最近、
めちゃめちゃ朝が弱い。

いくら、携帯電話の目覚ましを
スヌーズ設定にしてても
起きられない。

どうやら無意識のうちに
スヌーズ設定を
解除しているらしい。

（器用である。ホメるとこではない）


今朝も7時に起きるはずが
気持ちよく目が覚めたら
なんと9時３０分。


「え～～～～～～～！！！！！」

（人間失格である）

まず、
朝起きた時に、
「あ～・・・良く寝た！！！」と感じたら
「アウト」というパターンが多い。


以前は、
大事なイベントなどがある時は、
うちのお掃除マスターに頼んでいたが、
今となってはまったくあてにならない。

昔は電波時計より鋭く、
目覚まし時計いらず、
本能で起きていた
サバンナのような母。

（どんな？）

今や、ただのお寝坊マスターに降格である。


はるか昔、
今は亡き父が汽車に乗ってたころ、
母は重大な寝坊をしでかした。

起きた時はもう、
当時あった広尾線の
貨物車が発車している時間。

父はとりあえず、
そこらへんにあったモモヒキをはいて
帯広駅に向って走る。走る。走る。

その時の顔はあまりに怖くて想像したくない。

帯広駅に着いたはいいが、
当然、そこに汽車はない。


（なぜ、帯広駅に走ったのか・・・アタックチャ～ンス）


次の駅に走る。走る。走る。

真冬なのに、
上がV字の白シャツ（肌着）の上に直にジャンパー、
下はももひきのままである。

もう格好なんてどうでも良かった。

いっそ、裸のほうが
「切羽詰まった感」が出て効果的だったかもね。

しかし、それでは「ストリーキング」で逮捕である。

タクシーに乗って汽車を追いかけ、
ようやく汽車に乗ったものの、
その格好じゃ仕事にならない。

まわりの人もあまりに気の毒で
父にかける言葉もなかったろうに・・・。


母はその恐怖の朝以来、
しばらくの間、
父が出かける２時間前に起き、
正座しながら船を漕いでいたらしい。

（うちの家族はマンガ一家か）



というわけで、
明日、３月５日（水）のティーグル、
テーマは「寝坊」

皆さんからのメッセージは、
メールアドレス　t@t-gv.com
または、HPのメッセージフォームからもお待ちしています。