海・船ネタ記事(64)
2011年7月24日(日)
護衛艦『はるさめ』公開2日目!
海・船ネタ記事×64
護衛艦『はるさめ』一般公開。最終日はあいにくの雨で始まりましたが、見学者は多く訪れ、それぞれに『はるさめ』を楽しんでいたようでした。
今日は、そんな中から、『はるさめ』の装備、昨日の続きを紹介します。
62口径76ミリ単装速射砲。
空に向かって伸びる砲身がなんとなく生々しいですが・・・
こちらは『はるさめ』の主砲にあたり、イタリアで開発されたものを日本国内でライセンス生産したもの。自衛艦艇で一般的な装備であるばかりでなく、世界20カ国以上の海軍艦艇で採用されています。
実はこの砲、『はるさめ』はじめ、同型クラスの護衛艦には、少々物足りない装備との指摘がなされ、次級の『たかなみ』型護衛艦では127ミリ砲が採用されました。
確かに遠くから見ると船体に比べて、小っちゃくかわいらしいと言うかちょっと頼りなくみえるというか・・そんな印象をうけますね。
HOS-302 3連装短魚雷発射管。
こちらも、一般的護衛艦の装備ですが、こちらはアメリカで開発されたもので、やはり多くの西側諸国で使われています。昨日の記事にあった、アスロックが遠距離の目標に対する対潜魚雷とすると、こちらは短距離の目標を撃破するための魚雷になります。以前は同じ発射管に短距離用・長距離用二種類の魚雷を装填し使い分けていましたが、アスロックの開発により、現在のものは短距離専門の発射管として使われています。
写真、左手の筒状のものが 90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)発射筒。
これは国産の対艦ミサイルで、艦船に対する攻撃用に装備されています。それまで使用されてきた、米国製ハープーン ・ミサイルよりも優れた性能を持つとされています。
その後(写真左側・煙突との間)には、残る空に対する攻撃を担うミサイル、シースパロー艦対空ミサイルを発射する、MK48と呼ばれる垂直発射装置が鎮座しています。
と、長々と書いてしまいましたが。『はるさめ』の、主な装備はこんなところです。
ここからは、番外編・・
ところどころに配置されたロープで編みこまれたボンボリ・・ これはフェンダー(防舷材)として、船同士または岸壁と接舷する際に、船体が傷まないようにクッションとして使われるもので小型船艇(給油船など)が本船に接舷する際に使われるそうです。
民間船ではゴム製の無機質なものが使われることが多いのですが、グレー一色の自衛艦でこんなものを目にするとホッとします。なんとも古風でかわいらしいですね。
最後に、こんなものを見つけました。
総員離艦??
1、あわてるな。・・・そうだそうだ・・
2、衣服を着用せよ・・水は冷たいもんね・・
3、救命胴衣を着用せよ・・これも大事だ・・・
・・中略・・
7、水中爆発及びサメに注意せよ・・・
やっぱり、戦う船なんだな~!!と、
こんな感じで2日間の一般公開は無事終了。
『はるさめ』は、明日、午前9:00には十勝港を離れる予定です。
『はるさめ』の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!明日からまた国の守りに就く『はるさめ』の航海の無事を祈り、本日の締めとさせていただきます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
今日は、そんな中から、『はるさめ』の装備、昨日の続きを紹介します。
62口径76ミリ単装速射砲。
空に向かって伸びる砲身がなんとなく生々しいですが・・・
こちらは『はるさめ』の主砲にあたり、イタリアで開発されたものを日本国内でライセンス生産したもの。自衛艦艇で一般的な装備であるばかりでなく、世界20カ国以上の海軍艦艇で採用されています。
実はこの砲、『はるさめ』はじめ、同型クラスの護衛艦には、少々物足りない装備との指摘がなされ、次級の『たかなみ』型護衛艦では127ミリ砲が採用されました。
確かに遠くから見ると船体に比べて、小っちゃくかわいらしいと言うかちょっと頼りなくみえるというか・・そんな印象をうけますね。
HOS-302 3連装短魚雷発射管。
こちらも、一般的護衛艦の装備ですが、こちらはアメリカで開発されたもので、やはり多くの西側諸国で使われています。昨日の記事にあった、アスロックが遠距離の目標に対する対潜魚雷とすると、こちらは短距離の目標を撃破するための魚雷になります。以前は同じ発射管に短距離用・長距離用二種類の魚雷を装填し使い分けていましたが、アスロックの開発により、現在のものは短距離専門の発射管として使われています。
写真、左手の筒状のものが 90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)発射筒。
これは国産の対艦ミサイルで、艦船に対する攻撃用に装備されています。それまで使用されてきた、米国製ハープーン ・ミサイルよりも優れた性能を持つとされています。
その後(写真左側・煙突との間)には、残る空に対する攻撃を担うミサイル、シースパロー艦対空ミサイルを発射する、MK48と呼ばれる垂直発射装置が鎮座しています。
と、長々と書いてしまいましたが。『はるさめ』の、主な装備はこんなところです。
ここからは、番外編・・
ところどころに配置されたロープで編みこまれたボンボリ・・ これはフェンダー(防舷材)として、船同士または岸壁と接舷する際に、船体が傷まないようにクッションとして使われるもので小型船艇(給油船など)が本船に接舷する際に使われるそうです。
民間船ではゴム製の無機質なものが使われることが多いのですが、グレー一色の自衛艦でこんなものを目にするとホッとします。なんとも古風でかわいらしいですね。
最後に、こんなものを見つけました。
総員離艦??
