海・船ネタ記事(64)
2010年9月12日(日)
『99パーセントは・・・船』!!
海・船ネタ記事×64
☆photo/東京青海埠頭
このところ陽が上ると少し暑さも感じますが、秋らしく過ごしやすくなりましたね・・・。
突然ですが、日本の貿易量の何パーセントを船が運んでいるかわかりますか?
答えは:99パーセントです!
そんなに~?と思うかも知れませんが・・
資源の乏しいわが国・日本、そして海に囲まれた日本ですから、それらを得るにはほとんどを船による輸入に頼らざるを得ません。
航空機もその一端を担っていますがその取扱量は残りの1パーセントと少量です。
資源だけではなく日用品や食品・産業機械・自動車・etc・・
そしてそれらの材料まで・・・
身の回りで手に触れるもののほぼ全てと言っても過言ではないほど、どこかで船のお世話になっていることになります。
石油はもとより自動車や機械その他の原料となる鉄鉱石や各種鉱石、発電や各種工場の熱源となる石炭、普段料理をするときお世話になるガス、紙の原料となるウッドチップ、私たちが口にする小麦などの穀物類。
☆石油を運ぶのはオイルタンカー。ガスを運ぶのはガスタンカー(LNG/LPG)。石炭、鉄鉱石、穀物を含むばら荷を運ぶのは、ばら積船。
☆主にコンテナ船で運ばれてくるのは電気製品や、自動車、航空機・機械や建築材料、日用品や雑貨に玩具、その他数え切れない完成製品・部品が多くあります・・
☆一度に8000台の乗用車を積載する、自動車専用船だってあります。
☆冷蔵・冷凍船は各種外国産加工食品、魚や肉など海外に依存する冷凍食品・南国から運ばれてくるフルーツまで・・・食に関わるほとんどのものを・・・。
運ぶ船の種類を上げると限りがありません。
お米や牛乳・・日本で自給しているものだってあるじゃない・・とおっしゃる方もおられるでしょう。
ところがそのお米を育てる際に必要な肥料や農薬、そして牛乳を出してくれる牛達の餌となる穀物はほぼ船による海外からの輸入によるものです。
実は、日本という国はこれら船への依存、輸入品への依存を切り離す事は到底考えられない国なのです。
私も、このような趣味的なお店を経営しておりますが、最初のきっかけと言えば、私たちの生活で特に依存しきっている海、船への感謝の気持ちと、その啓蒙活動の場としても役に立てればという気持ちも入っているのです。
長々と書きましたが、日々何気なく溢れる品々を手に取っている方は多いと思います。
今、手にしているものがどのように運ばれてきたか・・・どこからやってきたか・・考えてみてください・・・
その品物や食品を一生懸命作っている人の顔も見えてくるかも知れませんね。
そう思うと今抱えるゴミの問題・リサイクルなど資源の有効活用にも積極的に取り組まなければならない理由も見えてきます。
お説教ぽいことも書きましたが、今日はここまで。
☆この記事に関する事柄に興味を持たれた方、お店に来ていただければ店主が熱く語ります。お気軽にお尋ね下さい。
質問・疑問もコメント欄からお気軽にどうぞ!!
海のロマン、船への思い、きっかけは『知る』ことから・・・
◎明日9/13(月)は、当店お休みを頂きます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
このところ陽が上ると少し暑さも感じますが、秋らしく過ごしやすくなりましたね・・・。
突然ですが、日本の貿易量の何パーセントを船が運んでいるかわかりますか?
答えは:99パーセントです!
