我が家は、
すき焼きの頻度が相当高い。

なぜか・・・。

簡単だから。（え～～～！！！）

私は、子供の頃、
すき焼きになんの魅力も感じなかった。
それは、すき焼きの肉が牛ではなく、
豚だったというコトとは、
何の関係もござらん。（武士？）

肉とは・・・。

肉とは・・・。

焼いてこそ、
王道だと子供心に思っていた。（変な子供）

貴重なお肉ちゃんを、
「煮る」だと～～～。ワナワナ

厚切りの豚肉（ロース）を、
これはビフテキだと信じて疑わなかった
あの純真無垢だった子供時代。

どこぞのお姉ちゃんが、
網タイツをはいたかのような
お使い物のハム・・・。

その網タイツを、
「あんたは変態か」って勢いで引きちぎり、
コッソリ焼いて食べたあの頃・・・。
（エクスタシィ・・・違～う！ノスタルジィ・・・）

おっと、話が逸れてしまった。
（ソ～リ～、ソ～リ～、髭ソ～リ～。古）

そう・・・。

うちの亡き父が、
プライドを捨て、
赤ちゃん言葉で、
母におねだりしていたすき焼き。

あの頃は、
「あんたは、すき焼き・好き男か！！！」と
心の中で思っていたが、
今では私がすき焼き・好きろさんになってしまった。

かたじけない。（だから、武士？）

そんなわけで（どんな？）
我が家は、
今夜もすき焼きです。


「なんのオチもなくて・・・

　申し訳ないと思っている。」

（ジャック・バウアー風）