女の本音(11)
2009年3月22日(日)
ノジュール(団塊)・・・立ち読み
女の本音×11
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「へぇ~ノジュール
って、雑誌があるわ」
「ちょっと、お義父さんに旅行のパンフレット頼まれているから」
これからランチに行く女3人が立ち寄った旅行代理店。
一人が相談している最中、
今のところ遠くに旅行に行く予定の無い私たちは、漠然とパンフレットスタンドを眺めていた。
そこに「立ち読みしてください」との、雑誌が・・・
50代からのエンジョイライフの言葉に惹かれて手にとって見た。
私達の夫は、団塊の世代なのだ。
(私の場合は結婚が遅かったので、
子供達は、第2次ベビーブームを逃れたが)

「え~、恋愛市場での女の賞味期限は短い~~」
「なぁに、それ?」
「今まで恋愛市場、労働市場に参加するには、女は若さが勝負と言うことなんだけど、でも、最後には、帳尻合わせのように女の方が、生き生きと暮らせるということなのよ」
「???」

「エッセイだけど、これは男の本音だわねぇ」
立ち読みを横から覗いただけなので、深くは読んでいない私。
「恋愛市場? まだまだ、恋はしたいわよ♪しているしぃ~♪」
と、用事が終った一人も参加。実は韓流フアン。
彼女に韓流を語らせると、うるさいので(苦笑)
早々にこの話はお終いにしました。
でも、私の人生で「市場」と名をつけれるものに、「恋愛市場」「労働市場」の他に何があるのかな~と、今、考えています。
なんか、人生の折り返し地点は既に過ぎていたような気がしてはいますが・・

30年前に堺屋太一氏は、ベビーブーマー世代を称して、「団塊の世代」と命名しました。語源は、鉱物学用語、ノジュール(nodule)です。
ノジュール(団塊)とは、堆積物中の珪酸や炭酸カルシウムなどが固まってできた硬くて丸い塊です。球を割ると、その中心にアンモナイトや三葉虫などの化石が入っていることがあります。
「50代からの『自分ライフ』を格好よく!」をキャッチフレーズとする本誌も、夢と希望と発見をたっぷり詰め込んでお届けいたします。どうか、ご期待下さい。
ノジュールHPより
「ちょっと、お義父さんに旅行のパンフレット頼まれているから」
これからランチに行く女3人が立ち寄った旅行代理店。
一人が相談している最中、
今のところ遠くに旅行に行く予定の無い私たちは、漠然とパンフレットスタンドを眺めていた。
そこに「立ち読みしてください」との、雑誌が・・・
50代からのエンジョイライフの言葉に惹かれて手にとって見た。
私達の夫は、団塊の世代なのだ。
(私の場合は結婚が遅かったので、
子供達は、第2次ベビーブームを逃れたが)
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「え~、恋愛市場での女の賞味期限は短い~~」
「なぁに、それ?」
「今まで恋愛市場、労働市場に参加するには、女は若さが勝負と言うことなんだけど、でも、最後には、帳尻合わせのように女の方が、生き生きと暮らせるということなのよ」
「???」
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「エッセイだけど、これは男の本音だわねぇ」
立ち読みを横から覗いただけなので、深くは読んでいない私。
「恋愛市場? まだまだ、恋はしたいわよ♪しているしぃ~♪」
と、用事が終った一人も参加。実は韓流フアン。
彼女に韓流を語らせると、うるさいので(苦笑)
早々にこの話はお終いにしました。
でも、私の人生で「市場」と名をつけれるものに、「恋愛市場」「労働市場」の他に何があるのかな~と、今、考えています。
なんか、人生の折り返し地点は既に過ぎていたような気がしてはいますが・・
2009年3月13日(金)
受話器のコード・・・・独り言
女の本音×11
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私の仕事は、電話をかけること・・・
ずっと、電話。
ふと、向の席の同僚の姿が美しいことに気がついた。
メモ用紙に、ササッと、その姿を写してみた。
「そうですか、ご不在ですか。ではまた改めてお電話いたします。」
心なしか気落ちした風。
指で、受話器のコードをもてあそんでいる。
ふと、思い出した。
何年か前、会社の電話から、ある人に電話をかけた。
指は震えていたが・・・
「帯広の△△と申しますが、○○部長さんいらっしゃいますか」
声はしっかりと出た。
「あいにく出かけております。」
「そうですか、またお電話いたします。」
身体は、固く、電話を切ったあとも、しばらく息が出来なかった。
翌日も電話してみた。
やはり、不在だった。
涙が出た。
縁がないんだ。
いや、2度と会うな・・と、運命が言っている。
なんの用事があったと言うのだろう。
何もない。ただ、むしょうに声が聞きたかった。
毎日忙しく楽しく暮らしている。
今、幸せだと、伝えたかっただけなんだけど。
ずっと、電話。
ふと、向の席の同僚の姿が美しいことに気がついた。
メモ用紙に、ササッと、その姿を写してみた。
「そうですか、ご不在ですか。ではまた改めてお電話いたします。」
心なしか気落ちした風。
指で、受話器のコードをもてあそんでいる。
ふと、思い出した。
何年か前、会社の電話から、ある人に電話をかけた。
指は震えていたが・・・
「帯広の△△と申しますが、○○部長さんいらっしゃいますか」
声はしっかりと出た。
「あいにく出かけております。」
「そうですか、またお電話いたします。」
身体は、固く、電話を切ったあとも、しばらく息が出来なかった。
翌日も電話してみた。
やはり、不在だった。
涙が出た。
縁がないんだ。
いや、2度と会うな・・と、運命が言っている。
なんの用事があったと言うのだろう。
何もない。ただ、むしょうに声が聞きたかった。
毎日忙しく楽しく暮らしている。
今、幸せだと、伝えたかっただけなんだけど。
2009年3月9日(月)
定額給付金・・・盛り上がらない女3人
女の本音×11
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帯広市は4月の中旬になりそうですね。
結局、世帯主の口座に振り込まれるのかな。
勝毎の記事では消費消極派
が多くて、
使い道は色々だわぁ。
寄付という使い方もある・・だけど
私は基本、使って消費拡大に協力する派ですね。
友人の喫茶店に立ち寄ると、散歩途中のオバサマ方、
女が3人寄れば、当然その話題♪
「うちは夫婦二人分だから、2万4千円。
大きな物を買える金額ではないから、
そのまま、家計費ね。贅沢費には使えないわ」
「孫が、なにやらゲームを買えって言っているのよ。
結局、孫のために使うのかしら。
自分のためになんて使えないのよ」
私は・・
「当然、全部私が家族3人分もらうつもりでいたのよ!!
なのに、夫も息子もそれぞれ、自分で使いたいって言うのよ(怒)
しぶしぶ、認めたけどネ。
私の分は、圧力鍋を3,980円のを買うのと、
夫の枕を買うわ。確か、8400円。
肩楽寝とかいう
ほら、その人に合わせて調整してくれるイージーオーダー枕よ♪」
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「え~っ!!自分のために使わないのぉ?」
「優しいのね!!」
「今回はね。
こういうことでもないと買ってあげる気にならなかったもの~。今、夫がしている枕は500円ぐらいの枕よ」