1、あわてるな。・・・そうだそうだ・・
2、衣服を着用せよ・・水は冷たいもんね・・
3、救命胴衣を着用せよ・・これも大事だ・・・
・・中略・・
7、水中爆発及びサメに注意せよ・・・
やっぱり、戦う船なんだな~!!と、
こんな感じで2日間の一般公開は無事終了。
『はるさめ』は、明日、午前9:00には十勝港を離れる予定です。
『はるさめ』の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!明日からまた国の守りに就く『はるさめ』の航海の無事を祈り、本日の締めとさせていただきます。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2011年7月23日(土)
一般公開初日・護衛艦『はるさめ』
海・船ネタ記事×64
昨日、十勝港に入港した護衛艦『はるさめ』の一般公開の模様をちょっとだけアップしてみますね。
初日の今日は、お祭り気分で歩ける場所に早変わりした十勝港に、午前の公開開始から多くの見物客が訪れ、『はるさめ』見学はもちろん、広尾町商工会が準備した出店などで思い思いに楽しむ人で賑わいました。
『はるさめ』乗艦!艦首よりから艦橋を望む。このクラスの護衛艦ともなると、艦橋の場所も高い位置になり、貫禄があります。
見学者は、思い思いの場所に散り、装備について乗員の説明を受けていました。質問攻めにあいながらも親切丁寧に対応してくれ、皆さん、海上自衛官との距離も縮まったようでした。
艦首の兵装、MK41VLS(垂直発射装置)アスロック(Anti Submarine Rocket)専用。
アスロックとは、先端に魚雷をつけたロケットを発射し目標上空で魚雷をパラシュート降下、その後自動で潜水艦を探知して攻撃する。対潜水艦兵器。
それを垂直発射出来るようにしたのがこのMK41VLSです。機構のほぼ全部が船体内に格納されるので、甲板上からはその蓋の部分しか見えませんが、従来のアスロックランチャー(甲板上にむき出しで設置され、発射時は目標方向に指向性を持たせなければならなかった)に比べると、合理的で装填時間も短縮される現代的な発射装置です。
高性能20mm多銃身機関砲(CIWS)、こちらは空からの攻撃に対し、危険だと判断すると、自動で目標を感知し迎撃する機関砲です。最近の艦船では一般的な装備になります。
白いレドームに収められたレーダーと、射撃指揮の装置が一体となり空からの敵を認識し、迎撃、目標を破壊できたかの確認までを行う無人兵器です。
SH-60K ヘリコプター 今日は、ヘリコプター内へ乗り込むことが出来、説明を受けたり、記念撮影をしたりと、とても楽しい・・アトラクション?の一つでした。
今日は、こんなところで・・
お・ま・け・・
こちらは自衛隊出店の出店です。商工会の出店が飲食関係のものならばこちらは、やはり自衛隊グッズetc・・・Tシャツをはじめ数々のオリジナルグッズが揃います。護衛艦『はるさめ』のプラモデルもありますよ~!!
見ごたえ十分の護衛艦『はるさめ』一般公開。イベントとして楽しめる場であるのはもちろん。国防と言う言葉の意味を感じる場でもあり、自衛隊の活動を知る機会でもあります。
お時間がある方は、是非出かけてみて下さい。
護衛艦『はるさめ』明日以降の日程
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
公開場所:広尾町・十勝港第四埠頭(旧フェリーターミナル前)
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
◎関連記事
☆本日入港・明日から一般公開・護衛艦『はるさめ』
☆正式寄港日程/護衛艦『はるさめ』!!