そんなに~?と思うかも知れませんが・・
資源の乏しいわが国・日本、そして海に囲まれた日本ですから、それらを得るにはほとんどを船による輸入に頼らざるを得ません。
航空機もその一端を担っていますがその取扱量は残りの1パーセントと少量です。
資源だけではなく日用品や食品・産業機械・自動車・etc・・
そしてそれらの材料まで・・・
身の回りで手に触れるもののほぼ全てと言っても過言ではないほど、どこかで船のお世話になっていることになります。
石油はもとより自動車や機械その他の原料となる鉄鉱石や各種鉱石、発電や各種工場の熱源となる石炭、普段料理をするときお世話になるガス、紙の原料となるウッドチップ、私たちが口にする小麦などの穀物類。
☆石油を運ぶのはオイルタンカー。ガスを運ぶのはガスタンカー(LNG/LPG)。石炭、鉄鉱石、穀物を含むばら荷を運ぶのは、ばら積船。
☆主にコンテナ船で運ばれてくるのは電気製品や、自動車、航空機・機械や建築材料、日用品や雑貨に玩具、その他数え切れない完成製品・部品が多くあります・・
☆一度に8000台の乗用車を積載する、自動車専用船だってあります。
☆冷蔵・冷凍船は各種外国産加工食品、魚や肉など海外に依存する冷凍食品・南国から運ばれてくるフルーツまで・・・食に関わるほとんどのものを・・・。
運ぶ船の種類を上げると限りがありません。
お米や牛乳・・日本で自給しているものだってあるじゃない・・とおっしゃる方もおられるでしょう。
ところがそのお米を育てる際に必要な肥料や農薬、そして牛乳を出してくれる牛達の餌となる穀物はほぼ船による海外からの輸入によるものです。
実は、日本という国はこれら船への依存、輸入品への依存を切り離す事は到底考えられない国なのです。
私も、このような趣味的なお店を経営しておりますが、最初のきっかけと言えば、私たちの生活で特に依存しきっている海、船への感謝の気持ちと、その啓蒙活動の場としても役に立てればという気持ちも入っているのです。
長々と書きましたが、日々何気なく溢れる品々を手に取っている方は多いと思います。
今、手にしているものがどのように運ばれてきたか・・・どこからやってきたか・・考えてみてください・・・
その品物や食品を一生懸命作っている人の顔も見えてくるかも知れませんね。
そう思うと今抱えるゴミの問題・リサイクルなど資源の有効活用にも積極的に取り組まなければならない理由も見えてきます。
お説教ぽいことも書きましたが、今日はここまで。
☆この記事に関する事柄に興味を持たれた方、お店に来ていただければ店主が熱く語ります。お気軽にお尋ね下さい。
質問・疑問もコメント欄からお気軽にどうぞ!!
海のロマン、船への思い、きっかけは『知る』ことから・・・
◎明日9/13(月)は、当店お休みを頂きます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2010年8月11日(水)
『進水式~・・』!!
海・船ネタ記事×64
ここ数日、少しだけ涼しくなりましたね。
今日は、皆さんにも、一度は体験してもらいたい進水式のレポートです。
ここは、函館にある造船所・・『函館どっく』です。
ここでは、ほぼ月に一隻のペースで進水式が行われています。
日本ではたいていの造船所で、造船所の一大イベントである進水式を自由に見学する事が出来ます。
こちら『函館どっく』でも事前の申し込みも特に必要なく見学することが出来ます。
そんな、進水式に密着してみました。
本日、進水する船は『函館どっく』のベストセラーの貨物船です。
大きいですね~!!船首上に乗っている人と比較してください。
今回の船名は『ORIENTO HOPE』船籍はパナマです。
総トン数19850トン 載貨重量トン32000トン 全長176 m 全幅 29 mの船です。
命名前なので船名はまだ隠されています。
船を建造する場所を船台といいますが、この船台上をボール・ベアリングを使用して滑り降りる、今日では珍しいボール進水と呼ばれる方法でこの船は進水します。
まず、進水に先立ち、船台の奥で船主さんなど関係者が集まり記念式典が行われます。
それと同時に命名式が行われ船名を覆っていた幕が下ろされます。
お決まりのくす球とシャンパンが割られいよいよ進水です。
巨体が、轟音と共に船台上をすべり下ります。
それは、それは、豪快なシーンです!!感動と、興奮の瞬間です!!
思った以上に滑らかに滑り降りるので、これだけ大きな船もあっという間に海に入ります。
これだけ大きな構造物がこんなスピードで動くのはおそらく船の進水式だけではないでしょうか?
