1/1250模型(47)


2020620(土)

1/1250モデルシップPresident Polk


1/1250モデルシップPresident Polk

1/1250コーナーから、前回に引き続きアメリカの船。 メーカーも同じくCM-KRからとなります。 APL(American president lines )の貨客船 SS President Polk です。President Polkは 第二次大戦中の1941年就航。すぐに米国のチャーターで太平洋地域の軍備増強に駆り出されました。さらに1943年からは攻撃型輸送艦USS President Polk として1946年まで太平洋各地への輸送を担いました。戦局をかいくぐり終戦を迎えたPresident Polk、は貨客船 SS President Polk として船体色を客船のそれに改め平和な海を航海しました。 姉妹船にPresident Jackson やや大型の 同社船 President Wilson ・President Clevelandとともに客船色となったこれらの船体を目にして、戦争の終わりを実感した人も多かったそう。 President Polkとしては1965年まで、その後売船され1970年スクラップになるまで長きにわたり活躍しました。CM-KRから同船のモデル。シンプルな仕上げのCM-KR社製品ですが、それがかえって同船のカラーリングを引き立てているようで、しっくりときます。

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CM-KR  SS President Polk 価格¥7,865 (税込)

ご購入はこちらから→ 1250 MODELSHIP



202065(金)

1/1250コーナーから


1/1250コーナーから

1/1250モデルコーナーから
ご紹介する商品はCM-KR から SS Brasil(SSブラジル)です。
Brasil はMoor Mc Cormack(アメリカ)の客船で、南米航路に就航する定期客船としてSS argentina の姉妹船として1957年に建造されました。
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当時の新しい試みとして煙突(実際にはダミーの煙突で排煙は後部に設置されたマスト状の構造物からされている)部分に展望ラウンジが設置されています。最も高い位置となる煙突部に展望スペースを設ける設計は現代の新造客船でも採用されています。
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当時斬新なスタイルでデビューしたBrasiですが、この時期に作られた多くの客船と同じく、航空機との競争に敗れ、定期航路から姿を消しました。定期客船としての役目を終えた同船でしたが、クルーズ客船として新たな活躍の場を得ることとなりVolendam(ホランドアメリカライン)として復活。その後いくつかの名前で運行され、最後は洋上大学船として世界をめぐり2003年に引退しました。その間には船名を変えつつ日本へもたびたび寄港していました。
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模型は純白の船体に緑と黄色が映える煙突とそれに配されたラウンジが再現されています。古き良き時代という言葉が使われる年代の船ですが、現代的な新しさも感じさせる客船です。姉妹船Argentina はプラモデルとして企画され日本でも販売されたことがあり、この船が作るものの好奇心をそそる特徴的な船容であったことをうかがい知ることができます。
CM-KR SS Brasil 価格¥9,460(税込)

ご購入はこちらから→ 1250 MODELSHIP



2019910(火)

浅間丸 1/1250模型


浅間丸 1/1250模型

1250モデルシップのコーナーより商品紹介です。

本日ご紹介の模型はAlbatros社製 客船『浅間丸』です。

浅間丸は日本郵船が運行した当時最大の客船で、北米航路、つまり太平洋を横断する航路に就航していました。西は香港・上海、北米はロサンゼルス・サンフランシスコへと姉妹船2隻とともに運行されていました。大河ドラマ「韋駄天」ではロサンゼルスオリムピックへ選手団を運ぶシーンで龍田丸という船が登場しましたが、本船は龍田丸と同型の姉妹船に当たります。第二次世界大戦の勃発で船客として乗船していたドイツ人が英海軍艦に連行される浅間丸事件でその名を記憶する方も多い。日米間の航路も日米開戦でなくなり日本海軍に徴用され輸送船としての任務に就く、一時軍籍を解かれ、交換船として使用される時期もあったが、再び徴用され1944年11月戦没となりました。

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1/1250モデルとして欧州メーカにて再現される客船は星の数ほどで、時に再現が甘い(欧州での知名度が低いなどの理由もあるのでしょうか)ものも見受けられますが、このモデルは日本の客船としてとても良く再現されているように思います。それから金属模型特有の重厚感もこの船のプロポーションを再現するのに一役買っているようです。

価格は18,900(税込)です。

※この模型は塗装済み完成品です。キットではございませんのでご注意ください。



2019828(水)

1/1250コーナーから客船模型。


1/1250コーナーから客船模型。

CM-KRシリーズよりクルーズ客船『Prinsendam (プリンセンダム)』1/1250模型です。この船はRoyal Viking Sun として1988年に竣工。当時としては洗練されたデザインとラグジュアリーなコンセプトで豪華な船旅を演出。その後キュナードライン、シーボーンクルーズの客船として高級路線で運行され、2002年にHolland America Line(HAL)の船団に加わりました。
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HALの計画船ではないため独自色の強い同社他船とはかなりの違いがありましたが、船体色は同グループ他船と同様に白と濃紺で塗り分けられ、見た目もしっかりと同社船隊の仲間入りができていたように思われます。現在のHAL船隊はバルコニー付き客室が並ぶ船容の船が主流となったため、どちらかというと本船のイメージは時代を先取りしていたように思われます。船名もRoyal Viking Sun /Seaborn Sun /Prinsendamと変わっていますが、どの時期もサービスにおいて高い格付けを得ています。
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現在この船はフェニックスレイセン(ドイツ)の客船『Ameria』として引き続き活躍中。フェニックスレイセンは日本の客船であった先代『飛鳥』の売船先でもあります。

1/1250 CM-KR  客船『Prinsendam』   価格  ¥17,800 (税込)

ご購入はこちらから→お買い物コーナー

1/1250の小さな世界から、商品紹介でした。



2019821(水)

1/1250模型 重量物運搬船


1/1250模型 重量物運搬船

貨物船シリーズ1/1250模型。

Dedo社から重量物運搬船のモデルです。重量物船は一般の貨物船では取り扱いが難しい重量のある貨物の輸送に特化した専用船です。重量物の積み下ろしのため重量物対応のクレーンを装備するほか、重い積み荷を積み下ろしする際には船が転覆する方向に負荷がかかるため、それを防ぐ目的のバラストタンクを装備しています。模型では船尾の甲板にある黄色い構造物ですが、荷役時には海面に下ろし、中に水を注入して荷物の重量とバランスをとるようです。これは陸上のクレーン車のアウトリガー(クレーン動作時に外側に張り出す脚)のようなものでしょうね。実際に荷役中の重量物船を見ると接岸した岸壁の反対側の海面にこのタンクが浮いていました。

模型の船は重量物取り扱いを得意とするオランダの海運会社Jumbo shipping の重量物船。
日本でも目にする機会が多い重量物海運会社のマーキングです。

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一回に一件という感じで単発の仕事を引き受ける船の性格上、船体はやや小柄、従って1/1250模型としても小柄ですが、その分緻密な再現に力がそそがれたモデルになっています。付属品としてこれらの重量物船が運ぶものでも特に多いとされる工場プラントの構造物が付いています。

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おそらく今回限り希少なモデルです。この機会にコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

Fairload 総トン数4962gt 全長95.69m 全幅18.37m

価格 ¥7,900(税込)

ご購入はこちらから→お買い物コーナー

1/1250の小さな世界から、商品紹介でした。



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STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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