お客様作品(42)
2012年6月15日(金)
輸送艦『おおすみ』・・
お客様作品×42
ホビーコーナーからの作品紹介。今日も、5月に行われた艦船模型発表会の出品作品です。
Sheさんの作品でLST-4001・輸送艦『おおすみ』です。
スケールは1/700のウォーターラインの作品。
『おおすみ』は輸送艦として、海岸線を利用して揚陸するためのヘリコプターやホバークラフトL-CACを運用できる構造で、戦車などの車両物資のほか300名余の自衛隊員を乗艦させることが出来るそうです。
同型艦は『おおすみ』のほか、『しもきた』・『くにさき』の3隻が就役しています。
上部甲板部分を見てみます。
模型では物資が整然と積みつけられています。
車両は、カーフェリーのようなサイドランプ(車両乗降用の斜路)から乗り降りし、エレベータで甲板上に上げることが可能です。
『おおすみ』はヘリコプター甲板の下にドッグを持ち、輸送揚陸用ホバークラフト『L-CAC』を搭載、後部の開閉扉を開けて直接、海に発進させることが出来るようになっています。(艦尾後方の洋上にあるのが『L-CAC』)
L-CACとならんだ輸送艦『おおすみ』。
雰囲気重視で作られたShoさんのモデルは、画像に収めても見劣りしません。
同型艦の『しもきた』は度々行われる、揚陸演習で十勝にもやってきます。
今日は、5月に行われた艦船模型発表会、Sheさんの出品作品から、LST-4001・輸送艦『おおすみ』でした。
こちらの作品はホビーコーナーで展示中、お客様作品展示コーナーでご覧いただけます。
“すたーしっぷ”の休日から・・
迫力満点・海上保安庁・観閲式の模様はこちら→平成24年度・観閲式
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
Sheさんの作品でLST-4001・輸送艦『おおすみ』です。
スケールは1/700のウォーターラインの作品。
『おおすみ』は輸送艦として、海岸線を利用して揚陸するためのヘリコプターやホバークラフトL-CACを運用できる構造で、戦車などの車両物資のほか300名余の自衛隊員を乗艦させることが出来るそうです。
同型艦は『おおすみ』のほか、『しもきた』・『くにさき』の3隻が就役しています。
上部甲板部分を見てみます。
模型では物資が整然と積みつけられています。
車両は、カーフェリーのようなサイドランプ(車両乗降用の斜路)から乗り降りし、エレベータで甲板上に上げることが可能です。
『おおすみ』はヘリコプター甲板の下にドッグを持ち、輸送揚陸用ホバークラフト『L-CAC』を搭載、後部の開閉扉を開けて直接、海に発進させることが出来るようになっています。(艦尾後方の洋上にあるのが『L-CAC』)
L-CACとならんだ輸送艦『おおすみ』。
雰囲気重視で作られたShoさんのモデルは、画像に収めても見劣りしません。
同型艦の『しもきた』は度々行われる、揚陸演習で十勝にもやってきます。
今日は、5月に行われた艦船模型発表会、Sheさんの出品作品から、LST-4001・輸送艦『おおすみ』でした。
こちらの作品はホビーコーナーで展示中、お客様作品展示コーナーでご覧いただけます。
“すたーしっぷ”の休日から・・
迫力満点・海上保安庁・観閲式の模様はこちら→平成24年度・観閲式
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2012年5月29日(火)
発表作品から・・海軍駆逐艦『睦月』
お客様作品×42
『第二回・艦船模型発表会』発表作品から、日本海軍駆逐艦『睦月』で、橋本氏の作品です。
1/700スケールの作品。
このスケールでこのクラスの船を作ると非常に小さくなるのですが、手を抜かずに綺麗に迷彩塗装を塗り分けています。(模型が小さいので画像を必要以上にアップで撮る事に・・実際の作品の良さが伝わらず、ごめんなさい。)
後付のパーツはほとんど使わずにシンプルに組み上げた作品ですがとても上品に仕上がった模型になっています。
駆逐艦『睦月』は、日本海軍の睦月型駆逐艦の一番艦で、1926年に第十九号駆逐艦という艦名で就役し1928年に、この『睦月』という艦名に変えられています。
模型は試験的に施された白黒の迷彩に身を包んだ状態で製作され、少々派手な姿に仕上がっています。
全長102.7mと小柄な船でしたが、速力は37ノット(約68k/m)と当時建造された船としては、とても足の速い軍艦でした。
仮想敵国はアメリカであった日本海軍において、強固な防御力を持ったアメリカ戦艦を沈めるたの強力な兵装が必要でした。そこで世界でも類を見ない61センチ魚雷を載せた船となったのでした。
睦月は太平洋戦争開戦直後から数々の作戦に参加しましたが、1942年8月25日、ガダルカナル島攻撃の帰途、米軍機によって撃沈されています。
睦月型駆逐艦の姉妹は12隻建造されていますが全艦戦没という最後を迎えました。
今日はホビーコーナーから、橋本氏の作品で発表会出品作品から駆逐艦『睦月』でした。
☆模型作品・店内で展示中・・お客様製作の模型作品を店内模型コーナーで展示しています。
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
1/700スケールの作品。
このスケールでこのクラスの船を作ると非常に小さくなるのですが、手を抜かずに綺麗に迷彩塗装を塗り分けています。(模型が小さいので画像を必要以上にアップで撮る事に・・実際の作品の良さが伝わらず、ごめんなさい。)
