20121121(水)

ひぐまの手足を食らう!

食品×60

ひぐまの手足を食らう!

今日は、ヒグマを捌きながら、手足を食べて見ようか?と手足の皮膚?草鞋を綺麗に剥がし、水道水でジャブジャブと洗い毛や汚れを取り除き、厚めの鍋に入れて足首が隠れる位に水を入れて、コンロに架けコト、コトと中火で1時間位で、アクが若干出たので、すくい取り、塩を大さじ1入れて又、蓋をしてじっくり煮ました。

お客さんから、ヒグマの手はありますか?、どんな味?、左手?などと電話でのやり取り、でも私まだてべて無いから良く解らない?等と何時までも言ってられなくなり、それではまず、足から食うぞ・・と。

ヒグマがはちみつを食べたか?右手か左手で食べたか?、見てないし、熊の手は人間と指の位置が逆だから、右手も左手も、足も一緒の味と思うよ。

煮ること7時間チョイ、その間塩を3回に分けて入れ、香辛料や生姜とか、ニンニク等を入れると羆の味が隠れるので、味付は荒塩だけ、仕上げに長ネギだけ入れ、色合いをよくしたつもりが、煮えすぎて溶けかけてしまったよ。

画像
濃厚で綺麗な透明のスープの香りが癒され、味は抜群に美味い。

豚骨スープのようにギトギトはしていない、サラリとした出汁なのに透明で物凄く美味い、きっと熊の脂が美味いからではないだろうか?

赤肉は骨から箸で簡単に外れて味の方は熊の甘い脂が絡みマグロの頭を炭火で丸焼きして食べて時の味に似ている。

骨の周りの筋っぽい所は、豚足をかじっている様です。

草鞋のゼラチン質は体によさそうだがそれだけ食べると、脂が強くてクドイ。

スープがとても美味しいが、ネットで調べたら、ラーメンが一杯10万円、蕎麦が8万円と書いてあったが、私が食らった感じでは、ヒグマの希少価値を考慮しても、せいぜい3万円位かな?と思ったが、ラーメンには合うと思う、蕎麦の出汁には、私は蝦夷雷鳥の出汁の方に軍配を上げたい。






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狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

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