「ん・・あなたの枕は?」
「私は、もう昨年の夏に買って、使っているから・・」
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そう、実は昨年のホコテンの時、睡眠障害に悩んでいた私は
「自慢の逸品」
の言葉に惹かれ、この枕をすでに越屋ふとん店さんで購入していたのです(汗)
私の睡眠障害には効果は(謎)ですが、(寝付けない)
朝起きた時、首が痛くないのですッ♪ (ぐっすり寝ている)
すごく、良いです!!
だけど・・・
あ~定額給付金が出なかったら・・・買いに行こうと思ったかな~~
結局、世帯主の口座に振り込まれるのかな。
勝毎の記事では消費消極派
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使い道は色々だわぁ。
寄付という使い方もある・・だけど
私は基本、使って消費拡大に協力する派ですね。
友人の喫茶店に立ち寄ると、散歩途中のオバサマ方、
女が3人寄れば、当然その話題♪
「うちは夫婦二人分だから、2万4千円。
大きな物を買える金額ではないから、
そのまま、家計費ね。贅沢費には使えないわ」
「孫が、なにやらゲームを買えって言っているのよ。
結局、孫のために使うのかしら。
自分のためになんて使えないのよ」
私は・・
「当然、全部私が家族3人分もらうつもりでいたのよ!!
なのに、夫も息子もそれぞれ、自分で使いたいって言うのよ(怒)
しぶしぶ、認めたけどネ。
私の分は、圧力鍋を3,980円のを買うのと、
夫の枕を買うわ。確か、8400円。
肩楽寝とかいう
ほら、その人に合わせて調整してくれるイージーオーダー枕よ♪」
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「え~っ!!自分のために使わないのぉ?」
「優しいのね!!」
「今回はね。
こういうことでもないと買ってあげる気にならなかったもの~。今、夫がしている枕は500円ぐらいの枕よ」
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「ん・・あなたの枕は?」
「私は、もう昨年の夏に買って、使っているから・・」
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そう、実は昨年のホコテンの時、睡眠障害に悩んでいた私は
「自慢の逸品」
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私の睡眠障害には効果は(謎)ですが、(寝付けない)
朝起きた時、首が痛くないのですッ♪ (ぐっすり寝ている)
すごく、良いです!!
だけど・・・
あ~定額給付金が出なかったら・・・買いに行こうと思ったかな~~
2009年3月4日(水)
捨てるには・・女3人
女の本音×11
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「大掃除をしても、片付かないって?」
「そうなのよ。捨てるに捨てきれないものが・・」
「盛大に、夫婦喧嘩をすると良いわよ!!
思い出の品なんか、捨ててやる!
あいつのものなんか、どうでもいい~っ!
子供を連れて出て行っても、次の家はどう小さい。
あれも要らない、これも無くてもいい、
そうしたら、家の中さっぱりよ。
お陰で、我が家は、すっかり片付いたわ♪」
地域のボランティア仲間のお母さん達と、
新年会の用意をしながらの、話です(ニヤ)
「あらぁ~
私はどう半分に分けるかで、悩んでしまったわ。
あれは、あっち。これは私。
悩んでいるうちに、どうでも良くなって、
怒りも収まってしまったわぁ」
「離婚するのって、結婚するよりも、エネルギー使うわよ!」
「・・・」
「あ~出来たわ。いい味だわ。
ちょっと、うちの旦那、娘の送迎あるから、
早くに帰るのよ。
先に、うちの旦那に出してくれる?」
「はい♪はい♪」
「・・・」私。
たしか、この間夫婦喧嘩したけど、
「あんたの荷物なんて大してないから、
さっさと荷物まとめて出て行って!!」と、言ったのは私だったなぁ。
やっぱり、我が家は片付かないな・・しばらくは。
「そうなのよ。捨てるに捨てきれないものが・・」
「盛大に、夫婦喧嘩をすると良いわよ!!
思い出の品なんか、捨ててやる!
あいつのものなんか、どうでもいい~っ!
子供を連れて出て行っても、次の家はどう小さい。
あれも要らない、これも無くてもいい、
そうしたら、家の中さっぱりよ。
お陰で、我が家は、すっかり片付いたわ♪」
地域のボランティア仲間のお母さん達と、
新年会の用意をしながらの、話です(ニヤ)
「あらぁ~
私はどう半分に分けるかで、悩んでしまったわ。
あれは、あっち。これは私。
悩んでいるうちに、どうでも良くなって、
怒りも収まってしまったわぁ」
「離婚するのって、結婚するよりも、エネルギー使うわよ!」
「・・・」
「あ~出来たわ。いい味だわ。
ちょっと、うちの旦那、娘の送迎あるから、
早くに帰るのよ。
先に、うちの旦那に出してくれる?」
「はい♪はい♪」
「・・・」私。
たしか、この間夫婦喧嘩したけど、
「あんたの荷物なんて大してないから、
さっさと荷物まとめて出て行って!!」と、言ったのは私だったなぁ。
やっぱり、我が家は片付かないな・・しばらくは。
2009年2月27日(金)
クリーニング店のカウンターで・・女3人
女の本音×11
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夜のスーパーの片隅の
クリーニング店のカウンター
お客様がいないのをいい事に、二人の女は世間話
お雛様のことから話は弾む
「昔って政略結婚よね。」
「それなりに幸せだったのではないかしら」
「結婚観、価値観が違うものね」
一番好きな人と添い遂げることが幸せなのか・・
老婦人が話しに加わった