後付のパーツはほとんど使わずにシンプルに組み上げた作品ですがとても上品に仕上がった模型になっています。
駆逐艦『睦月』は、日本海軍の睦月型駆逐艦の一番艦で、1926年に第十九号駆逐艦という艦名で就役し1928年に、この『睦月』という艦名に変えられています。
模型は試験的に施された白黒の迷彩に身を包んだ状態で製作され、少々派手な姿に仕上がっています。
全長102.7mと小柄な船でしたが、速力は37ノット(約68k/m)と当時建造された船としては、とても足の速い軍艦でした。
仮想敵国はアメリカであった日本海軍において、強固な防御力を持ったアメリカ戦艦を沈めるたの強力な兵装が必要でした。そこで世界でも類を見ない61センチ魚雷を載せた船となったのでした。
睦月は太平洋戦争開戦直後から数々の作戦に参加しましたが、1942年8月25日、ガダルカナル島攻撃の帰途、米軍機によって撃沈されています。
睦月型駆逐艦の姉妹は12隻建造されていますが全艦戦没という最後を迎えました。
今日はホビーコーナーから、橋本氏の作品で発表会出品作品から駆逐艦『睦月』でした。
☆模型作品・店内で展示中・・お客様製作の模型作品を店内模型コーナーで展示しています。
企画展『タイタニック展』延長開催決定!
ご要望の多かったタイタニック号・処女航海100年企画『タイタニック展』の延長開催を決定。5/29(火)から開催しています。
期間:5/29(火)~9月末日
会場:店内企画展示室
入場は無料です。ご興味をお持ちの方は是非ご来場下さい。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2012年5月24日(木)
発表作品から・・ドイツの特殊潜航艇・BIBER(ビーバー)
お客様作品×42
今日のホビーコーナーからは、第二回・艦船模型発表会、出品作品からI氏製作のドイツの特殊潜航艇です。
I氏の作品は全て1/72スケール、その中から今年の艦船模型発表会には第二次世界大戦でナチスドイツが建造した特殊潜航艇を10点出品してくださいました。
今日はその中の一艇、BIBER(ビーバー)です。
このBEBERはドイツ最小の潜水艦として1944年の完成から324隻作られ実戦配備されました。
この潜水艦による攻撃は、小型の艇体を生かし魚雷を敵地まで運び、それを標的に向け切り離したのち自陣にもどると言うもの。
日本海軍と照らし合わせると、真珠湾攻撃などで出陣も帰還するものが少なかった甲標的に近いものでしょう。
I氏の作品は、艦体の溶接痕や錆などを表現、1/72という縮尺に実物の質感を詰め込んでいます。
このBIBERも甲標的同様、実戦で使用されるも、操縦の難しさや、搭乗員の操縦技術の未熟さから、戦果を挙げるには至らず、帰還すらも果たせなかったものが多かったと言います。
戦果に結びつく事が少なかったこのような兵器から感じ取るものは多くありますが、このBIBERも戦争の試行錯誤が形に表れたものとなっています。
このBIBERは引き揚げられたものが現存しておりうち一隻は潜行可能な状態まで復元されているそうです。
全長:8.9m 全幅:1.6m 排水量:5.7トン 潜行深度: 20m
今日は艦船模型発表会発表、I氏の作品から、ドイツ特殊潜航艇BIBER(ビーバー)でした。
明日、25日(金)から27日(日)まで都合によりお休みを頂きます。
ご不便お掛け致しますが宜しくお願いいたします。
28日(月)より通常営業で皆様のご来店をお待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
I氏の作品は全て1/72スケール、その中から今年の艦船模型発表会には第二次世界大戦でナチスドイツが建造した特殊潜航艇を10点出品してくださいました。
今日はその中の一艇、BIBER(ビーバー)です。
このBEBERはドイツ最小の潜水艦として1944年の完成から324隻作られ実戦配備されました。
この潜水艦による攻撃は、小型の艇体を生かし魚雷を敵地まで運び、それを標的に向け切り離したのち自陣にもどると言うもの。
日本海軍と照らし合わせると、真珠湾攻撃などで出陣も帰還するものが少なかった甲標的に近いものでしょう。
I氏の作品は、艦体の溶接痕や錆などを表現、1/72という縮尺に実物の質感を詰め込んでいます。
このBIBERも甲標的同様、実戦で使用されるも、操縦の難しさや、搭乗員の操縦技術の未熟さから、戦果を挙げるには至らず、帰還すらも果たせなかったものが多かったと言います。
戦果に結びつく事が少なかったこのような兵器から感じ取るものは多くありますが、このBIBERも戦争の試行錯誤が形に表れたものとなっています。
このBIBERは引き揚げられたものが現存しておりうち一隻は潜行可能な状態まで復元されているそうです。
全長:8.9m 全幅:1.6m 排水量:5.7トン 潜行深度: 20m
今日は艦船模型発表会発表、I氏の作品から、ドイツ特殊潜航艇BIBER(ビーバー)でした。
明日、25日(金)から27日(日)まで都合によりお休みを頂きます。
ご不便お掛け致しますが宜しくお願いいたします。
28日(月)より通常営業で皆様のご来店をお待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2012年5月18日(金)
『模型作品』展示中!
