野生鳥獣(20)


201134(金)

熊さんの脂で手足ツルツルに


熊さんの脂で手足ツルツルに

3年程前から弊店のパンフレットに載せて提供していた「ひぐまの脂」ですが、女性の方から熊さん怖い等と不評の「レッテル」をこの度、容器とレッテルのデザインを変えてみました。

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私は「ヒグマ脂」として男っぽく書いていましたが、以前に購入して頂いた「Chai」の女性編集スタッフがひぐまクリームとネーミングして使用している様で、そのまま私も優しい「くまさんのイメージ」に改めました、スタッフの皆さん有り難うございます。

さて、熊脂って?、何に使うの?、食べるの?等と疑問の方も多いと思います。

私、狩人も最近肉の試食?とB~の関係?ちょっと「メタボ」ぽくなってきましたが、じつは「ひぐま」さんも秋になると冬眠前に沢山のドングリ、コクワ、山ぶどう等でメタボになりますが、その内臓の周りに付く良質の脂です。

この脂を精製し、何度も濾紙に掛け不純物を抜き取った脂。

くまさんから外した脂は冷蔵庫に入れて置いても数日でカビが生えますが、加熱精製後、何度もろ過をすることで、不純物が除去されて、常温で数年置いてもカビや、酸化が起きない優れものです。

なに、なに、早く教えろって!!

では身近なところで、今の寒い季節、手はガサ付き、足のカガトも、ガサカサ、そこでこのひぐまクリームを擦り込むといつの間にかツルツルに。

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指先に少し浸け目的の場所に擦り込むと、すごく伸び、皮膚にスーと入り、数日続けると元々の若い肌が戻ってきます、臭いは、柔らかく嫌味は無いですね。

私、狩人が昨年冬に鶏の飲み水が凍らない様に投げ込みヒーターを使っていましたが、電源の切り忘れで、間違えて握ってしまった時、左手の平にジューと音がしてボールペン2本位並べた様な白く硬くピカピカに成り、急いで表で雪を握り、家に帰り氷水に手を浸し、その後水気を拭き「ひぐまクリーム」を塗って、薄い布手袋を履いて寝ました、翌朝水ぶくれも出来ず、4日程「ひぐまクリーム」を塗りましたが、焼け跡も出来ず、何も無かった様に綺麗な手の平が戻ってきましたよ。

ただ一つ、欠点と言えば、香料や添加物、凝固剤、ロウ等一切入れていませんので、気温の高い部屋や夏場では、完全液体になっていますので、冷蔵庫や冷凍庫に入れて置くと良いと思います、液体の状態でキャップを空ける時、傾いていると脂がこぼれる恐れあります、液体のまま使用しても肌には何も問題はない様です。

帯広市内では、競馬場敷地内「とかちむら産直市場」でも購入できますよ。

インターネットで熊脂を検索すると沢山見る事が出来ますが
どれも高価な物が多いのですが、私狩人が直接精製やデザイン、ラベル製作、貼り付け等全て自分で行う事で、ほぼ半分の価格で仕上がっております、是非お試し下さい。


この記事のURL2011-03-04 23:16:14

2010628(月)

私達の生活を支える人達 Vr.2


私達の生活を支える人達 Vr.2

私達の暮らしで毎日必要な水道水の水瓶、札内ダムと、生活に欠かせない電気の源、水力発電に必要な十勝ダム、等に必要な山間部、奥地に設置してある雨量計、地震計等の毎月の定期点検に、ヒグマ対策で作業員の護衛に6月21日~25日まで毎日就きました。

↑メイン画像は札内ダム上から、ダム下を見た画像です、今月はダム下の方から放水していました。

今月はヒグマの糞や、足跡が数箇所ありましたがヒグマとの遭遇は避けられました。

今回は、ヒグマとの戦いより、大自然の大きな力との戦いになりました。
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6月21日札内川上流、七の沢雨量計手前雪崩の跡、通路を塞いでおり、車を通れる様に左側のタイヤ部分を除雪すれば通れる様になりそうなので、皆でスコップを手に、除雪をしましたが、雪と言うよりも、雪が締まって氷に近く歯が立たず、私のチエーンソーで、筋切りをしてブロック状に更に切り目を入れスコップでお越し、除雪をして、通過できるようになりました。