船はあっという間に海へと放たれていきました。
船はこのあと儀装工事と言って、船上の構造物や荷役に必要なクレーンなどの装置を取り付ける工事を施され完成します。
まだ、エンジンは動いていない状態なので、タグボート3隻の連携プレーで、儀装工事を行う儀装岸壁に接岸させます。
動力の無い巨体を動かすのはなかなか難しい作業のようです。
『ORIENT HOPE』は、無事工事が終わり、現在は世界の海をまたにかけて活躍しています。
函館どっくでの進水式は一般開放され自由に見学する事ができます。貴重な体験となること間違いなし!ぜひ一度、体験してみてください。
次回は、9月8日 同じく32000トン型の貨物船の進水式が予定されています。
函館どっくの進水式情報はこちら→函館どっく進水式情報
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475/
今日は、皆さんにも、一度は体験してもらいたい進水式のレポートです。
ここは、函館にある造船所・・『函館どっく』です。
ここでは、ほぼ月に一隻のペースで進水式が行われています。
日本ではたいていの造船所で、造船所の一大イベントである進水式を自由に見学する事が出来ます。
こちら『函館どっく』でも事前の申し込みも特に必要なく見学することが出来ます。
そんな、進水式に密着してみました。
本日、進水する船は『函館どっく』のベストセラーの貨物船です。
大きいですね~!!船首上に乗っている人と比較してください。
今回の船名は『ORIENTO HOPE』船籍はパナマです。
総トン数19850トン 載貨重量トン32000トン 全長176 m 全幅 29 mの船です。
命名前なので船名はまだ隠されています。
船を建造する場所を船台といいますが、この船台上をボール・ベアリングを使用して滑り降りる、今日では珍しいボール進水と呼ばれる方法でこの船は進水します。
まず、進水に先立ち、船台の奥で船主さんなど関係者が集まり記念式典が行われます。
それと同時に命名式が行われ船名を覆っていた幕が下ろされます。
お決まりのくす球とシャンパンが割られいよいよ進水です。
巨体が、轟音と共に船台上をすべり下ります。
それは、それは、豪快なシーンです!!感動と、興奮の瞬間です!!
思った以上に滑らかに滑り降りるので、これだけ大きな船もあっという間に海に入ります。
これだけ大きな構造物がこんなスピードで動くのはおそらく船の進水式だけではないでしょうか?
船はあっという間に海へと放たれていきました。
船はこのあと儀装工事と言って、船上の構造物や荷役に必要なクレーンなどの装置を取り付ける工事を施され完成します。
まだ、エンジンは動いていない状態なので、タグボート3隻の連携プレーで、儀装工事を行う儀装岸壁に接岸させます。
動力の無い巨体を動かすのはなかなか難しい作業のようです。
『ORIENT HOPE』は、無事工事が終わり、現在は世界の海をまたにかけて活躍しています。
函館どっくでの進水式は一般開放され自由に見学する事ができます。貴重な体験となること間違いなし!ぜひ一度、体験してみてください。
次回は、9月8日 同じく32000トン型の貨物船の進水式が予定されています。
函館どっくの進水式情報はこちら→函館どっく進水式情報
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475/
2010年7月26日(月)
『護衛艦「あまぎり」公開・・』!!
海・船ネタ記事×64
今日は、十勝港一般公開、もう一隻の入港艦!『あまぎり』の取材記事をアップしてみます。
『あまぎり』は『あさぎり』型護衛艦の4番艦、全体的にのっぺりとした『ひゅうが』に比べると兵装などが所狭しと並べられた姿は逆に見ごたえがありました。
以下に、見てきたものを並べてみますね。
76ミリ速射砲・・お決まりのわかりやすい装備ですね。
ズドンズドンと20カ国以上の海軍艦船で同型のものが使われているそうです。
こちらはアスロック、対潜水艦魚雷を標的近くまで飛ばしてパラシュートで着水、そこから通常の魚雷として水中を標的に向かって進むそうです。
現在はこれと同じシステムも『ひゅうが』にあったような垂直発射の装置に置き換えられているのでこのような大きな装置が甲板上に置かれることはあまり無いそうです。
1..2..3..4..アスロック??違うかっ??(自爆)
三連装短魚雷発射管、俵積み型に配置された発射管から標的をプログラムした魚雷を発射する装置です。
魚雷には長距離を航行する長魚雷と短距離向けのこの短魚雷に大きく分かれますが、対艦ミサイルや、前述のアスロックの開発でこちらの短魚雷のみが搭載されるのが一般的になったそうです。
こちらが対艦ミサイル・ハープーンの発射筒・・・高空を巡航して標的に向かう方法と・海水面ぎりぎりの低空を巡航する方法が選択できるそうで、通常は後者を使うそうです。後者を使うと水平線下を進んでくるため直前までレーダーにも映らないそうです。
水平線の下を迫ってくるミサイル・・なんだか不気味ですね!!
