2010811(水)

『進水式~・・』!!


『進水式~・・』!!

ここ数日、少しだけ涼しくなりましたね。

今日は、皆さんにも、一度は体験してもらいたい進水式のレポートです。

ここは、函館にある造船所・・『函館どっく』です。
ここでは、ほぼ月に一隻のペースで進水式が行われています。

日本ではたいていの造船所で、造船所の一大イベントである進水式を自由に見学する事が出来ます。
こちら『函館どっく』でも事前の申し込みも特に必要なく見学することが出来ます。

そんな、進水式に密着してみました。

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本日、進水する船は『函館どっく』のベストセラーの貨物船です。

大きいですね~!!船首上に乗っている人と比較してください。

今回の船名は『ORIENTO HOPE』船籍はパナマです。
総トン数19850トン 載貨重量トン32000トン 全長176 m  全幅 29 mの船です。

命名前なので船名はまだ隠されています。

船を建造する場所を船台といいますが、この船台上をボール・ベアリングを使用して滑り降りる、今日では珍しいボール進水と呼ばれる方法でこの船は進水します。

まず、進水に先立ち、船台の奥で船主さんなど関係者が集まり記念式典が行われます。

それと同時に命名式が行われ船名を覆っていた幕が下ろされます。

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お決まりのくす球とシャンパンが割られいよいよ進水です。

巨体が、轟音と共に船台上をすべり下ります。
それは、それは、豪快なシーンです!!感動と、興奮の瞬間です!!

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思った以上に滑らかに滑り降りるので、これだけ大きな船もあっという間に海に入ります。

これだけ大きな構造物がこんなスピードで動くのはおそらく船の進水式だけではないでしょうか?

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船はあっという間に海へと放たれていきました。
船はこのあと儀装工事と言って、船上の構造物や荷役に必要なクレーンなどの装置を取り付ける工事を施され完成します。

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まだ、エンジンは動いていない状態なので、タグボート3隻の連携プレーで、儀装工事を行う儀装岸壁に接岸させます。
動力の無い巨体を動かすのはなかなか難しい作業のようです。

『ORIENT HOPE』は、無事工事が終わり、現在は世界の海をまたにかけて活躍しています。

函館どっくでの進水式は一般開放され自由に見学する事ができます。貴重な体験となること間違いなし!ぜひ一度、体験してみてください。

次回は、9月8日 同じく32000トン型の貨物船の進水式が予定されています。

函館どっくの進水式情報はこちら→函館どっく進水式情報外部リンク


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