本のこと(19)


2009923(水)

元祖・さくらまや?(笑)


元祖・さくらまや?(笑)

「ガラスの仮面」
1980年発行の 第17巻・127ページ

傷心のあまり失踪中の 北島マヤが
とある保育園に住み込みとして働くという場面

園長先生のはからいで付けてもらった偽名が
「桜マヤ」

いや ただ それだけです・・・・(;´艸){ゴメンナサイ…



第一巻が発売されたのが 1976年(昭和51年)ですよ
実に33年もの年月を経ながら いまだ未完。
もうそろそろ完結方向かと思いきや 最新巻で意外な展開!
まだ 引っ張るかぁ ε-(´Д`;)ハァ...

しかし ファンは待ち続けるんだな~~これが


新刊が出るたびに 1巻から読みなおすもんだから
最初の方はもうカンペキ頭に入ってたりするんです
そらんじる事ができるくらい・・・・ふふふ

最終話 見たいような寂しいような・・・・
もはや レジェンドです



2009418(土)

ドラえもんとか 実際無理だろ


ドラえもんとか 実際無理だろ

何気に見つけた 
ちょっと いい 創作話
「ドラえもん・アフター」

中身は言いません・・・・よ(笑)

創作 ドラえもん外部リンク

長いけど 面白いです!


文字数稼ぎに おまけ  へへへ

メイン画像の本
「きのう何食べた?/よしながふみ」
「夜、海へ還るバス/森下裕美」

「きのう・・・」は美潮ちゃんに教えてもらいました。
ゲイのカップルの日常をたらたらと描いていますが、主人公が めっちゃ料理好きなのでほとんど料理の本です(笑)
しかも お惣菜なのですんごく身近で助かる料理ばかり。
でも、ヘタな料理本より絵と説明が解りやすくて重宝しそうです。
ここのレシピで作ってみようと目論んでいます。
作者は「西洋骨董洋菓子店(アンティーク)」「大奥」などを描いています(あっアンティークもゲイがらみだ~笑)
なお、美潮ちゃんとゲイは関係ありません(キッパリ)

「夜、海へ・・」は 深層心理に訴えるっていうか
ちょっと考えちゃう作品かな・・
上手く紹介できないので サイトよりコメント拝借します

「婚約をした。幸せへと真っ直ぐ進むはずだった。でも、心にひっかかる何かがある。「私は、男に抱かれる夢は見たことがない…。女性とSEXする夢ばかり見る…」「私は、レズかもしれない…」私の心の奥底にあるものを確かめたい…。婚約を棚上げし、かくして夏子の自分探し・恋人探しの物語が始まる」

男と女の 両極端な、それでいて ものすごく近いお話
昔は 興味本位で見たりしたかもだけど
今は もう自然なことで スーっと入ってくる話題になった気がします

高校時代 とっても気になって好きな女子って いたなぁ
なんて 思い出したりして・・・



2009225(水)

「りかさん」「からくりからくさ」


「りかさん」「からくりからくさ」

映画「西の魔女が死んだ」の原作者 
梨木香歩さんの 本
「からくりからくさ」「りかさん」(併録:ミケルの庭)のご紹介です
西の魔女が死んだ①
西の魔女が死んだ②


発行順でいくと「からくりからくさ」→「りかさん(+ミケル)」なんですが
時系列で行くと「りかさん」「からくりからくさ」「ミケル」になります
オムニバスですね

「りかさん」
主人公 「ようこ」は お友達が持っているお人形が欲しくて、
おばあちゃんから「なにか欲しいものはないの?」と訊かれて
「りかちゃん」と答えます
届いたお人形は 「りかさん」という黒髪の市松人形
目が点になるほど驚いた「ようこ」ですが
このお人形には不思議な力がありました
人と心を通わせる事が出来たり、古いお人形の苦しみや悲しみ、
背負っているものを「ようこ」に感じさせる(時にはヴィジョンで)事ができたのです
折しも 季節はひなまつり 自分の家のひな人形や
お友達の家に飾られたひな人形の想いを 
「ようこ」が 感じた時・・・・・
とても 素敵なファンタジィーです
私も「りかさん」が欲しくなりました

「からくりからくさ」
成長した「ようこ」は 亡くなったおばあちゃんの遺した家に 女友達3人と暮らすことになります
染め織物に心惹かれる 若い女性3人と 鍼灸師を目指す
アメリカ人の女性の 四人暮らし。
自然のもので糸を染め 機を織り暮らす彼女たち
穏やかな信念と 揺れる未来 垣間見える情念
ここでも 「りかさん」が、人形がからむ過去に
彼女たちを 導きます
縁と絆と 生命の連鎖 女というもの・・・・・
とても 心に染みる良い作品です