これはチャフロケットランチャー・・チャフとは敵のミサイルの攻撃を受けた際、デコイ(おとり)を発射して敵ミサイルの攻撃目標を狂わせて身を守るための装置。
レーダー波を狂わせるアルミ箔や熱源追尾型のミサイルには熱源を発射、妨害電波の発信源を打ち出したりもするそうです。
こちらは短距離艦対空誘導弾(短SAM)。文字通り空から来る攻撃をこのミサイルで攻撃するものですが弾頭が顔を覗かせていてちょっと生々しかったですね。
右に写っているオレンジ色の船のようなものは規律に違反した乗員を乗せて曳航し拷問する装置だそうです・・・ウソ・・ 射撃訓練用の標的だそうです。
このように護衛艦を一回り見て歩くと自艦を守るためのさまざまな装備が効率よく載せてある事がわかります。
でもミサイルなどは一発?千万の世界ですから大事に使ってほしいですね・・・
なんだか、マニアックな記事になってしまいましたが、今日はここまでにしておきます。
次回は、今回入港した2艦のプラモデルを実艦と一緒にご紹介します。
→STR SHIP PHOTO 画像ダウンロードのページ
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475/
『あまぎり』は『あさぎり』型護衛艦の4番艦、全体的にのっぺりとした『ひゅうが』に比べると兵装などが所狭しと並べられた姿は逆に見ごたえがありました。
以下に、見てきたものを並べてみますね。
76ミリ速射砲・・お決まりのわかりやすい装備ですね。
ズドンズドンと20カ国以上の海軍艦船で同型のものが使われているそうです。
こちらはアスロック、対潜水艦魚雷を標的近くまで飛ばしてパラシュートで着水、そこから通常の魚雷として水中を標的に向かって進むそうです。
現在はこれと同じシステムも『ひゅうが』にあったような垂直発射の装置に置き換えられているのでこのような大きな装置が甲板上に置かれることはあまり無いそうです。
1..2..3..4..アスロック??違うかっ??(自爆)
三連装短魚雷発射管、俵積み型に配置された発射管から標的をプログラムした魚雷を発射する装置です。
魚雷には長距離を航行する長魚雷と短距離向けのこの短魚雷に大きく分かれますが、対艦ミサイルや、前述のアスロックの開発でこちらの短魚雷のみが搭載されるのが一般的になったそうです。
こちらが対艦ミサイル・ハープーンの発射筒・・・高空を巡航して標的に向かう方法と・海水面ぎりぎりの低空を巡航する方法が選択できるそうで、通常は後者を使うそうです。後者を使うと水平線下を進んでくるため直前までレーダーにも映らないそうです。
水平線の下を迫ってくるミサイル・・なんだか不気味ですね!!
これはチャフロケットランチャー・・チャフとは敵のミサイルの攻撃を受けた際、デコイ(おとり)を発射して敵ミサイルの攻撃目標を狂わせて身を守るための装置。
レーダー波を狂わせるアルミ箔や熱源追尾型のミサイルには熱源を発射、妨害電波の発信源を打ち出したりもするそうです。
こちらは短距離艦対空誘導弾(短SAM)。文字通り空から来る攻撃をこのミサイルで攻撃するものですが弾頭が顔を覗かせていてちょっと生々しかったですね。
右に写っているオレンジ色の船のようなものは規律に違反した乗員を乗せて曳航し拷問する装置だそうです・・・ウソ・・ 射撃訓練用の標的だそうです。
このように護衛艦を一回り見て歩くと自艦を守るためのさまざまな装備が効率よく載せてある事がわかります。
でもミサイルなどは一発?千万の世界ですから大事に使ってほしいですね・・・
なんだか、マニアックな記事になってしまいましたが、今日はここまでにしておきます。
次回は、今回入港した2艦のプラモデルを実艦と一緒にご紹介します。
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2010年7月25日(日)
『ひゅうが・続編・・』!!