☆知っとこ!護衛艦『はるさめ』・・
☆全体像『はるさめ』・・公開近づく!!
☆『今年も護衛艦がやってくる!!』
明日の、当店店舗営業は、11:30からとさせて頂きます。宜しくお願い致します。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
初日の今日は、お祭り気分で歩ける場所に早変わりした十勝港に、午前の公開開始から多くの見物客が訪れ、『はるさめ』見学はもちろん、広尾町商工会が準備した出店などで思い思いに楽しむ人で賑わいました。
『はるさめ』乗艦!艦首よりから艦橋を望む。このクラスの護衛艦ともなると、艦橋の場所も高い位置になり、貫禄があります。
見学者は、思い思いの場所に散り、装備について乗員の説明を受けていました。質問攻めにあいながらも親切丁寧に対応してくれ、皆さん、海上自衛官との距離も縮まったようでした。
艦首の兵装、MK41VLS(垂直発射装置)アスロック(Anti Submarine Rocket)専用。
アスロックとは、先端に魚雷をつけたロケットを発射し目標上空で魚雷をパラシュート降下、その後自動で潜水艦を探知して攻撃する。対潜水艦兵器。
それを垂直発射出来るようにしたのがこのMK41VLSです。機構のほぼ全部が船体内に格納されるので、甲板上からはその蓋の部分しか見えませんが、従来のアスロックランチャー(甲板上にむき出しで設置され、発射時は目標方向に指向性を持たせなければならなかった)に比べると、合理的で装填時間も短縮される現代的な発射装置です。
高性能20mm多銃身機関砲(CIWS)、こちらは空からの攻撃に対し、危険だと判断すると、自動で目標を感知し迎撃する機関砲です。最近の艦船では一般的な装備になります。
白いレドームに収められたレーダーと、射撃指揮の装置が一体となり空からの敵を認識し、迎撃、目標を破壊できたかの確認までを行う無人兵器です。
SH-60K ヘリコプター 今日は、ヘリコプター内へ乗り込むことが出来、説明を受けたり、記念撮影をしたりと、とても楽しい・・アトラクション?の一つでした。
今日は、こんなところで・・
お・ま・け・・
こちらは自衛隊出店の出店です。商工会の出店が飲食関係のものならばこちらは、やはり自衛隊グッズetc・・・Tシャツをはじめ数々のオリジナルグッズが揃います。護衛艦『はるさめ』のプラモデルもありますよ~!!
見ごたえ十分の護衛艦『はるさめ』一般公開。イベントとして楽しめる場であるのはもちろん。国防と言う言葉の意味を感じる場でもあり、自衛隊の活動を知る機会でもあります。
お時間がある方は、是非出かけてみて下さい。
護衛艦『はるさめ』明日以降の日程
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
公開場所:広尾町・十勝港第四埠頭(旧フェリーターミナル前)
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
◎関連記事
☆本日入港・明日から一般公開・護衛艦『はるさめ』
☆正式寄港日程/護衛艦『はるさめ』!!
☆知っとこ!護衛艦『はるさめ』・・
☆全体像『はるさめ』・・公開近づく!!
