2012年5月7日(月)
出品作品から・・サンファン・バウティスタ号
お客様作品×42
昨日までの開催で盛況のうちに終了した『第二回・艦船模型発表会』の作品から、内山氏製作の木製帆船『サンファン・バウティスタ号』です。
内山氏の『サンファン・バウティスタ号』は2年の月日を費やした大作。
その作品を見てみましょう。
船体をカットして船内を見せる構造で船体内部の作りこみが細かいところまで見て取れます。
『サンファン・バウティスタ号』は、仙台藩主である伊達政宗が建造したガレオン船と呼ばれる西洋型帆船。
スペイン人提督のセバスティアン・ビスカイノの協力を得て作られたこの船は日本最初の西洋型軍船でもあります。
慶長18年(1613年)にスペインとの貿易交渉のため太平洋を横断アカプルコに一年の停泊の後、鉱山・精錬の専門家を日本に送り届けた事でも有名です。
日本で作られた初のガレオン船『サンファン・バウティスタ号』スペインの様式そのままの船の雰囲気を内山氏はほぼ復元船の実物に近い姿で再現。
絢爛豪華な様が伝わってきます。
サンファン・バウティスタ号の復元船は、出帆の380周年目の1993年に進水し、現在は宮城県石巻市の『サンファン館』で保存されていますが、昨年の東日本大震災の津波で被災、現在修復が進められています。
『サンファン・バウティスタ号』が日本から出帆した年の2年前には慶長三陸地震がやはり三陸一帯を襲い、津波は田老や大船渡で最高20mともいわれました。東日本大震災はそれからちょうど400年目の年に起きています。
そういう意味でこの時期に目にする模型として非常に意味深いものとなりました。
この復元船が修復されると震災の復興のシンボルとなることでしょう。
今日はGWに開催された『第二回・艦船模型発表会』から、内山氏の作品『サンファン・バウティスタ号』でした。
この模型を見ながら一日も早い東北の復興を祈りたいと思います。
明日、5/8は、当店お休みをいただきます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
内山氏の『サンファン・バウティスタ号』は2年の月日を費やした大作。
その作品を見てみましょう。
船体をカットして船内を見せる構造で船体内部の作りこみが細かいところまで見て取れます。
『サンファン・バウティスタ号』は、仙台藩主である伊達政宗が建造したガレオン船と呼ばれる西洋型帆船。
スペイン人提督のセバスティアン・ビスカイノの協力を得て作られたこの船は日本最初の西洋型軍船でもあります。
慶長18年(1613年)にスペインとの貿易交渉のため太平洋を横断アカプルコに一年の停泊の後、鉱山・精錬の専門家を日本に送り届けた事でも有名です。
日本で作られた初のガレオン船『サンファン・バウティスタ号』スペインの様式そのままの船の雰囲気を内山氏はほぼ復元船の実物に近い姿で再現。
絢爛豪華な様が伝わってきます。
サンファン・バウティスタ号の復元船は、出帆の380周年目の1993年に進水し、現在は宮城県石巻市の『サンファン館』で保存されていますが、昨年の東日本大震災の津波で被災、現在修復が進められています。
『サンファン・バウティスタ号』が日本から出帆した年の2年前には慶長三陸地震がやはり三陸一帯を襲い、津波は田老や大船渡で最高20mともいわれました。東日本大震災はそれからちょうど400年目の年に起きています。
そういう意味でこの時期に目にする模型として非常に意味深いものとなりました。
この復元船が修復されると震災の復興のシンボルとなることでしょう。
今日はGWに開催された『第二回・艦船模型発表会』から、内山氏の作品『サンファン・バウティスタ号』でした。
この模型を見ながら一日も早い東北の復興を祈りたいと思います。
明日、5/8は、当店お休みをいただきます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
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