今日は、平成24年海上自衛隊・観艦式での一コマ。

海上自衛隊が誇る、航走する艦上からのヘリコプター離発艦の模様をちょっとだけ公開します。

『いせ』は一昨年十勝港に寄港、一般公開された日本最大の護衛艦『ひゅうが』の同型二番艦。広い飛行甲板を持った、実質ヘリ空母です。

その飛行甲板からのヘリコプターの洋上離発艦を間近で見る機会がありましたのでその様子をお見せします。


平成24年10月8日、場所は相模湾を航行する、ヘリコプター搭載型護衛艦『いせ』の飛行甲板上。

ヘリコプターは海上自衛隊の主力艦載機、SH-60J　ジェイホーク。

エンジン始動・・ヘリコプターは艦上の飛行甲板で暖気をします。

今回は観艦式の演目、『いせ』飛行甲板からの二機同時発艦という技術を要する操縦テクニックのお披露目です。


観閲艦隊とすれ違うタイミングに合わせて、二機同時に発艦し一糸乱れぬフォーメーションで艦を後にします。

甲板上はローターが吹き降ろす風が強くなりますが、観ている私達は帽子や荷物などが飛ばされないよう必死で手で押さえ込みます。

そんな感じなので迫力は満点、航空際などの陸上で行われるイベントでは考えられないような至近距離での離艦に拍手が沸き起こります。


艦橋を横に見ながら『いせ』を離れる二機編隊。

海と空、青に囲まれた世界へと放たれて行きます。


上空では、同型機の編隊飛行も披露されました。


見せ場となる同時発艦飛行を終えて着艦体勢に入るSH-60Jヘリコプター。

着艦も二機同時に飛行甲板に接地するという、高度な操縦テクニックを披露してくれました。

なかなか観る事が出来ない航行中の護衛艦からの同時離着艦。

有事に備えての自衛隊の訓練は日々続けられ、高度な技術が保たれていることを再認識した一日でした。


今回、ヘリコプターの離発艦を体験した、海上自衛隊護衛艦『いせ』　全長197ｍ　全幅33ｍ　基準排水量13900トン　日本最大の護衛艦です。

今日の紹介商品・・

海上自衛隊　UH-60J　救難ヘリコプター　スケール1/144　￥6825　記事で登場したSH-60Jの救難機バージョン。


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