200921(日)

「大阪ハムレット」


「大阪ハムレット」

「生きるべきか死ぬべきかって、
    生きとったらそれでええやん」

「少年アシベ」「ここだけのふたり」などを画いている漫画家
森下裕美(もりした・ひろみ)の傑作
「大阪ハムレット」が映画化されました

「ここだけのふたり」は第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞
「大阪ハムレット」は
2006年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、
2007年に第11回手塚治虫文化賞短編賞を受賞しています

森下さんの描くキャラは 
三頭身のずんぐり可愛いキャラなのに腹黒かったり 
クールでシュールな設定が多い中
本作では 人が人らしく(笑)描かれています

本当に「人」らしくなので お目々キラキラでもなく
イケメンも美女も出てきません
どちらかと言うと「ぶっさいく」なキャラばかり
だからこそ
親しみと、可愛らしさの波が より一層溢れます

画像

物語は 大阪の下町にある 「久保家」のお話
原作では 個別のエピソードを 一家の出来事として再構成しています

・ある日 お父ちゃんが死んだ 
・「弟」と名乗るおっちゃんが家に来た
・老け顔の長男(中学生)は 年齢を偽って女子大生と付き合っている、その女性が教育実習でやって来た・・
・ヤンキーの次男は「ハムレット」という言葉を知り
シェイクスピアに興味を持つ、やがて自分の出生に疑問を抱く
・小学生の三男の夢は「将来 女の子になること」

様々な問題を抱えている「久保家」に
母親の妊娠と言う衝撃が・・・・

笑って 泣いて また 笑う 
生きる希望が 前向きな気持ちが 湧いてくる作品・・・

原作泣けました~~

そうです またも 帯広では上映予定無しなのです

でもね
何日か前の 勝毎に 掲載されていたので
遅れてやって来ることを期待してしまうのです
「西の魔女が死んだ」のときみたいに・・・・

関係者の方々 よろしくお願いします。 (^^ゞ



「大阪ハムレット」オフィシャル外部リンク






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