☆『今年も護衛艦がやってくる!!』
明日の、当店店舗営業は、11:30からとさせて頂きます。宜しくお願い致します。
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2011年7月22日(金)
本日入港・明日から一般公開・護衛艦『はるさめ』
海・船ネタ記事×64
本日、予定通り、護衛艦『はるさめ』が、十勝港に入港しました。
ソマリア沖海賊対処派遣。映画への登場、などで話題の護衛艦。天候に恵まれた中での入港シーンをちょっとだけご紹介。
タグボート二隻の力を借りて、十勝港第四埠頭に静かに接岸する『はるさめ』。全長151mの巨体は港口で浚渫工事をする作業船の間をすり抜け、スムーズに岸壁へ。
『はるさめ』は、この十勝港寄港が北海道への初めての寄港となるそうです。
着岸直後の『はるさめ』を、岸壁から眺めて・・周囲と比較するとその大きさに圧倒されます。
戦う船という感じを見せ付けられる船容ですが、イージス艦などと比べると、なんとなく親近感が沸くデザインです。
とはいえ、ステルス性が考慮された船体は、新鋭護衛艦のイメージそのもので、見る人の目を釘付けにしそうです。
着岸後の艦上では、それぞれの持ち場で入港後の片付け、清掃や、明日からの公開に先立つ準備が進められます。
と、そのとき、埠頭に馴染み深い食べ物の匂いが・・・
そう、今日は金曜日、船内の昼食はカレーだそうです。
旧海軍時代は洋上で曜日感覚を失わないよう土曜日がカレーという話は良く聞きますが、週休二日が一般的となった現在、それが金曜日に引き継がれたのだそうです。
入港後行われた歓迎式典。艦長以下、整列した乗員の制服がまぶしいくらいでした。花束贈呈や記念品の交換が行われ、あいさつでは、災害派遣で被災地域に派遣された本艦艦長らしく、最後は東日本大震災の被災地復興を願う言葉で締めくくられました。
お尻にまわってみた・・
艦尾から眺めてもボリュームを感じる船体、イージス護衛艦同様、係船甲板との間に僅かな段差を設けた新しい形状のヘリ甲板も、新しい世代の船であることを感じさせます。
見ごたえ十分の護衛艦『はるさめ』明日は9:30より一般公開が予定されています。イベントとして楽しめる場であるのはもちろん。国防と言う言葉の意味を感じる場でもあり、自衛隊の活動を知る機会でもあります。
お時間がある方は、是非出かけてみて下さい。
護衛艦『はるさめ』公開日程
7月23日(土)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
◎関連記事
☆正式寄港日程/護衛艦『はるさめ』!!
☆知っとこ!護衛艦『はるさめ』・・
☆全体像『はるさめ』・・公開近づく!!
☆『今年も護衛艦がやってくる!!』
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
ソマリア沖海賊対処派遣。映画への登場、などで話題の護衛艦。天候に恵まれた中での入港シーンをちょっとだけご紹介。
タグボート二隻の力を借りて、十勝港第四埠頭に静かに接岸する『はるさめ』。全長151mの巨体は港口で浚渫工事をする作業船の間をすり抜け、スムーズに岸壁へ。
『はるさめ』は、この十勝港寄港が北海道への初めての寄港となるそうです。
着岸直後の『はるさめ』を、岸壁から眺めて・・周囲と比較するとその大きさに圧倒されます。
戦う船という感じを見せ付けられる船容ですが、イージス艦などと比べると、なんとなく親近感が沸くデザインです。
とはいえ、ステルス性が考慮された船体は、新鋭護衛艦のイメージそのもので、見る人の目を釘付けにしそうです。
着岸後の艦上では、それぞれの持ち場で入港後の片付け、清掃や、明日からの公開に先立つ準備が進められます。
と、そのとき、埠頭に馴染み深い食べ物の匂いが・・・
そう、今日は金曜日、船内の昼食はカレーだそうです。
旧海軍時代は洋上で曜日感覚を失わないよう土曜日がカレーという話は良く聞きますが、週休二日が一般的となった現在、それが金曜日に引き継がれたのだそうです。
入港後行われた歓迎式典。艦長以下、整列した乗員の制服がまぶしいくらいでした。花束贈呈や記念品の交換が行われ、あいさつでは、災害派遣で被災地域に派遣された本艦艦長らしく、最後は東日本大震災の被災地復興を願う言葉で締めくくられました。
お尻にまわってみた・・
艦尾から眺めてもボリュームを感じる船体、イージス護衛艦同様、係船甲板との間に僅かな段差を設けた新しい形状のヘリ甲板も、新しい世代の船であることを感じさせます。
見ごたえ十分の護衛艦『はるさめ』明日は9:30より一般公開が予定されています。イベントとして楽しめる場であるのはもちろん。国防と言う言葉の意味を感じる場でもあり、自衛隊の活動を知る機会でもあります。
お時間がある方は、是非出かけてみて下さい。
護衛艦『はるさめ』公開日程
7月23日(土)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
◎関連記事
☆正式寄港日程/護衛艦『はるさめ』!!
☆知っとこ!護衛艦『はるさめ』・・
☆全体像『はるさめ』・・公開近づく!!
☆『今年も護衛艦がやってくる!!』
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2011年7月14日(木)
全体像『はるさめ』・・公開近づく!!