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七の沢観測所手前500メートル地点で大きな雪崩の跡、今度は除雪は無理で機材を背おって徒歩で観測場へ向かい、観測所の周りも雪崩の跡、観測所は雪崩避けのコンクリートの壁が設置してあり無事でした。
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雨量観測所に到着すると、作業員達は、データの回収や機器の点検、調整、清掃等の仕事が待っています。
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帰り道雪崩などで雪解けが遅かった所に、食べごろのウドがあり1回食べる分の採取、今年最後のウドになりました。
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22日は戸蔦別川8号砂防ダムより徒歩で、札内川最上流雨量観測所、6号砂防雨量観測所、ピリカペタヌ雨量観測所等の点検。

23日は雨降りの中、地震計のデエター回収、機器点検で戸蔦別川等の地震観測所を廻り、午後終了時には雨も上がり、戸蔦橋近くで試し釣りをと思い竿を振って見たら、1投目で、44cmの虹鱒が飛びついて来ました、水も冷たく餌も少ないと見え細身の魚でした。
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24日は、十勝ダム関係の雨量観測所、トムラウシ山・オプタケシケ山・湯の滝・パンケキナウシ・富村牛二股等を廻り。

25日は、沼の原雨量観測所へ向かい、前回調査の、二ペソツ林道の倒木を林野担当区の許可を受けて林道を封鎖している倒木切断、撤去を1時間以上掛かり、撤去。
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無事、車両3台林道終点まで向かう事が出来ました。
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車を降りて、徒歩登山で沼の原雨量観測所へ着いたら、お昼でした。途中右手に二ペソツ山や遠く右後方に丸山が見えていました。
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帰りに、根曲竹の子を採って、幾ら標高が高いと言っても30度を越す気温の中、重たいライフル銃とリックに竹の子を背負っての下山は流石に疲れました。
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家に戻り取立ての竹の子を焼いてビールで疲れを癒しました。

今回程自然の力との闘いや、又、自然の恵みの有難さを実感しました。

7月のヒグマ対策も暑さとの戦いになりそうです。


この記事のURL2010-06-28 07:06:41

201067(月)

私達の生活を命がけで支える人達


私達の生活を命がけで支える人達

昨日に続き今日は、北方面に山間部の作業員のヒグマ人身事故防止対策、護衛任務に就きました。

↑メイン画像は糠平温泉方面に高圧6600Vの配電をしている糠平湖、南方山の上で、配電線修理中の電工さん、中央松の木奥に白く見えるのが糠平温泉街です。

今日は、北電サービスさんと黒石平発電所方面からの配電線の点検にヒグマ対策で同行しました、山間部の配電線やトンネル上等の車上で点検の出来ないヒグマが生息をしている様な山間部場所を巡視しました。
↓黒石平発電所方面
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糠平湖温泉方面↓
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今日はヒグマに、うまい具合に遭遇しませんでしたが、春の雪解けで地盤が緩んでいる所に強風雨と?思われる被害が出ており、高圧電線に直径30cm程の太さの松の木が倒れ高圧3電線に覆いかぶさり、第三次に繋がる事故箇所があり、さらに山頂方面でも木が覆いかぶさり、加熱により防護カバーが溶けた箇所が見つかり即、緊急工事となりました。↓
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北電帯広よりジェットタービンエンジン付き大型発電車を配備して、作業区間の電気を止め、温泉街には発電車より送電、北電配電グループ、北海電工、つうでん、ガードマン等の各会社さん等が緊急に糠平温泉街に集合して、緊急作業、無事夕方倒木撤去や障害箇所の修復作業を終える事が出来ました。

日常何気なく使っている電気、水道等を通常知りえない所や、大勢の人達に支えられ、なりったっています。

明日は、東方面足寄オンネトーに配電している高圧電線ケーブルの点検作業のヒグマ対策護衛、明後日は、南方面、皆さんが毎日飲んでいる水道水の水瓶、札内ダム関係の作業員ヒグマ人身事故防止の護衛任務に就きます。