ミケルの庭は 2作読んだ後に読みます
また 違う 感動があります

ひなまつりを 前に ぜひ 



200921(日)

「大阪ハムレット」


「大阪ハムレット」

「生きるべきか死ぬべきかって、
    生きとったらそれでええやん」

「少年アシベ」「ここだけのふたり」などを画いている漫画家
森下裕美(もりした・ひろみ)の傑作
「大阪ハムレット」が映画化されました

「ここだけのふたり」は第21回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞
「大阪ハムレット」は
2006年に第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、
2007年に第11回手塚治虫文化賞短編賞を受賞しています

森下さんの描くキャラは 
三頭身のずんぐり可愛いキャラなのに腹黒かったり 
クールでシュールな設定が多い中
本作では 人が人らしく(笑)描かれています

本当に「人」らしくなので お目々キラキラでもなく
イケメンも美女も出てきません
どちらかと言うと「ぶっさいく」なキャラばかり
だからこそ
親しみと、可愛らしさの波が より一層溢れます

画像

物語は 大阪の下町にある 「久保家」のお話
原作では 個別のエピソードを 一家の出来事として再構成しています

・ある日 お父ちゃんが死んだ 
・「弟」と名乗るおっちゃんが家に来た
・老け顔の長男(中学生)は 年齢を偽って女子大生と付き合っている、その女性が教育実習でやって来た・・
・ヤンキーの次男は「ハムレット」という言葉を知り
シェイクスピアに興味を持つ、やがて自分の出生に疑問を抱く
・小学生の三男の夢は「将来 女の子になること」

様々な問題を抱えている「久保家」に
母親の妊娠と言う衝撃が・・・・

笑って 泣いて また 笑う 
生きる希望が 前向きな気持ちが 湧いてくる作品・・・

原作泣けました~~

そうです またも 帯広では上映予定無しなのです

でもね
何日か前の 勝毎に 掲載されていたので
遅れてやって来ることを期待してしまうのです
「西の魔女が死んだ」のときみたいに・・・・

関係者の方々 よろしくお願いします。 (^^ゞ



「大阪ハムレット」オフィシャル外部リンク



2009115(木)

おやじのおやつ


人生に疲れたら おやつの海に溺れよう

仕事の疲れを癒してくれる甘味。少年時代の懐かしいお菓子たち・・・・大人になった今だからこそ、堂々とたべようじゃないか。
おやじの、おやじによる、おやじのためのおやつガイド

       ~~ 文庫本 帯より ~~
おやじのおやつ

昨今「おやつ」は
女 子供の特権ではないですよね

特に ここ マイとかちでは
おやつ好きの男性が多くて 
皆さん それぞれコダワリもあって
ブログを拝見するのは 本当に楽しいです

家の相方も おやつ無しでは夜も日も明けぬ・・・
っていう 感じで日々を過ごしております ^m^

まさに そんなおやじのための本です
女性より男性のほうが おやつ(甘い物)に対して
多少の後ろめたさがある(あった)ようで
その気持ちを解放して 堂々と食べよう!
という コンセプトで書かれております
(そんな大げさなもんではないが)

子供の頃 お小遣いで買った 駄菓子
運動会や遠足の 予算内で選んだ お菓子
学校帰りに(こっそり)買い食いした お菓子
お中元やお歳暮で家にやってきた 高級菓子

などなど・・・思い出しながら
「あ~~あったあった 食べた食べた」
「これ 食べたかった~」
「う~ん これ 知らないなぁ」
と サクサク読めちゃう カタログ形式の本です

おばさんも 安心して(笑)読めます

東京中心なので 少し偏っている感はありますが
似たようなお菓子って 各地にあるのでは・・・
自分の記憶を織り交ぜながら 読んでみて下さい

お菓子王国 十勝には
独自のおやつの歴史本みたいなのって無いのかな~?

チョコ・飴・ガム・清涼飲料水などの
ミニ・クロニクルも載っています 懐かしい~~


もう一冊 面白かった本です

画像

「調味料を使うのがおもしろくなる本 」

つゆ類 たれ類 ドレッシング類 香辛料・・
一種類じゃなく 混ぜて使うのが大好きな私
常に 冷蔵庫や 食品ストック棚が
      すごいことになってる~~(>_<)
でも やめられな~~い!

えっ これとこれ? ほんと?~~な組み合わせから
うんうん 私もやっとるよ!~~な組み合わせ
あっ そうなんだ~やってみよ~なものまで
これまた サクサク読めて
キッチンに常備しておくと お役に立ちそうな本です


肩のこらない ライトな文庫本
2冊 ご紹介しました 
よろしければ パラパラとご覧くださいね



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