昨日
「花婿の母」となるＩさんが
着物を着るので襟剃りも含まれている
「ベルサイユの薔薇コース」をしてくださいました。

初めてお会いしたのに
「初めて会ったようじゃないでしょ！！」とＩさん。


脳梗塞をしたお姑さんの面倒を見ているようです。

お仕事にしようと介護福祉士の資格を取り、ケースワーカーの資格まで取ったそうですが
「私が家にいないと義母が不安がるので」とお務めはしていなそうです。

その時の知識が脳こうそくで倒れたお姑さんを救うことになったそうです。

一昨日の勝毎新聞に載っていた
「新薬　　ｔ－ＰＡ」がまだ余り知られていない時
担当の先生にお願いできないか打診したとのことです


リスクはありますと言われたけれど
先生の家族がその場合どうするのか？
と聞いたら
「私は　　やります」と言ったので
その治療を希望したということです。

脳梗塞を起こして　３時間以内にしなきゃいけない治療だったので大変なことだった・・・・・と

治療の結果　　後遺症もなく元気になり
ディサービスにいっているとか・・・


そのお義母さんに
これがとってもユーモラスで笑いました。

Ｉさんはトールぺイントをしているので
絵を描くことは大好きなので
お義母さんの手の爪にアートネイルをしてあげるそうです。

春は　桜の花を
夏は　　花火を
秋は　　紅葉を
冬は　　雪だるまを
この雪だるまで大笑いをしましたよ！！

お義母さんはとってもおしゃれな方で
「脳こうそくで倒れる８３歳までブラジャーをしていたんですよ！！」って　

これも驚きでしたね！

現代　８６歳になるそうですが
「ディサービスに行くと大好きなお兄さんもいるし
ネイルもみんなに褒められるし　　行くのを喜んでいるんです」って。

少し認知症になっているようですが
お化粧をしてあげたり、ネイルをしてあげたりして
女性としての部分を尊重してあげて感心しました。

「でも　なんでも手を貸しては
出来ることもできなくなってしまうので
きつい事も言うんですよ！！」

やはりその道のお勉強をして資格を取得しているから
介護してもらう立場にも
反対の立場にもなれるんですね

それに　　何よりもお義母さんに対する愛情がそのようにできるですね。

「これからどのように進展していくかはわからないけど
受け止めていくしかないわ」と
笑っていました。

とってもいいお話をお聞きしお勉強になりました。

とてもいい出会いをありがとうございました。