先日、　
２６日と２７日にお式という２カップルが
「ブライダル　ペアコース」にいらしてくださいました。

最近、新郎さまがお優しい方が多く
その分、おとなしいと感じていましたが

この２カップルの新郎さまは
男っぽく、グイグイと引っ張ってくださる
頼もしさを感じるおふた方でした。

夕方おとづれた
さとうたろうさんという新郎さまは
スキンヘッドにメガネと
とても親しみやすい風貌で
すぐに溶け込んでお話をしてくださいました。

そう～～　　お話をして教えるのがお仕事の
更別の教員さんでした。

ちょっと体調を崩して休職しているときに書いたという

「たろうのおくりもの」

という　絵本の著作者　でもありました。

「その絵本を読んで感動して
お手紙を書いて出したのが出会です」という新婦さま

私も藤丸にしか置いていないという本を
早速　求めてきました。

探してもなかなか見つけられず
店員さんにお聞きしましたら
彼女も　なかなか見つけられず…
ちょっとして
「ああ～～　　更別の先生が書いたほん???」
「そうそう　　それです！！」

「一人でも多くの子供たちに読んでほしいから
幼稚園とか託児所とか　子供たちの目に触れるところに置いてほしい！！」

とお話していました。

私も読んで
新婦さまの　「こんなやさしい本を書ける人はどんな人なんだろう」
という気持ちが手に取るようにわかりました。

何度も　何度も　読んでも奥の深い本です。
今失われそうになっている大事な心がテーマの絵本かな～～

仲間外れになったり、いじめにあったり
もがき苦しんで　心を閉ざしている子に
やさしい手を差し伸べている愛情のあるお話です

そして、縦の社会になっている昨今を
横の社会になってほしいという願いを込めた絵本かと思います。

どうぞ、機会がありましたら
皆さんも読んでください。　そしてお子様に読んであげてくださいね



絵も　文の字も　全てさとうさんの手書きで
あたたかさと　愛情が
伝わってきます


このお花のように　お二方のカップルが
あたたかく　お幸せなスタートを
切られることを祈っています