海・船ネタ記事×64
昨夜からの雨、凄まじかったですね。
屋外でお仕事の方は大変だったでしょう。。
さて、今回から数回にわたって、今月23日(土)、24(日)に、十勝港で一般公開となる護衛艦『はるさめ』の全体像(どんな船か?)について軽~く迫ってみます。
この護衛艦『はるさめ』は、むらさめ型と呼ばれる、同型9隻の護衛艦の2番艦で、その前に建造された、あさぎり型(昨年、十勝港で公開された『あまぎり』もその一隻)の性能向上型として造られた護衛艦です。一口に性能向上型といっても、それまでの自衛隊艦船のそれまでの不都合点を改善しつつ、設計時点での最新技術が盛り込まれるため、船容が大きく変わっています。
それが一番現れているのが、船体の全体的な形状。昨年寄港の『あまぎり』と比べても、かなり未来的な印象を受けるかもしれません。
その理由の一つは、ステルス性能(レーダーなどの探知装置から探知をされにくくする性能)を盛り込んだこと、海面に対して垂直な船体だと水平方向からのレーダー波をそのまま発信源に返してしまいます。横方向からのレーダー波の反射波を同じ方向に返さないため、船体はあらゆる角度に傾斜していて、艦上の構造物等も傾斜があるため私たちの目には、なんとなく未来型の形状に映るようです。
前述の『あまぎり』と共に、昨年、寄港の護衛艦『ひゅうが』も同様の形状を採用しているため、船体側面は垂直面がほとんどありません。
先日、釧路で公開された輸送艦『しもきた』や、ミサイル艇・イージス護衛艦などにも取り入れられていますが、汎用護衛艦に採用されたのは、この、むらさめ型が最初となります。
尚、『はるさめ』のマストは、強度の関係上、旧来の護衛艦同様ラティスタイプ(格子状)のものを採用していますが、レーダー波を反射しにくい素材を表面に使用していて、性能はそれにも勝るとも言われています。
当日は、ステルス形状が盛り込まれた近代的な姿も楽しんでみてください。
今日は、ステルス性能が盛り込まれた『はるさめ』のお話でした。
護衛艦『はるさめ』十勝港寄港日程はここをクリック
☆震災関連・航路情報☆
シルバーフェリー(川崎近海汽船)苫小牧-八戸・航路は、震災後代替航路(苫小牧-青森)で運行されていましたが。 7月10日苫小牧21:15発便より(八戸発は7月11日より)苫小牧-八戸・航路での運行が再開されました。。
それに伴い代替航路(苫小牧-青森)は休航となります。
詳しくは、こちら→シルバーフェリーHP
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
屋外でお仕事の方は大変だったでしょう。。
さて、今回から数回にわたって、今月23日(土)、24(日)に、十勝港で一般公開となる護衛艦『はるさめ』の全体像(どんな船か?)について軽~く迫ってみます。
この護衛艦『はるさめ』は、むらさめ型と呼ばれる、同型9隻の護衛艦の2番艦で、その前に建造された、あさぎり型(昨年、十勝港で公開された『あまぎり』もその一隻)の性能向上型として造られた護衛艦です。一口に性能向上型といっても、それまでの自衛隊艦船のそれまでの不都合点を改善しつつ、設計時点での最新技術が盛り込まれるため、船容が大きく変わっています。
それが一番現れているのが、船体の全体的な形状。昨年寄港の『あまぎり』と比べても、かなり未来的な印象を受けるかもしれません。
その理由の一つは、ステルス性能(レーダーなどの探知装置から探知をされにくくする性能)を盛り込んだこと、海面に対して垂直な船体だと水平方向からのレーダー波をそのまま発信源に返してしまいます。横方向からのレーダー波の反射波を同じ方向に返さないため、船体はあらゆる角度に傾斜していて、艦上の構造物等も傾斜があるため私たちの目には、なんとなく未来型の形状に映るようです。
前述の『あまぎり』と共に、昨年、寄港の護衛艦『ひゅうが』も同様の形状を採用しているため、船体側面は垂直面がほとんどありません。
先日、釧路で公開された輸送艦『しもきた』や、ミサイル艇・イージス護衛艦などにも取り入れられていますが、汎用護衛艦に採用されたのは、この、むらさめ型が最初となります。
尚、『はるさめ』のマストは、強度の関係上、旧来の護衛艦同様ラティスタイプ(格子状)のものを採用していますが、レーダー波を反射しにくい素材を表面に使用していて、性能はそれにも勝るとも言われています。
当日は、ステルス形状が盛り込まれた近代的な姿も楽しんでみてください。
今日は、ステルス性能が盛り込まれた『はるさめ』のお話でした。
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☆震災関連・航路情報☆