・・・・・
結婚式で昔はよく言われた形容詞
一対の内裏雛のように・・
うつむきながら聞いていたよ
幸せになろうって、思いながら
一番好きな人と一緒に暮らしたら、私はダメになる
好きな人にすべてを捧げる・・・
その人のことだけ考えて、その人のために生きる
そしてその人が死んだら、私は生きていけない
だから、一番好きな人と結ばれなくても良いと思う
その人が亡くなったという事を、風の便りに聞いたわ
でも、一緒にいたわけではないから
生きていても、亡くなっていても
その人は私の中では、まだ生きている
その人が死ぬのは、私が死ぬ時よ
・・・・・・
老婦人は、明るく語った
私の目は潤んでいたに違いない
私は見知らぬ老婦人の手を両手できつく握った
柏原芳恵さんの、
「最愛」
クリーニング店のカウンター
お客様がいないのをいい事に、二人の女は世間話
お雛様のことから話は弾む
「昔って政略結婚よね。」
「それなりに幸せだったのではないかしら」
「結婚観、価値観が違うものね」
一番好きな人と添い遂げることが幸せなのか・・
老婦人が話しに加わった
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・・・・・
結婚式で昔はよく言われた形容詞
一対の内裏雛のように・・
うつむきながら聞いていたよ
幸せになろうって、思いながら
一番好きな人と一緒に暮らしたら、私はダメになる
好きな人にすべてを捧げる・・・
その人のことだけ考えて、その人のために生きる
そしてその人が死んだら、私は生きていけない
だから、一番好きな人と結ばれなくても良いと思う
その人が亡くなったという事を、風の便りに聞いたわ
でも、一緒にいたわけではないから
生きていても、亡くなっていても
その人は私の中では、まだ生きている
その人が死ぬのは、私が死ぬ時よ
・・・・・・
老婦人は、明るく語った
私の目は潤んでいたに違いない
私は見知らぬ老婦人の手を両手できつく握った
柏原芳恵さんの、
「最愛」