1/1250模型(47)


20111225(日)

サンタがやってきた・・・小さな模型の世界


サンタがやってきた・・・小さな模型の世界

今日はクリスマス。皆さんどんな一日をお過ごしですか?

さて、店長のサンタさんは、日本郵便のユニホームを着て、本日、やってきました。

ドイツのオークションサイトで落札した模型と、同じくドイツのショップから購入した模型の2点、それぞれが入った箱が狙ったようにクリスマスに届きました。

縮尺1:1250の可愛いけれど精密な模型です。
そんなわけで今日は1:1250スケール船舶モデルの話題を・・

1:1250の船舶モデルの世界は、以前の記事でお話しましたがこれらを集めた小さなミュージアム・スペースを公開するためのコレクションの一部です。

軍艦・客船・帆船・・・ジャンルは沢山あるのですが
今回届いたのは、こちら・・・

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なんだか、見覚えのあるマークが入った船ですね!

そう、これは商船三井フェリーが苫小牧-東京航路を結んだ『さんふらわあ姉妹』の一隻『さんふらわあ とまこまい』

総距離1,045kmを 30ノット(時速50km)所要時間22時間という軍艦並みのスピードで結んだ、貨物フェリーです。

この船は三菱重工で作られ、その年のシップ・オブ・ザイヤーも受賞しました。

1:1250模型の世界ではこのような馴染み深い船をはじめ、客船・貨物船・軍艦・帆船などあらゆる船が星の数ほど模型化されています。

その中のほんの一部ですがコレクションして皆さんにお見せする、と言う試みを企てています。

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こちらは、ちょっと無骨な感じですが、LPGガスを輸送するガスタンカー。船名は『Berge Nice』。この船も日本の川崎重工で作られ、海外で活躍しています。

1:1250モデル、この2点は15cm程のモデルなのですが、図面どおりに作られるためかなり精密になります。

中には手すり付きのモデルもあり、一度目にすると心を奪われてしまうものです。

そんな1:1250模型、上記2点は現在非売ですが、当STAR SHIP MODELSでも1:1250スケール商品を企画販売しており月に1~2商品をリリースしています。

今月のリリース商品は南極観測船・砕氷艦『しらせ』2代目です。手すり付きの精密完成品で、飛行甲板の防護ネットも再現するなど、細かい部分の再現にこだわっています。

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南極観測船・砕氷艦『しらせ』2代目 1:1250モデル(画像はプロトタイプ)

この船は2009年に就役したばかりの最新鋭の現役砕氷艦です。

定価¥14,700ですが、2011/12月中(12/26まで)の予約で¥10,500での販売をさせて頂きます。(ケース付きはプラス¥2,500)

生産数が限られるので、普段ネット上にはあまり公開しないのですが、今回の『しらせ』は、多くの人が知る船ということで紹介してみました。

ご興味をお持ちの方は、店頭、又は、お問い合わせ欄からお問い合わせ下さい。尚、ご予約時点で在庫がない場合、お待ちいただく場合がございます。


今日は、店長に届いたクリスマスの贈り物、とそれにかこつけて、1:1250モデル、今月リリース商品・砕氷艦『しらせ』の紹介でした。


☆年末年始の営業のお知らせ・・

年内は12月26日(月)までの営業とさせて頂きます。

新春初売・1月2日(月)より店舗内を新装して営業いたします。





船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

店舗情報はこちら→http://www.obnv.com/interior/475外部リンク



2011914(水)

実物の1250分の1の世界・・・


実物の1250分の1の世界・・・

今日は、ロマンを掻き立てる船の模型。その中でも非常に小さく繊細なものの存在についてご紹介します。

1250分の1と言う大きさの船たち!1:1250 SHIPS!

1250分の1の縮尺で統一した模型規格。 起源はヨーロッパで、金属製の文鎮のように作られたものが、進水式の引き出物の形で配られたのが最初と言われています。当分は船が進水するたびにこの模型が配られたのでそれを目当てに収集するコレクターが自然発生的に現れ、コレクター向けに独自に生産するメーカーが数多く現れました。その後、各メーカーの個性を残しながら、精密化という進化を遂げ現在に至っています。

大半が組み立て塗装済みの完成品として販売され、現在販売中のものの価格帯は十数ユーロから400ユーロ(千円台から三万円台後半)までで、大きさクオリティで幅があります。

大きさから観ると高価な感じもしますが、一つ一つが細かく繊細な作業で時間をかけて作られる作品は実物を目にすると、その価格がうなずけるものとなります。材質は金属(ホワイトメタル)のものが多いのですが最近はレジンなどの樹脂で作られるものも多くなりました。

戦時中は敵国・味方・双方の艦艇を識別するための識別模型としても使われ、非常に歴史の長い統一スケール模型シリーズです。

現在は職人の国であるドイツがこの模型のトップシェアを誇ります。

日本ではあまり知られていないこのスケールの模型ですが、欧米諸国ではごく一般的で、収集に熱を上げるコレクターが私設博物館を公開するケースも目立ちます。その理由として、特にヨーロッパでは海洋国家としての歴史が長く船が身近なことも大きく挙げられるのですが、古都が多く残され、間取りが変えられず大物をコレクションできない住宅事情も手伝っているのかもしれません。