一日でも止まると困る、日常生活の要、電気、水道など山間部での命がけの作業をしている人達にお世話になり、快適な日常生活があります、感謝です。


この記事のURL2010-06-07 23:05:02

201066(日)

ヒグマに襲撃され婦人死亡猟友会出動


ヒグマに襲撃され婦人死亡猟友会出動

6月5日午後4時5分頃帯広市広野町西2線21号北広野会館北側防風林内で山菜採りをしていた音更町の主婦66歳が、雌ヒグマと明け2歳と思われる仔熊2頭に遭遇、顔等を襲われ死亡したと見られる。

地元猟友会川西部会・北海道猟友会帯広支部事務局からの応援要請で6日早朝3時半現地集合で、帯広市猟友会4部会が、まだ朝靄が残る中、午前4時より3頭のヒグマを、警察、帯広市役所、農協職員等と打ち合わせ付近を捜索警戒に入りました。
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捜索の結果、現場より芽室方向、西5線の舗装道路を横断、小麦畑を横切り帯広川へ逃走の足跡があり、さらに芽室町方向に。
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親子熊3頭は、どんどん西へ移動、上美生街の北側800m付近で美生川に逃げ込だ後上流か?下流嵐山方面か?不明です。

私のヒグマ駆除の許可書は帯広市なので、隣接町村に逃げ込んだら、捕獲が出来ないので、行政の許可書発行の改善を求めたい。

せめて人身被害が出た時は十勝管内一円追跡捕獲の許可にぜひ改めてもらいたい。

せっかく苦労して追跡しても、自分の住んでいる行政区域外に逃げたら、駆除の出来ない許可なら意味がない。

現場の事をよく考えて、駆除許可基準を関係機関に早急に改めて頂きたい、と思っているのは「私、狩人」だけでしょうか?。

後2、3時間の追跡で3頭の親子ヒグマを発見射殺可能まで追い詰めていながら、残念です。

2回目の被害が出ない事を願っています。

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襲撃現場には直径40cm程の唐松やタモの幹に鋭い爪後のマーキングが数箇所あり、現場週周辺100㎡位一面に、背丈1メートル以上に伸びたコゴミの大きいシダが覆い茂っていました、糞の状態等から見て数日前から、その場所で親子ヒグマが居た様子でした。

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↑母熊の前足跡の巾から見、てメスでも中型以上大きいヒグマと思われます。
比較のタバコはロングなので10cmの長さです。

被害現場の遺体など私は確認していないので、砂賭け等を確認していませんが、ヒグマの習性から見て、1~2週間位の内に襲撃現場に戻る事もあるので、絶対に周辺の防風林には近付かない様に、又農作業をされている方も周囲を時々確認して作業に就いて下さい。


この記事のURL2010-06-06 21:02:43

2010215(月)

サンプルのお返し


サンプルのお返し

何時もお世話になっている帯広畜産大学様より、本日嬉しいプレゼントが届きました。

昨年暮れから、赤鹿と、エゾ鹿の交雑研究で、DNA検査研究をされている学生さんが居るらしく、捕獲したエゾ鹿肉のサンプルを30頭位ボランテイア提出をしていました。

本日助教授さんがお見えになり、6月末まで外国に行くそうで、昨日まで捕獲分のサンプルを受け取りに見え、サンプルの終了との事です。

お礼にと、「帯広畜産大学のオリジナルラベル」の高級十勝ワインを頂きました。

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数十年前にも帯広畜産大学の研究用にエゾ雷鳥の調査員の依頼を受けていた事が在り、数十羽の個体提出、巣や、雛の居る場所を案内した事が数年続けた事が在りました。


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この10cm丸のステーカーがその時、数枚頂いた物です。
大事に保管している物と、玄関、ジープ車等に貼っています。

当時オリジナルテレホンカードも頂いたのですが、今みたいに携帯電話が無く、ポケベルの時代で、ベルが鳴ると公衆電話に走り、テレカを使い切ってしまい、浅墓で悔やんでいます。

今回頂いたワインは地下室で数十年位い寝かせてから、昔こんな事があったな~・・・て、思いながら頂こうかなぁ・・・・。

それまで体持つんか?なんて思って居るのは誰ですか?・・・(笑)。


この記事のURL2010-02-15 20:45:48

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 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
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