海・船ネタ記事×64
甲板に上がると、そこは広いスペースが船の長さだけ続いています。
この甲板には、ヘリコプターが3機同時に離発着を行う事ができるそうです。
この護衛艦の主な任務は、ヘリコプターを発艦させての潜水艦の哨戒・発見とその攻撃・・憲法上の自衛隊の位置づけから護衛艦と呼ばれますが、実質・ヘリ空母ですね。各国海軍からの評価でも能力はヘリ空母と認められているようです。
災害時には救難ヘリをのせて防災基地として機能させようという点では平和的利用もできる点で軍縮派の理解も得やすい特殊な護衛艦ですね。
ヘリから艦船への攻撃は、やはり魚雷がメインと言う事で甲板上には、魚雷を飛行甲板に運ぶ昇降機が備えられていました。黄色いのが魚雷・・・ダミーのようですが・・
飛行甲板上にもヘリコプターが置いてありましたが、こちらは訓練用で、現役を退いた飛べないヘリだそうです。
こちらは艦船や空からの攻撃に備える、ミサイルの発射装置・・内部にミサイルが垂直に納められ、ミサイルはここからまず垂直に発射されます。対空・対艦、2種類のミサイルを発射する事が出来るそうです。
一通り、飛行甲板を見た後は、再度エレベーターに乗り、格納庫へ向かいます。
格納庫内も広い空間がとられています、本艦搭載のヘリコプターは、SH-60J・・今回、有事には、6~8機のヘリコプターを駐機させることが可能と説明を受けましたが一部データでは10~11機の搭載も可能と言われています。(運用面でのテスト段階で実際にはまだそれだけのヘリコプターを載せた事は無いそうです。)
格納庫の最奥、整備区画にたたずむヘリコプター、薄暗い灯りの先にヘリがたたずむ風景は、なんとなく男の仕事場という雰囲気を漂わせています。
格納庫内でのヘリコプターの展示・・
実際に操縦席内を覗いたりすることが出来、大人も子供も興味深深でした。
このSH-60Jヘリコプターは、ソナーと呼ばれる音響探信儀を海中に投下し潜水艦が出す音を感知し、位置を定めて魚雷攻撃が出来るそうです。ヘリコプタ本体にも探信装置が備わっていて姿の見えない潜水艦のおおよその位置を把握する事が出来るそうです。
こんな感じで『ひゅうが』の探索をすることが出来ました、艦内あちらこちらに乗員が立っていて、質問すれば機密以外のことは気さくに答えてくれるのでとても良い勉強になりました。
まだまだ、取材した機器はあるのですが、今回はこの辺で・・
次回は、隣に着岸した護衛艦『あまぎり』のレポートを掲載しますね。
それでわ・・・
→STR SHIP PHOTO 画像ダウンロードのページ
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475/
この甲板には、ヘリコプターが3機同時に離発着を行う事ができるそうです。
この護衛艦の主な任務は、ヘリコプターを発艦させての潜水艦の哨戒・発見とその攻撃・・憲法上の自衛隊の位置づけから護衛艦と呼ばれますが、実質・ヘリ空母ですね。各国海軍からの評価でも能力はヘリ空母と認められているようです。
災害時には救難ヘリをのせて防災基地として機能させようという点では平和的利用もできる点で軍縮派の理解も得やすい特殊な護衛艦ですね。
ヘリから艦船への攻撃は、やはり魚雷がメインと言う事で甲板上には、魚雷を飛行甲板に運ぶ昇降機が備えられていました。黄色いのが魚雷・・・ダミーのようですが・・
飛行甲板上にもヘリコプターが置いてありましたが、こちらは訓練用で、現役を退いた飛べないヘリだそうです。
こちらは艦船や空からの攻撃に備える、ミサイルの発射装置・・内部にミサイルが垂直に納められ、ミサイルはここからまず垂直に発射されます。対空・対艦、2種類のミサイルを発射する事が出来るそうです。
一通り、飛行甲板を見た後は、再度エレベーターに乗り、格納庫へ向かいます。
格納庫内も広い空間がとられています、本艦搭載のヘリコプターは、SH-60J・・今回、有事には、6~8機のヘリコプターを駐機させることが可能と説明を受けましたが一部データでは10~11機の搭載も可能と言われています。(運用面でのテスト段階で実際にはまだそれだけのヘリコプターを載せた事は無いそうです。)
格納庫の最奥、整備区画にたたずむヘリコプター、薄暗い灯りの先にヘリがたたずむ風景は、なんとなく男の仕事場という雰囲気を漂わせています。
格納庫内でのヘリコプターの展示・・
実際に操縦席内を覗いたりすることが出来、大人も子供も興味深深でした。
このSH-60Jヘリコプターは、ソナーと呼ばれる音響探信儀を海中に投下し潜水艦が出す音を感知し、位置を定めて魚雷攻撃が出来るそうです。ヘリコプタ本体にも探信装置が備わっていて姿の見えない潜水艦のおおよその位置を把握する事が出来るそうです。
こんな感じで『ひゅうが』の探索をすることが出来ました、艦内あちらこちらに乗員が立っていて、質問すれば機密以外のことは気さくに答えてくれるのでとても良い勉強になりました。
まだまだ、取材した機器はあるのですが、今回はこの辺で・・
次回は、隣に着岸した護衛艦『あまぎり』のレポートを掲載しますね。
それでわ・・・
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2010年7月24日(土)
『ひゅうが・あまぎり合流・・』!!
