野生鳥獣(20)


2009109(金)

今年もヒグマ処理からスタート


今年もヒグマ処理からスタート

平成21年狩猟も10月1日から解禁(エゾシカは10月24日から)になり、今年の狩人の蔵の仕事始めは大きなヒグマ解体処理から始まりました。

毎年エゾシカの解禁日が約24~5日後になり、そんな関係で羆の捕獲の方が先になりますが、ヒグマは1シーズンに1~3頭程度しか捕獲が出来ない貴重な資源です、この貴重な資源を有効に使い、無駄の無い利用をしていきたいです。

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大きい羆、重たいので息子2人や家族にお手伝いをしてもらい、処理場に搬入しました、孫も始めてのヒグマを見て途惑い顔で応援してくれましたよ~。

天井が抜けるかと思うくらい重たかったです。
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後30cm吊り上げは、天井に負担が掛かるので頭を床につけて、足のほうから皮剥ぎをしました。


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私の手の平は11cm、このオス「ヒグマ」の手の平は16cm、毛の端までは17cmありました、腕も太く、長い爪も鋭くえぐれています、この手で引っかかれたら、最後ですね(汗)

私もヒグマも「左手」ですよ。

息子2にお手伝いをしてもらい、深夜まで掛かり解体処理をし、何とか冷蔵庫に入りました。


今夜から骨抜きや、部位別処理に入ります。


この記事のURL2009-10-09 10:02:10

2009107(水)

エゾシカ対策で胆振支庁関係者様が視察に見えられました。


エゾシカ対策で胆振支庁関係者様が視察に見えられました。

北海道東部のエゾ鹿の増加は平成9年頃がピークで道東地区だけで20万頭の生息で、農業、林業、交通事故等の被害が膨大な額になり、北海道もエゾシカ対策に莫大な費用と思い切った対策に乗り出し、禁猟であったメス鹿の解禁やメス鹿の捕獲制限を、無制限などにして、1時減少傾向にありましたが、近年横ばい状態で、さらに西部(日高山脈の西側)地区も近年、固体数の増加により農作物や森林被害が深刻な状況となっているエゾシカ対策として、更なる被害防止とともに有効活用する観点から、北海道胆振支庁と関係町による「エゾシカ活用に向けた検討会議」を設置し、エゾシカ活用による産業化に向けた検討の一貫として、先進事例を把握するための視察にお見えになりました。

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処理場内の設備の概要、解体加工処理の体制等を聞き取り、デジカメに記録されていました。

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保健所許可書、関係官庁の許可や届けで書、を確認したり、エゾシカ活用事業概要、エゾシカ受入方法、年間処理量、年間販売量、格商品の主な販売先・販売状況等を聞き取り熱心にメモをしておりました。

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施設の増築で大方倉庫に移動した角ですが、少量残って、引っ掛けてある角を皆さんデジカメに収めていました。

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狩人の蔵の看板を撮影していた町職員もいました、本当は看板が本職なんです(笑)

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厚真町、鵡川町、安平町等に私の知人や従姉の職員が降り話も和やかに終わりました。

遠いところご苦労様でした、無事に胆振に戻られ、北海道の特産として全国に美味しい、エゾシカ肉を送り出して下さい。


この記事のURL2009-10-07 22:20:38

2009910(木)

林野庁調査で足寄町の滝や登山道へ


林野庁調査で足寄町の滝や登山道へ

7日と9日の2日間で林野庁職員と本別沢から入渓、幽仙峡を通ってウコタキヌプリ登山口へ、その後雨降りの中、オンネトー登山口や、野営場等を調査。

カネラン峠を抜け陸別、小利別を通って、釧北牧場境まで、その後、斗満方面へ。

北稜岳登山入り口の避難小屋まで、帯広に帰ったら車のメータが380kmも回っていました。
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8日疲れを取って、今朝早く足寄町芽登市街で林野庁職員と合流後、今度は美利別の滝を、終点クマネシリ岳登山口へ、今日は登山者が8時半70歳の方が1人、入山名簿に記載有りました。
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美利別本流林道終点まで業者の方が、グレイダーで林道を整地していました、次は南クマネシリ岳へ。

南クマネシリ登山口付近でランクルの屋根に上がって「熊の食料」マタタビを採取していた方がおりました、無事に帰宅できたかな~?

