20131229(日)

天然記念物比内鶏を食べる


天然記念物比内鶏を食べる

メイン画像は今回の主人公「比内鶏の雄」(比内地鶏じゃありません)平成25年5月10日、種卵10個空輸してもらい、狩人農園で孵化させ、9個孵化しそのうち1羽足が奇形で処分、7日目で1羽逝った、無事7ヶ月成鳥に成りそのうち卵を産んでくれる雌は1羽のみ後の6羽は雄です。
種鶏として1羽残せば良いので残り食用?、もったいない気がします、クリスマスに隣町幕別の友人がウコッケーのF1を作りたいと言って婿に出しました。


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比内鶏の雌です、現在卵を1週間に4~5個産んでくれます。


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左の赤茶の卵はポリスブラウンの卵。
次の白に近い薄いベージュ色卵が天然記念物「比内鶏」の卵。
左から3番目のくすんだ青緑の卵が原種に近いアローカナの卵。
一番右端の明るいウグイス水色の卵が白色レグホンとアローカナ雄のF1の卵です、すべて狩人農園の放し飼い、平飼いの有精卵です。


比内地鶏は原種の比内鶏の雄と雌のロードアイランドレッドを掛け合わせた一代限りの雑種、「F1」を品種として固定したのが比内地鶏で、狩人農園の比内鶏は10年前に秋田県から他県に移動した天然記念物原種比内鶏を大事に種を守っている養鶏場様から種卵で高額購入した正規品です。
(現在は原種比内鶏やその卵を県外に持ち出し禁止の様です)

クリスマスにはアローカナのF1雄鶏を幕別の友人と2羽ずつ計4羽潰してご馳走さんしました。

狩人の蔵はクリスマスまで超急がしでエゾ鹿肉捌きと本州レストラン様向けに鹿肉や羆肉の荷造り発送と時間が無く、深形フライパンでロースト醤油とみりん砂糖のタレを掛けながらローストチキンで簡単に済ませてが、今回は本格的な燻製を作りました。


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羽根毛をムシリ、内臓を綺麗に処理、3リットルのソミール液を作り、この比内鶏丸ごとジッパー付きの袋に入れ24時間漬け込みました。

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ソミール液から出して、殺菌と肉の芯まで確り熱を通すように85℃の蒸気で30分蒸して加熱殺菌処理後風乾、表面の水分が消えた所で燻製庫へ。

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65℃で1時間ほどで確認、少し色付いてきました、ゆるい煙で長時間燻煙する事で渋みやイガミを無くし美味しく仕上げるコツです。

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6時間ほど燻煙して完成しました、蒸気で蒸した時余分な脂が落ちべた付かない良い仕上がりでした。

今日は狩人の蔵、看板のヒキチ工芸も仕事収め、従業員と美味しく食べて夕方解散に成りました。






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 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
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