海・船ネタ記事×64
今日は、護衛艦『ひゅうが』と本日入港した護衛艦『あまぎり』の一般公開が行われました。今日は初めに『あまぎり』入港から、『ひゅうが』の飛行甲板までの写真をアップします。
午前八時過ぎ、十勝港に護衛艦『あまぎり』が姿を現す。
昨日に変わって今日は、霧の中の入港となりました。(上の写真)
『あまぎり』は『ひゅうが』の前の岸壁に接岸します。
今日も、2隻のタグの押しで『あまぎり』がゆっくりと岸壁に近づきます。
昨日、今日、と続く護衛艦の入港に息を飲む・・・
無事、接岸した『あまぎり』、十勝の港に2隻の護衛艦が揃いました。
‘感動’の光景です。
霧の中ですが2隻が並んでいるのを見ると、やはり壮観です!!
スゴイっ!
一般公開開始の30分前の風景!!
長蛇の列が、視界の途切れる先まで続いています。
関心の高さを、改めて感じましたね~。
いよいよ『ひゅうが』、乗艦!!
乗艦すると、まずはヘリコプター用のエレベーターで飛行甲板に上がります。
ドキドキしながらエレベーターに乗り込み、動き出すと、あっという間に目的の甲板に着きました。
階段を、上り下りすることなく見学できるので、車椅子の方も見学していました。
エレベーターと一体になった広い飛行甲板!
それぞれ、目的の場所へ散っていきます。
さて、探索開始~・・・・
この続きは、次のブログで・・・つづく・・
今回の入港の『ひゅうが』『あまぎり』の画像は、以下のサイトから無料ダウンロードが可能です。ダウンロード会員の登録は簡単ですので、是非プリントや壁紙などに役立てみて下さい。
→STR SHIP PHOTO 画像ダウンロードのページ
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午前八時過ぎ、十勝港に護衛艦『あまぎり』が姿を現す。
昨日に変わって今日は、霧の中の入港となりました。(上の写真)
『あまぎり』は『ひゅうが』の前の岸壁に接岸します。
今日も、2隻のタグの押しで『あまぎり』がゆっくりと岸壁に近づきます。
昨日、今日、と続く護衛艦の入港に息を飲む・・・
無事、接岸した『あまぎり』、十勝の港に2隻の護衛艦が揃いました。
‘感動’の光景です。
霧の中ですが2隻が並んでいるのを見ると、やはり壮観です!!
スゴイっ!
一般公開開始の30分前の風景!!
長蛇の列が、視界の途切れる先まで続いています。
関心の高さを、改めて感じましたね~。
いよいよ『ひゅうが』、乗艦!!
乗艦すると、まずはヘリコプター用のエレベーターで飛行甲板に上がります。
ドキドキしながらエレベーターに乗り込み、動き出すと、あっという間に目的の甲板に着きました。
階段を、上り下りすることなく見学できるので、車椅子の方も見学していました。
エレベーターと一体になった広い飛行甲板!
それぞれ、目的の場所へ散っていきます。
さて、探索開始~・・・・
この続きは、次のブログで・・・つづく・・
今回の入港の『ひゅうが』『あまぎり』の画像は、以下のサイトから無料ダウンロードが可能です。ダウンロード会員の登録は簡単ですので、是非プリントや壁紙などに役立てみて下さい。
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