2011327(日)

春の雪・・・終わりの見えない不安

春の雪・・・終わりの見えない不安

すっかり春めいてきている朝に積もった雪。
アスファルトの上はすでに解けていたが、車のフロントガラスに積もった雪はまだ解けていなかった。

昨晩遅くに、コンビニ経営している友人から電話が来た。
「まだ起きていた?良いかしら。遅くにごめんね。
こんな時間で無いと、電話も出来なくて・・・」
「うん♪大丈夫~~」
「ねぇ、原発騒ぎはどうなっているの?
震災後すぐから孫を預かっているから、テレビもゆっくり見れなくて。
娘が言うには、東京は大変で、まわりの小さな子供のいる知り合いはみんな、東京で自宅を持っていても、子供を連れ、ご主人は置いて、遠くの実家に帰ったり、遠くに実家の無い人は京都や大阪に家を借りて東京から脱出している。だから、関西方面は家賃が急騰しているみたい。
そういうことで、孫はまだ9カ月、放射能にさらすわけにはいかないからと、帯広に預けて、娘は東京に戻ったのよ。
だから私は、ほとんど店で仕事が出来ないの」

まぁ、共働きの娘さん夫婦、良い保育所がなくて、お孫さんはお婿さんの実家に泊まることが多いらしいと、前に寂しさを語っていた友人なので、今回のことは、大変だと、言いながらも、ちょっと嬉しい事でもあるようだ。
ひ孫が傍に来て大喜びのお義父さんや、まだ孫のいない義妹さん、結婚していない息子さんは、実際に世話をするわけではないので、可愛いお客様は大歓迎♪

でも、友人は彼女の分も店に出なければならない夫の負担も大きいと考え、帯広で保育所探しを始めようとしていた。

「もう、1年でも2年でも帯広で育てる覚悟をするわ。
若い時とは違うけど、保育所に預けて子供を育てた経験が有るんだもの♪」

いつ終息するともしれない原発災害、
春の雪なら、すぐに解けるのに・・・・

私がちょっとひっかかったのは「みんな」と、いう言葉。
東北方面の被災地からなら避難してくることは当然なことと、受け止めている。
でも、これから、
東京から、幼児はいなくなってしまうのだろうか・・・と、






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bonnhaha
ルピナスの花言葉は「母性愛」「賑やかな語らい」ほか色々あります。外来種ですが、北のこの地のはじめからそこにいるかのように、群れ咲き競う姿が好きです。

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