次は巨岩の滝の調査で、滝壺まで降りて、マイナスイオンやオゾンをたっぷり吸収し、疲れも和らいだような、気がしました。
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滝を出て間もなくエゾシカが林道に出ていましたが、私の車を見て「殺気」を感じたのかな~(笑)林内へ逃げ込みましたが、窓から1ショット。
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糠南ダムも雨続きなのか?、満水状態です、後1ヶ月もするとこのダムには渡り鳥の鴨、雁、白鳥などが羽を休めに毎年、沢山降りています。
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この記事のURL2009-09-10 00:34:50

200992(水)

市内にヒグマ?緊急出動


市内にヒグマ?緊急出動

本日16:45分帯広市内にヒグマによる農作物被害が出ているので、確認に行って下さいと、猟友会より依頼、直ぐ緊急出動準備、17:05現地到着、警察パトカー、市役所、作物所有者、学校関係者等が集まっていました。

道々線近くで皆さん仕事帰りと重なり、辺りは一時、物々しい状態でした。

私と市職員が足跡や食被害状況等確認、又、私の野生本能を発揮して鼻による確認などから判断した結論は?

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食被害の状況、スイトコーンを数日前から食害跡

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食害の様子から判断でヒグマでは無い様です。

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スイトコーン畑のビニールマルチの破れ具合や爪跡等からの
判断でこれは「アライグマ」の被害では?。

北キツネの被害?は畑にキツネ独特の臭線が感じられない事、キツネはこんなに起用に食害しない、等の総合判断で
ヒグマの緊急出動は幕引きに終わりました。


アライグマは、アメリカミンク等と同様「特定外来種」になります、環境省>自然環境局のHP等で詳しく記載されています。

http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/law.html
 
動物等は一度飼育すると、最後まで責任を持つこと、野生動物には餌を与えない等をみんなで守りましょう、ね・・・




この記事のURL2009-09-02 20:00:30

2009619(金)

今日のお客様


今日のお客様

狩人農園の小川に4月頃からマガモのカップルが時々降りて水草を啄ばんでいましたので、食パンの耳を小さくちぎって撒いてあげていたら、いつの間にか私を覚えてパンの耳をあげるたびに、「おいで、オイデ」と声をかけて与えた居たのですが、今日の朝農園の上5~6m位の高さを低空で飛んできたので、「おいで、オイデ」と声を掛けたら、農園の上を旋回して、「ホウレン草とインカのメザメ」の横に降りて来ました。

直ぐ農園休憩所の冷蔵庫からパンの耳を出して、撒いてあげたら「クレー、クレー?!、グエッ、グエッ」と二羽で食べていました。
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昼過ぎにも、カップルで農園の広場に降りて来ました。
オスは尻尾の上に3本のカールした飾り羽が有るので2歳以上と思われますが、雌は嘴が幼鳥の様な黒ずんだ部分があるので、昨年生まれた若鴨かも??(笑)。
オスが懐いてますが、彼女はチョト逃げ越でエサを食べています。

先週以前のブログは、検索で「帯広マップ→狩人の蔵→ブログ」で動画も含めて、色々見ることが出来ます、時間のある方は見てね。


この記事のURL2009-06-19 22:27:54

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 ABOUT
狩人
狩猟で得たエゾ鹿、羆「ひぐま」等の食肉処理場を保健所の許可を受けて営業しています、ひぐま肉やエゾ鹿肉は関東や関西の飲食店様にジビエのブームもあり長年同じお店からの依頼が多くなって居ます。最近はヒグマの脂や、ペットフードが良く、リピータの方が多くなり、ワンちゃん用のおしゃぶり角は超人気中。

ひぐま肉や、エゾシカ肉の缶詰なども人気が出ています。

性別
年齢60代以上
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
狩人の蔵
住所帯広市西20条南4丁目51-5
TEL0155-36-2738
営業08:00 - 17:00
時間外電話確認で深夜でもOK
定休土曜、日曜、祝日(電話確認で販売可能)
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