お客様作品×42
今日の二本目はホビーコーナーからです。
お陰様で盛況だった『第二回・艦船模型発表会』。この展示会の展示作品から、お客様のご協力を頂き1/700という小スケールの模型をメインに、店内で延長展示させていただいています。
『艦船模型発表会』を見逃してしまった・・という方は、まだ作品鑑賞のチャンスがあります。
作品は、少しづつお客様の手元へ戻ることとなると思いますので、作品を見てみたいという方は、早い機会にご覧下さい。
作品は、1/700ウォーターラインをメインに第二次大戦艦から現代の自衛隊艦、巡視船までさまざま。
昨年の発表会展示作品も同時に展示されています。
現用自衛隊護衛艦群、現在現役の自衛隊艦船がそろい、同じスケールで大きさ比べが出来ます。
一昨年、十勝港に来航した護衛艦『ひゅうが』・『あまぎり』も揃っています。
お馴染みの南極観測艦や巡視船など、色鮮やかな船たちも・・
このコーナーは通年、お客様の作品をお預かりして展示しているコーナーで度々の入れ替わりで艦船模型作品を楽しんでいただけます。
艦船模型製作の見本としてご覧になる方も多いコーナーです。
圧巻の航空母艦、搭載された航空機の数と、繊細な工作の技も見るものの心を引きつけます。
工作の仕方は人によりさまざま、エッチングパーツと呼ばれる別売の金属パーツを組み付けてディテールアップを図った作品から、あえてその類の別売部品を使用せず、それでいてシャープな切れのある作品を表現しているものまで、個性溢れる作品がいっぱいです。
棚の上段には少し大きめのスケールの作品も、こちらには南極観測船から漁船、調査船、貨物船まで色々な船が展示してあります。
今年の模型展『艦船発表会』は終了しましたが、まだその余韻に浸れるスペースとなっています。
作品は、ホビーコーナーのお客様作品展示ブースに展示中です。
作品を鑑賞するだけのご来店も大歓迎、是非、模型作品の世界をお楽しみ下さい。
明日も10:00から営業、皆様のご来店をお待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
お陰様で盛況だった『第二回・艦船模型発表会』。この展示会の展示作品から、お客様のご協力を頂き1/700という小スケールの模型をメインに、店内で延長展示させていただいています。
『艦船模型発表会』を見逃してしまった・・という方は、まだ作品鑑賞のチャンスがあります。
作品は、少しづつお客様の手元へ戻ることとなると思いますので、作品を見てみたいという方は、早い機会にご覧下さい。
作品は、1/700ウォーターラインをメインに第二次大戦艦から現代の自衛隊艦、巡視船までさまざま。
昨年の発表会展示作品も同時に展示されています。
現用自衛隊護衛艦群、現在現役の自衛隊艦船がそろい、同じスケールで大きさ比べが出来ます。
一昨年、十勝港に来航した護衛艦『ひゅうが』・『あまぎり』も揃っています。
お馴染みの南極観測艦や巡視船など、色鮮やかな船たちも・・
このコーナーは通年、お客様の作品をお預かりして展示しているコーナーで度々の入れ替わりで艦船模型作品を楽しんでいただけます。
艦船模型製作の見本としてご覧になる方も多いコーナーです。
圧巻の航空母艦、搭載された航空機の数と、繊細な工作の技も見るものの心を引きつけます。
工作の仕方は人によりさまざま、エッチングパーツと呼ばれる別売の金属パーツを組み付けてディテールアップを図った作品から、あえてその類の別売部品を使用せず、それでいてシャープな切れのある作品を表現しているものまで、個性溢れる作品がいっぱいです。
棚の上段には少し大きめのスケールの作品も、こちらには南極観測船から漁船、調査船、貨物船まで色々な船が展示してあります。
今年の模型展『艦船発表会』は終了しましたが、まだその余韻に浸れるスペースとなっています。
作品は、ホビーコーナーのお客様作品展示ブースに展示中です。
作品を鑑賞するだけのご来店も大歓迎、是非、模型作品の世界をお楽しみ下さい。
明日も10:00から営業、皆様のご来店をお待ちしております。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
