2012年6月28日(木)
気になる新製品・・ホビーコーナーから
ホビー×69
最近、ファンが増えつつある1/700艦船プラモデルの世界、少年時代に触れた経験から、社会に出た今、再びその情熱が再燃した・・という方も少なくありません。
中には幼少期から40年というキャリアを持つプロモデラー並みの経歴を持つ方もいらっしゃいます。
今ではその1/700スケールモデルも、精密化が進み、仕上がりのクオリティーも格段に上がりました。
そんな魅力の世界から、5月~6月に完全新金型で発売された商品から気になるものをピックアップしてみたいと思います。
まずは発売されたばかりの1/700スケール艦船2点。
フジミからリリースされた戦艦『扶桑』の2商品です。
同じ戦艦・『扶桑』のモデルですが、昭和16年時と昭和19年時、開戦時期と終戦前年の最後の姿がそれぞれモデル化され、作り比べる事が出来るようになっています。
戦艦『扶桑』は、1915年(大正4年)に軍艦『扶桑』として就役。世界は第一次大戦時期、その時代の戦艦であったことから太平洋戦争まで多くの近代化改装や改良工事を経ていましたが、開戦時期にすでに30年という艦齢でした。
そのため目立った活躍は無かったのですが『扶桑』最後の戦いとなったレイテ沖海戦では米艦の集中砲火を浴び全員戦死という壮絶な最後を遂げています。
その最後を目にしたものは無く、海中に沈む艦影を思いながら製作してみたいキットです。
フジミ 特66『戦艦・扶桑 昭和16年』 ¥2835
フジミ 特67『戦艦・扶桑 昭和19年』 ¥2835
前述の扶桑と同時期にの1915年に就役した英国・戦艦『クイーンエリザベス』。こちらはピットロードからの発売です。
このクイーンエリザベスは就役時第一次世界大戦中のさなか就役し1919年から1924年まで大西洋艦隊の旗艦として、1924年からは地中海艦隊の旗艦として活躍しました。
第二次世界大戦では、一時人間魚雷の攻撃で損傷するも、アメリカで修繕の後、日本軍への攻撃に加わった経歴を持ちます。
第一次大戦から第二次大戦まで、二度の大きな戦争を生き残った戦艦として、興味深い存在です。
ピットロード W145 『クイーンエリザベス・1918』¥4000
最後は、最近充実してきた小型艦船の中でも、それぞれ興味深い模型として取り上げられるドイツ海軍のZ級駆逐艦。
その中のドイツ海軍駆逐艦『Z-25』です。
Z級のZはZerstorer(ツエアシュテーラー)の頭文字で、Z-23型以降の駆逐艦は固有の艦名ではなくこの符号で呼ばれていました。
Z級駆逐艦は日本海軍の陽炎型など主力のものと比べると、比較的大柄な印象の駆逐艦。北の海での護衛と攻撃のため速く動き回る足と堅牢な船体を持っていました。
このZ25はイギリス海軍軽巡洋艦エジンバラ撃沈に貢献したことが戦果とされています。
終戦時には無傷で生き残り、その後フランス艦として余生を過ごしたあと1958年に解体されました。
日本同様、限られた国土と資源の中で兵器開発に知恵を絞ったドイツが作り出した一つの形として、製作してみたいキットの一つです。
ピットロード W143 ドイツ海軍Z23級駆逐艦『Z-25・1944』 ¥1980
皆さんも1/700艦船模型の世界を楽しんでみませんか?
商品価格はブログ作成時点での当店売価です。
すたーしっぷ”の休日から・・
迫力満点・海上保安庁・観閲式の模様はこちら→平成24年度・観閲式
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
中には幼少期から40年というキャリアを持つプロモデラー並みの経歴を持つ方もいらっしゃいます。
今ではその1/700スケールモデルも、精密化が進み、仕上がりのクオリティーも格段に上がりました。
そんな魅力の世界から、5月~6月に完全新金型で発売された商品から気になるものをピックアップしてみたいと思います。
まずは発売されたばかりの1/700スケール艦船2点。
フジミからリリースされた戦艦『扶桑』の2商品です。
同じ戦艦・『扶桑』のモデルですが、昭和16年時と昭和19年時、開戦時期と終戦前年の最後の姿がそれぞれモデル化され、作り比べる事が出来るようになっています。
戦艦『扶桑』は、1915年(大正4年)に軍艦『扶桑』として就役。世界は第一次大戦時期、その時代の戦艦であったことから太平洋戦争まで多くの近代化改装や改良工事を経ていましたが、開戦時期にすでに30年という艦齢でした。
そのため目立った活躍は無かったのですが『扶桑』最後の戦いとなったレイテ沖海戦では米艦の集中砲火を浴び全員戦死という壮絶な最後を遂げています。
その最後を目にしたものは無く、海中に沈む艦影を思いながら製作してみたいキットです。
フジミ 特66『戦艦・扶桑 昭和16年』 ¥2835
フジミ 特67『戦艦・扶桑 昭和19年』 ¥2835
前述の扶桑と同時期にの1915年に就役した英国・戦艦『クイーンエリザベス』。こちらはピットロードからの発売です。
このクイーンエリザベスは就役時第一次世界大戦中のさなか就役し1919年から1924年まで大西洋艦隊の旗艦として、1924年からは地中海艦隊の旗艦として活躍しました。
第二次世界大戦では、一時人間魚雷の攻撃で損傷するも、アメリカで修繕の後、日本軍への攻撃に加わった経歴を持ちます。
第一次大戦から第二次大戦まで、二度の大きな戦争を生き残った戦艦として、興味深い存在です。
ピットロード W145 『クイーンエリザベス・1918』¥4000
最後は、最近充実してきた小型艦船の中でも、それぞれ興味深い模型として取り上げられるドイツ海軍のZ級駆逐艦。
その中のドイツ海軍駆逐艦『Z-25』です。
Z級のZはZerstorer(ツエアシュテーラー)の頭文字で、Z-23型以降の駆逐艦は固有の艦名ではなくこの符号で呼ばれていました。
Z級駆逐艦は日本海軍の陽炎型など主力のものと比べると、比較的大柄な印象の駆逐艦。北の海での護衛と攻撃のため速く動き回る足と堅牢な船体を持っていました。
このZ25はイギリス海軍軽巡洋艦エジンバラ撃沈に貢献したことが戦果とされています。
終戦時には無傷で生き残り、その後フランス艦として余生を過ごしたあと1958年に解体されました。
日本同様、限られた国土と資源の中で兵器開発に知恵を絞ったドイツが作り出した一つの形として、製作してみたいキットの一つです。
ピットロード W143 ドイツ海軍Z23級駆逐艦『Z-25・1944』 ¥1980
皆さんも1/700艦船模型の世界を楽しんでみませんか?
商品価格はブログ作成時点での当店売価です。
すたーしっぷ”の休日から・・
迫力満点・海上保安庁・観閲式の模様はこちら→平成24年度・観閲式
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
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