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人気の秘密はプラモデルにみられるような費用のかさむ金型を使用しないため少量多品種の生産で好みの船が比較的早い機会に手にできる事、ただそれゆえ手作りの部分がほとんどなため少量生産となり、購入のタイミングを逃すとすぐに絶版となって二度と手に入らないレアものと化す頻度も高いところが手に入れたときの満足度を高めています。どちらかと言うと小さな工房がこつこつと少量ずつつくる希少品でもあります。

1250分の1と言う縮尺。実物の1000分の1以下の大きさであることは間違いないのですが、世界最大の客船『オアシスオブザシーズ』と言う船で361M、これをこの模型にスケールダウンすると28cm、結構大きいではないか・・と思うのはこの客船、実物が非常識にデカすぎるから・・・現在日本に出入りする最大サイズのタンカーが333Mでその船でも26cm、十勝港に入る最大サイズの貨物船が225M、この船で18cmとなります。一般的な汎用貨物船やカーフェリーだと100M~200M未満ですからこの縮尺だと8~15cm。タグボートとなると2cm以下となるわけですが、これら全ての船たちが模型化されているといっても良いのがこの1250分の1スケールのミニチュアシップたちです。

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ちょっとした港の岸壁をジオラマで再現してもテーブルの半分程度と、サイズ的にも日本の住宅事情にピッタリのコレクションアイテムでもあります。

また、かさばらないその大きさから、ケースに入れてプレゼントとする用途も増えているようです。

このシリーズで模型化されるものは上記のものにとどまらず、軍艦・潜水艦、帆船やヨット、漁船と、船と名の付くものをはじめ・・それ以外に灯台や岸壁、港の建物、コンテナターミナル、航空母艦や艦船に搭載される航空機、他にはロケットや飛行船・・くじら?・・まであります。


通常はウォーターライン(洋上模型)として製作され、現在プラモデルで一般的規格となっている700分の1ウォーターラインシリーズもこの1250分の1模型を参考にしたといわれています。

当店の展示コーナーで当店コレクションの一部を展示中です。興味をお持ちの方は是非ご来店下さい。

さて話は続きますが・・実は・・・
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当店工房でも1250分の1スケールの船舶模型を製造しております。製造出来る数に限界があるため、今までは、お問い合わせいただいた、固定のお客様に優先的に頒布させて頂いてきたのですが、機械等の導入により製作数を増やすめどが立ったため、近々こちらのページでも随時NEWリリースの告知をさせていただけるようになると思います。

上の画像は9月下旬~10月上旬のリリースを予定している砕氷艦『しらせ(新しらせ5003)』の製作中の原型です。縮尺は1/1250で出来る限り作りこめる部分を再現。

『しらせ(新しらせ5003)』1:1250模型(手すり付塗装済み完成品)☆発売記念特価 ¥10500・年内予約分まで(通常価格¥14700)となります。(ケース付は+¥2500)

1/1250シリーズはジオラマなどでも楽しめるよう、港湾施設や、海洋のベースなどのリリースも予定。
鉄道模型のジオラマ・レイアウトの感覚でお楽しみ下さい。

下は、製作中のシーン・・
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当店工房の1/1250シリーズは、1:1250と言う細かなベースの中に可能な限りの作りこみを施した精密再現で皆様のお手元にお届けいたします。特に上部構造物部分は繊細な色分けは勿論、手すりも取り付けて実物のそれに近い再現を目標としています。こちらのコーナーで紹介する商品について購入等をご検討の方はお問い合わせ欄よりお問い合わせ下さい。

尚、長期休業期間以外で3営業日以上経過してこちらからの返信が無い場合は未着の可能性がありますので再度お問い合わせ下さい。

今日は小さいながら繊細な世界・1250分の1船舶模型シリーズからでした。
当店での1:1250モデル展示コーナーも是非ご覧下さい。

☆雑貨コーナーでは、三周年記念企画・第二弾『秋の海雑貨・イルカさんと海の仲間&ハワイアンの小物たち』も好評開催中です。

船の模型と海雑貨・・STAR SHIP MODELS

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 ABOUT
STAR SHIP MODELS(雑貨&模型)
十勝・帯広に『海』を広めるお店をオープン。海辺のギフトショップをイメージした店内には『海・雑貨コーナー』と『ホビーコーナー』が同居。雑貨好き・模型好きともに楽しめるお店です。海・雑貨はマリン雑貨をはじめ、アクセサリー小物、ハワイアンまで取り揃えています。ホビーコーナーは船が中心のプラモデルから木製キット、完成品まで取り扱い。海・船・雑貨・模型の記事をランダムにブログにしていきます。

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属性事業者
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