2012年5月16日(水)
発表作品から・・・新大陸発見?コロンブスとサンタ・マリア号
お客様作品×42
『第二回・艦船模型発表会』出品作品からの紹介を続けます。
今日は、M氏の作品。『サンタ・マリア号』です。
サンタ・マリアといえば、コロンブスの、1492年の大西洋横断航海のときに使われた3隻の帆船の一つ。
実物も小さな船で、とても小さな船で大西洋を横断した事が作品からも分かります。
その『サンタ・マリア号』を木製模型で再現したM氏の作品はその地味な船にトレードマークともなる赤い十字を入れて引き立つ作品に仕上げています。
木部の塗りもくすんだ感じで、実際の船のそれに近づけています。
船尾の楼を見上げる・・全体に地味な船ですがこの付近には装飾が施されていて、当時の様式がうかがえます。
サンタマリア号、ニーニャ号とピンタ号の三隻で、新大陸を目指したコロンブスですが、実際にはバハマ諸島に到達、そこをイスパニョーラ島と名づけます。
しかし、サンタ・マリア号は1492年12月24日にイスパニョーラ島で座礁してしまいます。その残骸は、現地の要塞の材料として使われたと言います。
船尾の甲板を眺めると、コロンブスのいた時代の情景が蘇ります。
サンタ・マリア号を失ったコロンブス一行ですが、ニーニャ号とピンタ号の残った2隻で1943年3月15日スペインに無事帰還を果たします。
この船を使い行われた新天地への航海は迫害の事実など暗い影を落とす一面がありますが、小さな船を巧みに操り大西洋を横断した航海術は優れたものであった事は確かです。
現在サンタマリア号の復元船が、神戸のメリケン波止場公園で展示されています。この復元船はサンタマリア号の航海から400年の年にスペインで復元されましたが、先住民迫害の事実が重くのしかかり、引き取り先も無く、はるか離れた日本の地に保存される事となりました。
今日は、M氏の作品から木製帆船『サンタ・マリア号』の紹介でした。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475
今日は、M氏の作品。『サンタ・マリア号』です。
サンタ・マリアといえば、コロンブスの、1492年の大西洋横断航海のときに使われた3隻の帆船の一つ。
実物も小さな船で、とても小さな船で大西洋を横断した事が作品からも分かります。
その『サンタ・マリア号』を木製模型で再現したM氏の作品はその地味な船にトレードマークともなる赤い十字を入れて引き立つ作品に仕上げています。
木部の塗りもくすんだ感じで、実際の船のそれに近づけています。
船尾の楼を見上げる・・全体に地味な船ですがこの付近には装飾が施されていて、当時の様式がうかがえます。
サンタマリア号、ニーニャ号とピンタ号の三隻で、新大陸を目指したコロンブスですが、実際にはバハマ諸島に到達、そこをイスパニョーラ島と名づけます。
しかし、サンタ・マリア号は1492年12月24日にイスパニョーラ島で座礁してしまいます。その残骸は、現地の要塞の材料として使われたと言います。
船尾の甲板を眺めると、コロンブスのいた時代の情景が蘇ります。
サンタ・マリア号を失ったコロンブス一行ですが、ニーニャ号とピンタ号の残った2隻で1943年3月15日スペインに無事帰還を果たします。
この船を使い行われた新天地への航海は迫害の事実など暗い影を落とす一面がありますが、小さな船を巧みに操り大西洋を横断した航海術は優れたものであった事は確かです。
現在サンタマリア号の復元船が、神戸のメリケン波止場公園で展示されています。この復元船はサンタマリア号の航海から400年の年にスペインで復元されましたが、先住民迫害の事実が重くのしかかり、引き取り先も無く、はるか離れた日本の地に保存される事となりました。
今日は、M氏の作品から木製帆船『サンタ・マリア号』の紹介でした。
船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS
店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475