シルバーフェリー(川崎近海汽船)苫小牧-八戸・航路は、震災後代替航路(苫小牧-青森)で運行されていましたが。 7月10日苫小牧21:15発便より(八戸発は7月11日より)苫小牧-八戸・航路での運行が再開されました。。
それに伴い代替航路(苫小牧-青森)は休航となります。
詳しくは、こちら→シルバーフェリーHP
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2011年7月5日(火)
知っとこ!護衛艦『はるさめ』・・
海・船ネタ記事×64
本日は、今月7/22(金)入港、23(土)・24(日)一般公開の海上自衛隊・護衛艦『はるさめ』の前知識です。
本艦は、むらさめ型護衛艦の2番艦として1997年に就役した護衛艦ですが、この艦名は自衛隊護衛艦としては2代目、旧帝国海軍時代(この時期は漢字表記・春雨だった)からは数えて4代目となります。
以下に初代から3代目までの艦船の要目とシルエットを海上自衛隊資料から抜粋・添付しました。護衛艦としての先代『はるさめ』からすると、排水量でも倍以上の大型化がはかられている事がわかりますね。
初代『春雨』は春雨型駆逐艦として1903年に就役しましたが、実はこの艦、それまで外国に頼っていた駆逐艦建造から脱し、国産で初めて建造された駆逐艦として、日本の駆逐艦史に残るものなのです。
今回寄港の『はるさめ』はその名を冠しているわけですね。
以下Wikiの各艦データをリンクで見れるようにしました。
春雨型駆逐艦
春雨 (白露型駆逐艦)
はるさめ (護衛艦・初代)
はるさめ (護衛艦・2代):今回の寄港艦
護衛艦『はるさめ』広報日程
7月22日(金)10:30 十勝港・入港
7月23日(土)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
場所:十勝港第四埠頭・旧フェリーターミナル前
※見学に予約等は必要ありません。直接現地へお越し下さい。
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
☆お店からのおしらせ☆
◎雑貨コーナーでは☆『涼しげマリン雑貨&ハワイアン雑貨・フェア』
開催中です!8月15日(月)まで。。
こちらも人気です!是非おこしください!
◎ホビーコーナーでは1/700護衛艦『はるさめ』キット他、新製品・好評発売中!!
☆アオシマ・1/700WL新製品 No.354香取(新金型)入荷!!1/700キットの精密化合戦が激化。これからも新製品の話題から目が離せません!!
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
本艦は、むらさめ型護衛艦の2番艦として1997年に就役した護衛艦ですが、この艦名は自衛隊護衛艦としては2代目、旧帝国海軍時代(この時期は漢字表記・春雨だった)からは数えて4代目となります。
以下に初代から3代目までの艦船の要目とシルエットを海上自衛隊資料から抜粋・添付しました。護衛艦としての先代『はるさめ』からすると、排水量でも倍以上の大型化がはかられている事がわかりますね。
初代『春雨』は春雨型駆逐艦として1903年に就役しましたが、実はこの艦、それまで外国に頼っていた駆逐艦建造から脱し、国産で初めて建造された駆逐艦として、日本の駆逐艦史に残るものなのです。
今回寄港の『はるさめ』はその名を冠しているわけですね。
以下Wikiの各艦データをリンクで見れるようにしました。
春雨型駆逐艦
春雨 (白露型駆逐艦)
はるさめ (護衛艦・初代)
はるさめ (護衛艦・2代):今回の寄港艦
護衛艦『はるさめ』広報日程
7月22日(金)10:30 十勝港・入港
7月23日(土)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月24日(日)9:30~11:30 艦内一般公開
13:00~15:00 艦内一般公開
7月25日(月)9:00 十勝港・出港
場所:十勝港第四埠頭・旧フェリーターミナル前
※見学に予約等は必要ありません。直接現地へお越し下さい。
※天候などの理由で実施内容が変更される場合もありますのでその際はご了承下さい。
☆お店からのおしらせ☆
◎雑貨コーナーでは☆『涼しげマリン雑貨&ハワイアン雑貨・フェア』
開催中です!8月15日(月)まで。。
こちらも人気です!是非おこしください!
◎ホビーコーナーでは1/700護衛艦『はるさめ』キット他、新製品・好評発売中!!
☆アオシマ・1/700WL新製品 No.354香取(新金型)入荷!!1/700キットの精密化合戦が激化。これからも新製品の話題から目が離せません!!
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