型展『第二回・艦船模型発表会』を当店企画展示室で開催中です。 船の模型を集めた模型発表イベント!十勝在住モデラーの自信作が大集合!是非、ご来場下さい。


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   GW企画 『第二回・艦船模型発表会』

    ☆開催期間:4/28(金)~5/6(日)

    ☆時間:10:00~19:00

       開催期間中は無休で営業

       入場は無料です。



今年のGWは是非、魅惑の模型の世界に触れてみてください。


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船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS


店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク






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十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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